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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

5月21日 ベジさめ

2009-05-21 | その他
5月11日、エースコックより新発売のベジさめ。
テレビや紙面などで目にすることも少なくありません。
私はすっかりはまってしまいまして、昨日、コンビニに並ぶそれを買い占めてしまいました(笑)。
そもそも、初めて手にした理由は、新商品どうのこうのというより、「トマト」に目が留まったんです。トマトは老化防止効果(免疫力を高める抗酸化作用のある「リコピン」、肌荒れや老化を防ぐ「ベータカロチン」がたっぷり含まれています。)があるそうです。それを聞いて以来、実は毎日トマトを食べているのですが(笑)、まぁ、若返り効果はともかく、旬の野菜はおいしいですよね。
夏野菜といえば、トマト、キュウリ、ナス・・・を思い浮かべますが、それらは共通して、体のほてりを冷やし喉を潤す作用があります。ビタミンCが豊富なのも美白には欠かせない要素の一つです。
「トマト」だから購入した初☆ベジさめ☆でしたが、めちゃくちゃおいしい♪
トマト好きにはたまらんものでした。トマト中玉(=約86g)約1/2個分が練り込まれている赤い春雨に、トマトをふんだんに使用し、ローストオニオンやガーリック、バジルなどの香辛野菜、隠し味のチェダーチーズを溶け込ませた、旨み、甘み、酸味の調和が取れた風味豊かなスープ(=エースコック ホームページより)。
もともと、お味噌汁やシチュウ、スープなど、和・洋・中問わず汁物が大好きな私は、実はあんまり具は必要無いのですが、トマトが練りこまれた春雨は全くスープの邪魔にならず、とってもおいしいです☆
トマト好きさんにはおすすめ。

ブロッコリーバージョンは、これからいただきます♪

エースコックのホームページはこちら
http://harusame.info/vegefarm/

ほめられサロン

2009-05-15 | ひとりごと

話題の「ほめられサロン」にブログパーツができたというから貼り付けてみました。
いや、実際のところは今朝のめざましテレビで取り上げられていたから。
そっか。めざましでも取り上げられる程なら、ブログで取り上げるのもアリかな?なんて。



名前やニックネームを入れて、性別・職種を選択すると「ほめられたいですか?」という質問が浮かびあがります。点滅する「はい」というボタンをクリックすると・・・
とにかくほめまくってくれます。
ほめられることが大好きな私でさえも、数秒でうんざりするくらい・・・(笑)。
この「ほめられサロン」、一日10万件以上のアクセスがあるそうです。
人材教育には、「ほめて伸びるタイプ」「けなされて伸びるタイプ」を見極める必要がある。なんてことが言われますが、本当にそうかな?と思ってしまいます。

きっとみんな、ほめられたいですよね?!

5月14日 R+ アールプラス

2009-05-14 | インテリア/建築
世間は空前のエコブームですが、(何か間違っていないか?)と疑問を抱くことはないでしょうか?
リサイクル率の向上のために逆に石油資源を浪費するというペットボトルの問題、巷に無意味に溢れるエコバックなどなど・・・、エコに対する取り組みはある一面だけをクローズアップされることが多く、本末転倒な結果を招いていることも少なくありません。

そんな中、今日ご紹介したいのはコイズミ照明の春の新商品「R+ アールプラス」。これは、エコをまた違った側面から考えた環境配慮商品。
照明業界で、エコと言えば「LED」や「蛍光灯」の普及がスタンダードですが、ランプを作らない器具メーカー コイズミ照明ならではの発想。ランプではなく、器具そのものに着目し、リサイクルガラスを採用した環境配慮のあかりです。

現在日本国内では、多くのランプ類は埋め立て処分されています。年間に廃棄される蛍光管は約4億本!これには恐らく家庭から廃棄されるものがカウントされていませんから、実際にはもっとたくさんの廃棄がなされていることが想像できます。
そこでコイズミ照明は、このランプに着目。
水銀を含んだ廃蛍光管(主にFL、FCL、FPL等)を安全処理し、粉砕し水銀を無害化したガラスカレット(=リサイクルガラス)を採用。環境にやさしいあかりが出来上がりました。
注目したいのはそのデザイン。
廃棄されたランプが新しいあかりへ生まれ変わるというメッセージが込められたこのシリーズは、「白熱ランプ」をモチーフに親しみあるフォルムが印象的です。
 
クリプトン球モチーフとレフ球モチーフの2デザイン。写真ではマットな乳白色に見えますが、実際は消しガラスのような表情。通常の透明ガラスと比較して少し緑がかった色をしています。「リサイクルガラスのため細かい泡が入ります」という注意書も、かえってご愛嬌。これが独特の表情を醸し出して、とても素敵でした。なんでも、薬品を加え泡を減らすことも可能なそうですが、添加することで環境素材としての意味が無くなってしまうと考え、素材をそのまま活かしているだとか。
基本コンセプトがブレていないことにも、好感が持てますよね。

私のツボにピタリとはまったとてもキュートな商品。
エコに対してこんな考え方もあるんだなぁ。と気付くことができます。
自信を持っておすすめしたい一品です。

 

 

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5月9日 綿業会館

2009-05-09 | イベントレポート
去る4月24日(金)、INAX大阪ショールームにて行われた春の新商品発表会とあわせて企画されたイベント「綿業会館見学会」にお邪魔してきました。
綿業会館といえば、大阪のみならず、日本を代表する近代名建築として有名です。もちろん国指定重要文化財で、2007年には近代化産業遺産に認定されており、建築・インテリア業界関係者の間では幾度となく見学会が開催されています。私も以前から耳にする機会はありましたが、会員制のクラブで普段はなかなか入ることの出来ない施設である為、実際に訪れる機会には恵まれませんでした。
ついに、足を踏み入れる日がやって来たかぁ!!!・・・という感じです。

さて、綿業会館は、昭和6(1931)年12月、日本綿業倶楽部の建物として竣工し、翌年1月1日に開館しました。その建築費用は、東洋紡績の専務取締役・岡常夫氏の遺産100万円と、綿業関係者からの寄付金50万円を合わせて150万円。現在の貨幣価値に換算すると約75億円!!!立派なのも頷けます。ちなみに、同時期に大阪城天守閣が大阪市民の寄付金で再建されていますが、この建築費用が47万円(=約24億円)。つまり綿業会館は大阪城天守閣の3倍以上の費用がかけられているというわけです。

設計は渡辺節氏(=建築家。残念ながら2007年2月28日に閉店した近鉄百貨店京都店の設計もされています)、ヘッドドラフトマン(ドラフトマン=基本設計をまとめる設計者と区別し、図面引き作業が専門で、おもに基本設計以降の各種詳細図などを書く人のことをいう)には、当時渡辺氏の事務所に居た村野藤吾氏(関西大学、甲南女子大学の他数々の名立たる建築物を世に送り出した日本を代表する建築家の一人)が参画しました。各部屋のスタイルを変えたのは、世界各国の来賓や会員の好みに応じて、好きな部屋を選んでもらいたいという渡辺氏ならではの配慮によるものだそうです。
それではその素晴らしい建築をご紹介しましょう。
まずは玄関ホールから。
  
こちらは、イタリア ルネサンス式。

次に本館3Fにある「談話室」。
 
こちらは、イギリス ルネサンス初期のジャコビアン・スタイルで吹き抜けの天井となっており、綿業会館の中でも最も豪華絢爛で素晴らしいと評される部屋です。映画やドラマの撮影などにも良く使われます。そういえば、見覚えのある風景ですよね。

とくに目を惹いたのが、壁面にあるタイルタペストリー。これは京都・泉涌寺の窯場で焼かれた約1,000枚の清水焼窯変タイルなのだそうです。なんでも、助手を使わずに渡辺氏ひとりでこつこつと仕上げたそうです。

タイルに近づくとこんな感じ。
空間全体を眺めると、実にしっくりとおさまっています。

同じく本館3F「特別室」。
こちらは、こじんまりとした空間。戦前は皇室ご用達の部屋だったそうで、別名「貴賓室」とも呼ばれています。長いあいだ「開かずの間」とされていたそうで、貴重な体験をさせて頂きました。

窓や壁が直線的なのに対して、天井・家具などは曲線で組み合わせるというクイーン・アン・スタイルです。
 
当時から使われているカーペットは、現在も深く美しい赤い色が印象的でした。
こちらと隣接する通称「鏡の間」の「会議室」は、対面する壁面に鏡を配し、どこまでも空間が続いているような印象を与えます。
 
洋式はフランス アンピールスタイル。
ドアまわりには木目調の大理石を利用したり、床材にアンモナイト化石の入った天然石を利用するなど、どの部分も手を抜かない仕上げです。

綿業会館は、洋式ばかりではありません。
①将来の本格的な冷暖房の普及を予想してダクト径を太くして建物に内蔵させたこと。②当時からすでに井戸水による冷風送気を行い、地下室に冷暖房設備のスペースを残したことなど、機能面での工夫も見られます。
また、外壁は熱に強いタイルを、各部屋の窓にはフランス製の鋼鉄ワイヤー入り耐火ガラスを使用していたため、戦火をまぬがれることができました。
この建物が現在も多くの人に愛され、見る人の心を動かすのは、①見た目=設計デザインの美しさ②来賓や会員、利用者への配慮③機能面の充実④建物自体の安全性の確立など、どの面からも抜けのない配慮と建物自体が生きた歴史がより一層の奥深さと美しさを生み出しているからではないでしょうか。
京町家に心を奪われる感覚と似ているのかも知れませんね。
建築に携わる者としても、人としても、歴史を重ねた建物から学ぶものがたくさんあることを、改めて感じる一日となりました。

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