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インテリアコーディネーターのブログ。
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3月1日 いい湯 ☆ i-U

2006-03-01 | インテリア/建築
1月23日のブログ
で少しだけ取り上げたNationalの新しいユニットバス 「i-U」。

お時間があれば、下のアドレスをクリックしてください。
http://national.jp/sumai/bathroom/i-u/index.html

どうでした?
ページのデザインもバスルームの印象にピッタリ合うスタイリッシュな構成に仕上がっていますが、その内容の読みやすさに感服しました。

特に興味深いのが
「床の考え方を変えてみる」と題されたくだり。

まず[] では、その表面形状の説明がされています。

「ユニットバスの床は、乾きが悪い。」という欠点を解消するため、床に深い溝を彫ることが考えられました。現在では、当たり前のように各社とも商品展開をしています。

この深い溝。これはとても画期的で、TOTOの開発談によると、ある一人の社員が入浴中に床を眺めていた時のこと・・・。小さな水滴が集まり大きくなることによって、水が排水口に流れていくことに気付きます。

この現象を人工的に作ってやれば、瞬時に乾燥できるのではないか?
そうして、床にいくつもの目地が刻まれ、現在の床が世に出るようになったそうです。

ところが、今では常識になったこの床の形状を、真っ向から否定するかのようなフラットな床を搭載したのが今回発売されたi-U。

これが、どのように短時間乾燥を生み出すのかは、是非とも直接お話をうかがいたいところですが、何しろ見た目が美しい。
現代に愛される引くこと、省くことで完成するマイナスのデザインを見事に叶えています。

しかも、余計な溝がない。ということはお手入れだってラクラクなのです。

つづいてその[]をクリックすると、“ぴょ~ん”と現れるのが「すのこ」です。

その[1]に登場したモルタルのような無機質な床もステキですが、すのこを敷くことで、きっと誰からも愛される商品になったのではないでしょうか。
これをプラスすることにより、広いターゲットに向けて展開することが可能になったような気がします。

次々に発表される新しい商品たち。
No.1を見つけるのは、とても難しいことだと思います。
とはいえ、絶えることなく出てくる新しい発想に出会えることは、ただ単純に楽しくもあり、嬉しい出来事のひとつです。