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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

4月28日 さや管ヘッダー

2008-04-28 | インテリア/建築
先日、新築住宅のオープンハウスに滞在していた社長に指摘されたヘッダー式配管。
「うちの新築住宅は、さや管ヘッダーを利用しているの?」
との問いに私はすっかり「?クエスチョンマーク」。
「管轄外なもので・・・
と、無責任な回答をした後、早速調べてみました。
すると、現在販売中のハチセの新築住宅は、全てさや管ヘッダー配管を標準仕様としていることがわかったのです。
ハチセのPRベタが露呈した感じです。だってこれ、十分にアピールできる部分ですから。
食器洗い乾燥機、カワック、ミストサウナに、浴室テレビ、それから床暖房・・・。そういった設備機器については皆さんも良くご存知だと思います。しかし、「ヘッダー配管」という言葉には馴染みがないのではないでしょうか?
これが意外と優れもので、現在ではすっかり一般的になりつつある配管のシステム。ご自宅を建てられる際には、こんなところもぜひ、チェックしてみてください。
それでは、その「さや管ヘッダー配管システム」について簡単に解説しておきましょう。
まずは、そのことばをかみくだいてみます。
「さや管」とは?
さや管とは、“さや”となる樹脂製の管の中に給排水管を通して二重構造にする給排水管のことをいいます。


「ヘッダー式配管システム」とは?
給水を1ヶ所に集め、一つの主管(=ヘッダー)から各箇所に給水するものをいいます。

 
↑これが、実際のヘッダー接続の様子です。一つの配管につき、ヘッダー部以外の継ぎ目がないことが大きな特徴。

この配管システムを利用することの大きなメリットは次の3つ。

1. 継ぎ目が少なく水漏れトラブル防止!

2. 複数の給水・給湯栓を同時に使用しても給水・温湯量が安定!

3. 交換やメンテナンスが容易で、万一のトラブルにも安心!


見えないところではありますが、日々の生活に密接に関わる給水設備。「さや管ヘッダー式配管システム」の採用で、快適ライフを実現します。

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4月23日 2008年春 National 新商品展示会

2008-04-23 | イベントレポート
4月18日(金)、松下電工の新商品展示会へ行ってきました。開催地はいつもと同じ大阪ビジネスパーク円形ホール。
会場到着と同時に、新作照明器具を見る人と、IHクッキングヒーターから見たい人に分かれました。私は、人の少ないIHから。
KZ-VW33E
2008年4月に新登場したIHクッキングヒーターは更にハイテク。
1. 光火力センサーで、予熱もおまかせ
食材投入のタイミングを知らせてくれるという予熱おまかせ機能付。誰でも手際良く、おいしい料理が作れるという調理器の進化形。
2. 光る天面ナビ
次に操作するボタンが光って案内。音声ガイド付。
3. すっきりと美しい、スクエアデザインプレート
使うときのみ点灯するスイッチボタンで、とてもスッキリ。
さて、“2008年、新しいIHは光の技で差をつける。”という松下のコンセプト通り、技術の進歩を目の当たりにさせられた出来栄え。うん。たしかにスゴイ。
「こんなに簡単な操作なのですよぉ~。」と、担当の女性。
・・・?それはどうだろうか?説明書を読まないことで有名な私にとっては疑問が残るトコロ。大抵のものは、予想を働かせて操作する私ですが、この様に順を追って表示が出るようなものだと、予測不可能です。簡単だとは言われますが、お年寄りに優しいかどうか疑問が残ります。
そんな疑問をかかえつつも始まった、調理。まずは電源を入れて予熱のお知らせを待ちます。
予熱完了とともに、フライパンに投入されたのは、卵とさいの目に切ったトマト、それからしめじ。投入から約15秒で、盛り付けられました。
「さぁ、どうぞ!ご試食ください!」「食べてみないとわかりませんから」
そんな言葉に促されるも、手が出ません。だって、たった15秒。いえ、もしかすると10秒以下だったかも知れないくらいの加熱。どう考えても、しめじに火が通っているようには見えないのです。
(う~ん。おいしくなさそう・・・)
否定の心いっぱいで手にした紙皿。盛り付けも乱雑、やっぱり食欲をそそりません。
おそるおそる口に運びます。
驚☆!!!
ホント、食べてみないとわかりません。お昼ごはんを食べて間もない時間、決してお腹がすいていたわけではありません。でも、めちゃくちゃおいしかったのです。たった15秒。ほんの15秒で、トマトもしめじもアツアツ☆
人間の五感の8割を占めると言われている視覚。紙皿に乱雑な盛り付けという、圧倒的に不利な条件で、これほどおいしいと感じられるのですから、本物です。
それでもガス派な私も、見直しました。IHクッキングヒーターの底力。

さて、次に照明器具の展示コーナーへ移動します。
入口付近は照明業界の新星(?)、LEDから。省エネやエコに敏感な時代背景の下に「まるごとLED」の提案もありました。それから、光をデザインする商品群へと移動します。

まずはレンズダウン。
光の直径は約900mmと750mmに設定可能。住宅でもこんな風に灯りで楽しめるって素敵だと思います。

それから、ナロービームライト。

縦でも横でも自由に設置できるこの器具は、テクニックがなくとも空間にさまざまな景色を与えることができる優れもの。□100の溝に変則プリズムパネルが描く、光のグラデーション。住宅に全く新しい発想の器具の登場だと思います。

そして、器具の端部まで途切れず光るシームレスランプを利用したラインライト。とにかく光の美しさにこだわった商品が目立つ展示でした。
他にもたくさんの新商品が発表され、それらを全て確認してきました。松下電工の器具に共通していえることは、エッジの美しさではないでしょうか。スクエアがとてもキレイ。サイズのバランス、タテ・ヨコの比が完璧に計算されています。
最後に、事前に頂いたカタログでは、あまり注目していなかったのに、本物はスゴク良かった商品を2点、ご紹介したいと思います。

1点目は高級照明シリーズ“LUXEMONDE リュクスモンド”の中の“Bijounoir ビジュノアール”というシャンデリア。ブラックニッケルのシックな質感とスワロフスキーのブルーヴァイオレットのクリスタルガラスの煌めきは、カタログ写真では気付くことのできない品のある美しさでした。

2点目が陰影によって上質な空間を作り出す、表情豊かなあかり。間接光を手軽に楽しめる新シリーズ“AMBILUCE アンビルーチェ”の中の“Layer レイヤー”その中でも特にホワイトがお気に入りです。
過ごし方によって明るさを100%~10%にコントロールできるこの器具は、シーンに応じて様々な表情をつくります。体験空間でこの器具を見た時は、暗い部屋の中に光が浮いているようでした。

そして、すっかり下面パネルが黒若しくはシルバーを想像していたのですが、カーテンが開き、部屋全体が明るくなると、そのパネルが白だということに気付きました。つまり、照明の要らない昼間は、空間の中にひっそりとたたずんでくれる。
照明器具は、点灯する時、点灯した時だけでなく、消灯状態の昼間の美しさもチェックしたいトコロ。そんな落ち着きある光を叶えてくれる商品です。

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4月17日 わびすけ塗装体験

2008-04-17 | インテリア/建築
昨日夕方、ハチセ倉庫(旧ハチセ従業員寮)に集まったのは、専務を含む工務部総勢9名。いつも工事をお願いしている工務店の社長、専務、そして塗装屋さんに貴重な時間を頂き、レクチャー頂きました。

ハチセが「リ・ストック京町家」第1号モデルハウスを発表した2005年頃から、使い続けている「京町家」の改修には欠かせないアイテム。それが「わびすけ」という着色塗料です。
京町家をご購入頂いたお客様に、永くその住宅を愛してもらおうと、そのメンテナンスの手段の一つとして学んできました。
 倉庫に眠る様々な種類の材に、スポンジや刷毛を使って塗っていきます。塗料自体はのびも良く、塗り重ねてもムラにはなりません。塗った後、乾かして磨いてみたり、傷を付けてパテ埋めしてみたり・・・みんな思い思いに手を動かしていました。
パテ埋めのために用意されていたのは「紙粘土」。ご家庭でも簡単にご用意ができるものをと、準備されましたが、これには少し「?(クエスチョンマーク)」が残ります。
 そんな中、記憶に無いくらい長い年月振りに手にした紙粘土が楽しくて、私は倉庫の端っこで作品づくり。子ども時代の日常も、いまとなっては非日常で貴重な時間。たまには子ども時代の遊びをしてみるのも、楽しい時間になるかも知れません。


ところでこの「わびすけ」という塗料。これが一体何ものなのか?!今日はこのスーパー塗料にまつわるお話しをしたいと思います。

 「京町家」で連想ゲームをすれば、「格子」というキーワードが必ず挙がってくるでしょう。そんな「格子」に古くから用いられていた塗料、それが「柿渋」や「弁柄」です。化学塗料の普及により、すっかり影を潜めていた天然の塗料「柿渋」は、近年の健康ブームの高まりとともに、改めて見直されてきています。主成分は高分子のタンニンで、まだ小さな青柿を原料としています。「弁柄」はその名をインドのベンガルに由来し、主成分は酸化鉄で製法により黄色から暗赤色まである顔料です。京町家の下見板や格子、板塀などは松煙や弁柄などの顔料に柿渋を混ぜて着色されてきました。これは、建築物の防腐のためと、風格を良くするための両面から用いられたと言われています。

 「わびすけ」は、柿渋に代わる主成分を弁柄と浸透性天然樹脂とする無公害塗料です。先日「F☆☆☆☆」も取得しました。主な特徴は次の通り。
1. 防腐、防カビ・防虫剤の薬品は配合していないものの、木肌に浸透した天然樹脂と無機顔料が結合し、外部から水分の浸透を防ぎ木の防腐効果が継続するという優れもの。
2. 木肌に浸透した無機顔料を害虫が嫌い、防虫効果を発揮。
3. 塗装は剥がれず薄くなるので外部にカビが生える可能性が少ない。
4. 浸透性なので、木の調湿作用の呼吸を妨げずに長期にわたり木を保護する。
5. 新規塗装の耐久性は、一般塗料の3~5倍(耐用年数12~15年)
6. 一般塗料の塗替え時は、劣化した古い塗装をペーパー・金属ブラシ又は、剥離剤などで完全に剥がし、下地調整をする必要があるが、浸透性で塗膜されていないため、剥離の必要が無く表面の汚れを除去するだけで、上塗りが出来る。
7. 天然樹脂と無機顔料が木肌に浸透して塗膜にならないので、後で剥がれることがない。(自然の風化作用で、次第に薄くなっていく)
8. 無機顔料を使用しているので、有機顔料を使用した一般塗料のように短期間での変色・褐色がない。

と、その特性を並べてみましたが、柿渋と何が違うのでしょうか?
それは、その施工性です。
在来の弁柄着色付け作業の方法と異なり、『弁柄塗り、油ぬり、油の拭き取り』の三工程を一工程作業にて完了できるのが大きな特徴。柿渋に比べて、低予算と短い工期で京町家を甦らせてくれる、浸透性を重視した日本古来の着色塗料を主成分とし特殊技術製法による新しいタイプの画期的な塗料です。

ご自宅の格子も「わびすけ」でリニューアルしませんか。

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4月14日 INAX REGIOをレポートします!

2008-04-14 | イベントレポート
4月11日(金)、INTEX大阪で行われたINAXの新商品展示会へ行ってきました。
会場には、いつもお世話になっている 有限会社イマキョウさん
に京都からバスを出してもらいました。バスの中で案内を配られます。これは、これまで数々の展示会に参加させて頂く際の恒例で別に珍しいことではないのですが、その案内の内容に感動したので、記事にさせて頂きました。
封筒に「株式会社 八清様」という文字。それに目が留まりました。
なぜ???
そう。通常、案内の封筒にいちいち、名前なんて書きません。だって、たくさんの方々が参加する展示会。案内の内容だって、同じなのだから、不必要な宛名。
わざわざ宛名を書く理由・・・。それは、封筒の中身が違うから。それ以外考えられません。
そんなことを考えながら、封筒を開きました。同封されていた冊子を開けると、A4の便箋いっぱいに、社長手書きのメッセージ。しかも内容が、私に合わせて、私だけに向けて書かれたものなのです。ここで、まず感動。
そして、ページをめくると、イマキョウさんのスタッフの紹介。写真付のメッセージが並びます。経歴や趣味、コメントなどが書かれているのは、良くある話。しかし、社長からの一言として、その人のことがコメントされているのです。
これって自身のコメントより、ずっとずっと深いと思いませんか?本人のコメントよりもその人のこと、特にその人の良さが、ぐっと伝わりやすくなる!
今日この日のために、どれ程の準備をされてきたのか、それを考えると、参加させて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

さて、金曜日の高速道路はとてもすいていて、めずらしく予定よりも早く、会場入りすることができました。場所は大阪。「京都からわざわざ時間をつくってもらうのは難しいから」と、INAXのスタッフの方もイマキョウさんも参加者集めには苦労されたハズですが、とても大盛況でした。
今回もたくさんの商品を見て、触れてきましたが、予告通り、REGIOについてレポートしたいと思います。

まずは、白のREGIO。ご覧の通り、展示も非日常な感じが漂う空間。コンパクトさを追求されてきたサティスとは対照的な商品。その存在感は確かなものですが、逆に、一帖程度の空間を標準とする一般のご家庭のトイレット空間には難しいと思います。

ピンクの○で囲んだ部分。これは、カタログで拝見した時から気になっていたトコロです。
どうにも目障りな三角マーク。どうしてもソコにばかり目がいってしまうのです。
カタログに掲載された写真やデジカメで撮影した写真は、取って付けたかのような違和感満載のブルーグリーンの三角ですが、実物はクリアガラス色の仕様。センサーの受信部でした。想像するほどの存在感はなく、きちんと脇役に徹していたと思います。
 
そしてお待ちかね、黒REGIO。
便器はツヤ消しのマットな風合いが焼き物のような高級感を醸し出していました。外側を黒、内側を白とすることが、とても技術力がいるのだとか。
これが出来たことによって、80年代には夜のお店でしか活躍出来なかった真っ黒便器が、より身近に、そしてモダンにスタイリッシュに、現在の生活に溶け込める商品として登場したのではないでしょうか。

さて、今度は水を流してみます。
REGIOはそのデザインもさることながら、その洗浄方式にも注目されています。「エアドライブ洗浄方式」というINAX初のオリジナル洗浄方式の採用。これまでの「サイホンゼット式」を採用しているタンクレストイレの気になる洗浄音をクリアにする静かな洗浄音と強力な洗浄力。
その洗浄音の静かさは確かなものでした。しかし、洗浄力に関しては、展示だけではわかりません・・・。あまりに静かに優しく流れるので、「本当に大丈夫ですか?」と尋ねてしまったほど。この件に関しては、詳しく検証してから提案していきたいと思います。

それから、新商品とは関係ないのですが、カラーのイベントをしていたので、そちらも体験させて頂きました。
まずは、自分に似合う色を診断してもらいます。

私自身も色の勉強はしているので、自己診断済みなのですが、こんな風に布を利用して診てもらうのは初めて。今回は簡易的に「サマータイプ・ウィンタータイプ」をまとめて「シルバータイプ」、「スプリングタイプ・ウォータムタイプ」をまとめて「ゴールドタイプ」として診断されました。
自己診断により「ウィンタータイプ」だった私は、納得の「シルバータイプ」。「お顔まわりやインナーに『シルバー系』の色味を持って来られると、とてもキレイですよ」。と、パーソナルカラーアナリストさん。
白のエプロンで隠されていた私のインナーは、ゴールド。身につけていたネックレスもフラワーモチーフのゴールドペンダント・・・。
「私、失敗していますよね?!」
せっかく診断してもらったのですが、やっぱり、気分に応じて好きな色を身に付けることも大切♪自分自身のテンションも上がりますからね☆
でも、自分をより魅力的に映してくれるのが「パーソナルカラー」。勝負の時は、意識して取り入れてみると良いと思います。

次が、以前から興味のあったオーラソーマカラー。こちらもプチ診断ですので簡易的に。
上下2層の色に分かれた107本のボトルから1本を選び、自分自身の本質や現在のテーマ、心のバランスなどを診断してもらいます。本来は、4本を選ぶそうなので、「当ってる~☆」と思う人も居れば「?」な人も居るそうです。
私が選んだ1本は、こちら↓

ピンクとパープルのボトル。
ボトルNo.35、ボトルネームはナント「親切」。
ちなみにこのボトルネーム、日本名だけでなく色々あるみたいです。一緒に診断してもらった人たちのものを例にあげると、「慈悲心」、「クリスタル ケイブ」「大天使 メタトロン」。
さて、肝心の診断結果は、あまりにも褒められ過ぎて、恥ずかしいほど。だから、ここに記載するのは控えさせて頂きます。
占いの場合、占い師さんと話している内に診断されるので、どこか「誘導尋問」的な要素もあると思うのですが、この診断の場合、ボトルを選ぶ以外、診断される私は何も話しません。一方的にオーラソーマプラクティショナーさんが私の性格や心理状態を話されるのです。
「当ってますか?」と最後に一言。まさかこんなに褒められて「ハイ!」とは言えません・・・。でも、唯一自信を持って(当ってるなぁ。)と思ったのは、こんな診断でした。

「人に何かをしてあげると、つい、『こんなにしてあげているのに・・・』という気持ちになり、ストレスを溜めてしまう人も多いのですが、あなたの場合、自分で納得して、自分が好きで行動に移すので、そういったことが全くストレスになりません」

とのこと。これは全く当ってました。逆に言うと、もしもそんな気持ちになってしまうくらいなら、私、何もしませんから♪それは、モットーにしていますね。

ところで、このオーマソーラカラー。私、とても興味を持ってしまいました。これから個人的に勉強してみようと画策中です。

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4月13日 運命の香り

2008-04-13 | イベントレポート
Oggi Presents
CHANEL Le Lecon de Parfum ~私らしさを探す香りのレッスン~

12年以上にわたり愛読中の雑誌Oggiと、同じく1996年に発表されて以来12年間毎日使い続けている香り「ALLURE」を持つシャネルの香水イベントへ行ってきました。

告知があったのは、4月号のOggi。12年愛用している香りを今更変えるつもりもなく、
「『自分らしい香り』をこのイベントを通して見つけてみましょう」
という記事に、(私には関係ないかなぁ?)とも思ったのですが、開催地は梅田・ハービスエント7F 「XEX WEST/Salvatore Cuomo Bros」という、参加が可能な場所。“25組50名様をご招待”ということでしたので、(どうせ当たらないだろうから、応募だけでもしてみよう♪)となんとなく出した一枚のハガキ。
それが、見事(?)に当選してしまいまして・・・
ちょっぴりセレブな時間を過ごしてきました。



2004年、開店当初にその建物を見るために訪れて以来(もしかしたら何かのセミナーで訪れたかも知れないけれど・・・)、久しぶりに訪れたハービスエント。そこは、相変わらず高級感溢れる静かな時間が流れていました。
ビルの中を迷いながら、ようやくたどり着いた7F。エスカレーターを上がりきると、突然レストランの入口でした。
「お二人様ですか?」と、店員さん。
「ここ、レストランですか?」と私・・・。「間違えたみたいです。」と立ち去ろうとしながら、「シャネルのイベント会場はどちらですか?」と聞いてみると、「こちらの奥でご用意しています」。と・・・広いお店の奥へと案内されました。

受付を済ませて会場に入ると、それだけで緊張してしまうような空間。ウェルカムドリンクとして渡されたグラスには、カシス(?)のスパークリングウォーター。飲み慣れないそれを美味しいと感じるかどうかはともかく、ワイングラスに注がれたクリアレッドのドリンクは、とにかくオシャレ。

正面のスクリーンには、フランス語に日本語訳のついたセンテンスが2つ。
“ラグジュアリーとは目に見えないもの”
“香りをまとわない女性に未来はない”

元日本テレビアナウンサー 阿部哲子さん(実は私、知らなかったのですが、とてもキレイでキュートな方でした。)の司会で進められたイベントは、残念ながら撮影禁止。
前半は、30秒に1本売れているという世界で最も人気の香り、“No.5”にまつわる話と、香りの付け方などのお話。
1つの香りに対し、一人の調香師が居るのも、シャネルならでは。
現在では、多くの香りが人工香料を用いられているのに対し、天然成分「ローズ ドゥメ(5月のバラ)」や「ジャスミン」から抽出した貴重な香りなのだとか。

その後は、2人に対して1人のシャネルのスタッフの方が似合う香りのカウンセリングをしてくださいます。シャネルが発表しているたくさんの香りを改めて体験しましたが、やはり、私はアリュール一筋で☆これじゃなきゃ、落ち着かないのです・・・。

それから、原料の展示を見学。チャンスにまつわる“メッセージリボン”をほどきます。
これ、ちょっとオシャレな“おみくじ”のようなもの。
2003年に発売された時は、思わず乗り換えることも考えなくはなかったピンクがイメージカラーの“CHANCE”という香り。
その名の通り、「人生の予想もしなかった場面に現れて、あなたに勇気を要求する。背を向けないで捕まえなくてはならないもの、それがチャンス。女性が自分の人生を見つけるように。自分のフレグランスを見つけるように。(シャネルホームページより)」香ります。
会場の一角に、たくさんのショッキングピンクの風船の先に結ばれたリボン。
私がほどいたリボンには、こんなメッセージが刻まれていました。

“もしかしたら運命の恋かもしれない・・・あなたのチャンスをつかまえて!”

13:00に始まったイベントが15:00に閉幕するまでの2時間は、あっという間に終わりました。
帰りには、こんな素敵なプレゼントを頂きました。

シャネルからは、「チャンス オー フレッシュ シマリング ボディー ローション」、
オッジからは、アラン・デュカスが手がけるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京のチョコレート」。

オッジが大阪でイベントを開催するのは本当に久しぶりのことだったそうで、多数の応募があったそうです。なかなか体験することのできない貴重な時間になりました。

これからも、大好きな香りと上手に付き合っていきたいです。

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4月10日 上京区の現場にて

2008-04-10 | インテリア/建築
4月7日(月)、しとしとと降る雨の中、上京区の現場を訪れました。
そこは、そんな雨も美しく見える風情あふれる場所。厳しい建築協定によって守られた街並みは、素晴らしいものでした。
やはり、美しいもの、人の心を動かすものは、それなりの規制をともなってこそ成り立つものなのかも知れません。
さて、現場担当者のFくんに付いてやってきた私は、その魅力的な空間に、もちろんテンションが上がりました。ハチセが工事中の物件の様子を一通り見た後は、周辺を散策。

Fくんが、現場で打合せをしている間の時間をたっぷり利用して、あまり好きではない雨の中をウロウロ・・・ウロウロ・・・。


細部に、大工さんの技が光るこんな細工を発見☆
方杖も、こんなに凝ったデザインでした。まるで、お寺のようでしょ?!
 
そして、こちらは本物のお寺。

瓦の塀がとてもキレイだったので、こちらも撮影。
 
あちこちでカメラを構えて、満足に現場に戻ると、「石の神さまは、見ました?」とFくん。車へ戻る道で、そちらも撮影。

岩上神社(岩神祠)
「岩神さん」と親しみを持って人々に呼ばれている二メートルに近い巨石が祀ってあります。この巨石は二条城の南にあったのを南裏の築山に引こうとしたら吠えたとか小僧に化けて神泉苑で怪をなしたとか伝える、子どもに化けたこともあり、禿童石とも呼ぶ、もともと二条堀川辺にあったらしく、中和門院(後水尾天皇女御)の御所に移したところ怪異が起こったので、真言僧が当地に移し、岩神寺の本尊として祀ったといい、授乳神として婦人の信仰を集めた。寺は西陣焼けと天明の大火で類焼 堂だけとなり、明治期に廃絶、巨石のみのこる


美しいものの前には、キライな雨さえも美しく映るから不思議なものです。

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