最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

医の原点

2005-11-14 16:30:05 | Weblog
医の原点

‘医の原点’
話を聞いてあげる
同情してあげる
慰めてあげる

昨日13日日曜日、恩師の田端先生(スタディーグループGO会代表)が母校の臨床教授に就任され、就任講演とパーティーに参加した。
GO会は、昨日で185回にも及ぶもので、毎回、根管治療(根の治療)や歯周病、咬合(噛み合せ)、インプラント、矯正、審美治療とテーマを決めて毎月一度日曜日に研修を行っている歯科医の勉強会である。毎月一度で年12回、10年で120回、つまり15年以上にわたり、田端先生は、若い歯科医や経験の浅い歯科医に‘歯科医とは本質’を踏まえて、医療や経験を講義、教授されてきた。
昨日の、講演の中にいくつもの素晴しいお言葉があったが、その中でも‘医の原点’は心に沁みた。いろいろな意見も(反対や異論もあるだろうが)あると思うが、一つの本質をついていると私は思う。
前座で、私は‘海外研修から学ぶ’と題して、座長 片山伊九衛門教授の下、私の海外研修や学会での報告まぜてインプラント治療について1時間講演させて頂いた。

で、11日金曜日は、重度の歯周病の患者さんでの大きな手術だった。10時から下アゴの8本の歯槽膿漏の歯を全て一度に抜いて、骨形成後、即時に8本のインプラントを埋入。午後2時~型取り4時には仮歯を入れる「抜歯即時埋入即時加重」という手術方法を選択してご理解を頂き行なった。スタッフも含め、スタバのコーヒー(缶コーヒーではあまりにも寂しい)だけで、朝から夕方まで、ただ、充実した一日でした。九州(大分県)練馬、三ノ輪から3名の先生の見学の先生に見守られながら、麻酔医岡本、執刀医私、アシスタント井上医師&衛生士鈴木と前里の5名での手術でした。
翌日12日土曜日、患者さんに「痛みもなく、有難うございました。」と言われ、ホッと一安心。で、直ちに講演の準備(最終チェック!)で、横浜に向かいました。鶴見学園での講演は17時からで、懇親会が終って家に着いたのは23時を回っていました。13日日曜日は6時に起きて(年取ると早起きで)、頭を今日の講演に切り替え、、、、、

ホント、充実し過ぎて、、、。衛生士募集!!!!!!してます。ヤル気のある衛生士の皆さん!助けてください !