Advance

インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

里親募集中

2010-05-30 | その他
解体現場に居た子ねこです。
猫好きで心優しい宮が放っておくことができず、連れて帰って来てしまいました。
残念ながら、私はねこアレルギーで飼うことができません。

その他の社員たちも、住宅の事情などで、飼うことができません。
しばらくは、宮が責任を持って育てます。

もしもご興味を持ってくださった方は、ハチセにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。


詳しくは、ハチセホームページをご覧ください。
http://www.toushi-hachise.jp/neko/neko.html


※6月3日、全てのこねこ達に里親が見つかりました。ご協力、ありがとうございました。

5月29日 シェアハウス

2010-05-29 | インテリア/建築
ハチセが次に手掛け始めた京町家の活用方法「シェアハウス」。
「シェアハウス」は、「ゲストハウス」とも言われるそうですが、簡単に言うと「間借り」のようなもの。
キッチン、トイレ、洗面、浴室などは、共用で使い、プライベートルームが数室。
1件の家に、数人が暮らす住宅です。

ハチセで計画中のものを例に出して説明すると、
プライベートルームが6室、共用スペースとしてダイニングやリビング、インナーテラスやバーベキューも楽しめる中庭、それから大きなルーフデッキが気持ち良い京町家です。
私たちはこれを「共」に暮らす「町家」=「共町家(きょうまちや)」としてプロジェクトをスタートさせました。
そして、2010年5月27日、シェアハウスサイトもオープンしています。

私たちがつくろうとしている「共町家」は、不便を我慢して暮らすローコストな居住空間ではなく、一人暮らしでは叶わない住居としてのクオリティの高さを持った京都ならではの建物、京町家。

特に私が面白いなぁ。と思うのは、そこに存在する新しい人間関係です。
親、兄弟、姉妹、夫婦でもなく、友人でもなければ恋人でもない、だけれども他人ではない・・・これもある意味家族。

寂しい時は、リビングでわいわい。
真っ暗な部屋に一人帰るわけでもない、「ただいま」といえば「おかえり」という返事のある暮らし。ご飯だって一人で食べるより、二人、二人よりも三人の方がきっとおいしい。
一人になりたい時には、部屋に閉じこもればいい。

病気の時に、心配してくれる誰かが居る。
心配してあげられる人が居る。

もしかしたら、すごく都合の良い人間関係なのかも知れない。
でも、考え方によっては、希薄になりがちな人間関係、お隣さんを知らないマンションでの一人暮らしより、心豊かに過ごせるかも知れない。

ひとと暮らすのだから、守らなければならないルールもある。
時には、面倒なことも、煩わしいことも、
楽しいことや嬉しいことと同じ分だけあるかも知れない。

でも、それが「シェアハウス」の醍醐味なのだと思う。

「女性の意見が聞きたい」と言われ、なんだか良くわからないままに参加した会議の後、現場管理を担当することになりました。メンバーの一人として、そこに参加しつつも、日々その魅力に引き込まれてしまっています。

詳しくは、ホームページをご覧下さい。
http://www.hachise.jp/share/index.html

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5月28日 くつろぎの照明は睡魔を誘う

2010-05-28 | インテリア/建築
-照明環境が良い眠りをつくる。
ということは、これまで何度も参加した照明に関するセミナーの中で学んだことの一つではありますが、「人は暗くなったら眠たくなる」という習性を改めて感じています。

我が家は、Panasonic電工が提案するところの「シンフォニーライティング=複数のあかりを目的に合わせて配置し、切り替える手法」を取り入れた照明計画をしました。
この言葉は、今年のカタログから登場したようなので、計画当時は、「適所適光」、「一室複数灯」といったところでしょうか?
これに加え、高木英敏さんに「どこ照らしとんねん!」と言われないように慎重に計画した結果、こんな感じになりました。


部屋の外周に2灯ずつ。
それから、左端の収納の前に1灯、全5ヶ所がダウンライト。
グレイの少し大きめに表示したものが、天井面にも配光できるシーリングライト。リモコン操作で20%まで照度を絞ることができます。
キッチンにはスポットライトが1つ。
ダイニングテーブルに並ぶ3つの灯りだまりはダイクロイックハロゲンランプが煌くガラス製のペンダント。調光器で調光できます。
図面右上、テレビの横に居るのは、スタンドライト。本当はここにもダウンライトを配置したかったのだけれど、会ったことも無い高木さんの顔がチラつき、断念。
数個のナツメ球が器具の切れ目からほのかに灯るスタンドライトは、確かにダウンライトより素敵だけれど。

きっとご想像されたように、全ての照明を100%点灯させても、お世辞にも明るい空間ではありません。それは昼間の方が厄介で、外が明るい分、面で光らない照明器具たちは、全く意味を成しません・・・。

とりあえず、昼間のことは置いておいて、夜のお話しをしましょう。

帰宅後、一番にすることが料理。この時はここの照明を灯します。

恐らく、我が家が一番明るい時間です。

料理が完成すると、こうなります。

これが食事中の灯り。
ちょっと雰囲気の良いレストランの照明環境と似たような感じ。
食事には、良いですが、読み書きにはサイアクです。
(レストランじゃないんだから、ダイニングテーブルは、食事をするだけのスペースじゃないんだけどねぇ。)

食事が終わるとこうなります。

2ヶ所のダウンライトと、シーリングライトを20%まで絞ります。
この時、シーリングライトは直下への配光はほとんどなく、天井面だけを柔らかに照らします。

そして更に・・・

時にはこうなり、

時にはこんな風にもなり、

そして究極は、こうなります。
これにノラ・ジョーンズのCDをプラスすれば、眠るまでに1秒も必要ありません。

ここで考えなければならないのは、くつろぎ空間を演出する照明環境をどの様に整えるべきか?!と、いうこと。
確かに、照明環境が後押しして、ゆったりと心地良いくつろぎを与えてくれているのかも知れませんが、この眠気と戦いながら、ベッドに入るまでの時間を過ごすことは容易ではありません。
(やらなきゃならないことは、いくらでもあるんだよ!)
と、自分が計画した照明たちが放つ柔らかで暖かい光を感じながら、つぶやいてしまいます。

くつろぐばかりではない、自宅での過ごし方には、心地良い照明空間を手放しで喜ぶわけにも、そこにどっぷりと浸るわけにもいきません。
過ごし方が一定ではない住宅では、寛げるだけではなく、時には活動を促す照明環境も必要なのかも知れませんね。

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5月25日 扇風機

2010-05-25 | インテリア/建築
お届けしたいネタは、たくさんあるのですが、準備不足でなかなか記事にならず・・・
そこで今日は、私が個人的に検討している扇風機たちをご紹介しちゃいます。

まず、イチオシの
“ELE-FAN”です。

見た瞬間、2年前のあの日を思い出しました。
2008年7月24日 1℃の壁
そうそう。あの日、大活躍(?)した室外機一体型エアコンにそっくり。

あの時は不気味に感じたのに、どうしてかわいく見えるのだろう?
やっぱり、キュートなネーミングのせい?!(まぁ、サイズは全然違うけど。)

象の長い鼻のようなその見た目がその名の由来のようですが、見た目が変わっているというだけでなく、機能面も魅力的。

例えば、ジャバラ式になった風の吹き出し口は伸ばしたり、縮めたり、曲げたりして上下左右、全方向に風を送ることができます。扇風機としてだけではなく、サーキュレーターとしても。一年を通して活躍してくれそうです。
吸気口から吸い込んだ空気は中にセットされたフィルターを通して送り出されるので、クリーンな風を送ることができるのも嬉しい機能。

次に気になっているのが

“GREEN FAN”
お値段33,800円(税込)。と、なかなか扇風機としては思い切りのいる価格。
とりあえず、私のふるいからは一旦落とされた商品ですが、その機能は、扇風機嫌いな私にとって、もう一度拾い上げたくなる位、魅力的なもの。

「従来の扇風機・サーキュレーターは一枚一枚の羽で切り取られた空気の固まりが回転しながら人にあたるため、風が硬いと感じられました。それに対しGreenFanは風量の大きい外側の風と、風量の小さい内側の風、2種類の風を発生させ、その2種類の風をある地点で集中させ、ぶつかり合わせることにより、空気の固まりがなくなり、大きく拡散する風となります」

と、いうのがメーカーの解説。
文章にするとなんとも分かり辛くなってしまいますが、私がちょっとひいき目に読み砕いたところ、
「つくりものの風じゃなくて、自然の風をつくりました」
といったトコでしょうか。

メディアで良く取り上げられているダイソンの羽の無い扇風機

“Air Multiplier(エアマルチプライアー)”37,000円(税込)~
と、比較の対象となる商品ではないでしょうか。
羽が無い、その衝撃的なフォルムと、お手入れのしやすさ。それからサイクロン掃除機でも人気のあのダイソンの商品とあって、世間の注目度は、こちらの方が上かも知れませんが、私としては、“GREEN FAN”が一歩リード☆


それから
Electroluxのサーキュレーター “Resort”
カラーバリエーションも豊富ですが、特に注目したいのは、新色のモルディブ・グリーン。葉の柄が、羽にデザインされていますのもこの色だけ。
一年中出しておいても、インテリアの邪魔にならない、Electroluxらしいデザインだと思います。


最後に
アメリカLASKO社の“Box Fan”
見ての通り、かなり大きい。ただし、とっても軽いので持ち運びらくらく♪
奥行きが10.5cmと薄いので、ちょっとした隙間に収納できるのが魅力的。
四角い扇風機。というのが、珍しいので、ちょっと紹介までに。

みなさんは、夏の準備、進んでますか?

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