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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

7月30日 ちょっとブレイク 「成分分析 on WEB」

2006-07-31 | その他
以前、友人のブログでも取り上げられていましたが・・・私が毎月欠かさず購入している雑誌でも、見つけたのでやってみました。人やものの名前を入力すると、構成する成分が表示されます。
http://seibun.nosv.org/

私の名前を漢字にして分析してみると・・・
小川直子の42%はカルシウムで出来ています
小川直子の40%は歌で出来ています
小川直子の9%はお菓子で出来ています
小川直子の7%は言葉で出来ています
小川直子の2%は成功の鍵で出来ています

英語にして分析してみると・・・
Naoko Ogawaの57%は罠で出来ています
Naoko Ogawaの33%は純金で出来ています
Naoko Ogawaの6%はお菓子で出来ています
Naoko Ogawaの3%は言葉で出来ています
Naoko Ogawaの1%は理論で出来ています

平仮名にしてみると・・・
おがわ なおこの91%は優雅さで出来ています
おがわ なおこの9%は心の壁で出来ています

同じ名前でも表記を変えるだけで変化します。ちょっとブレイクに試してみてください。

7月26日 論語

2006-07-26 | ひとりごと
子曰、吾十有五而志乎學、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、
六十而耳順、七十而從心所欲、不踰矩


子(し)曰(のたま)わく、吾(われ)十(じゅう)有(ゆう)五(ご)にして学(がく)に志(こころざ)し、三十(さんじゅう)にして立(た)ち、四十(しじゅう)にして惑(まど)わず、五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)り、六十(ろくじゅう)にして耳(みみ)順(したが)い、七十(しちじゅう)にして心(こころ)の欲(ほつ)する所(ところ)に従(したが)えども、矩(のり)を踰(こ)えず。

先生はおっしゃった、「私は15歳の頃に学問の道に入ろうと決心した。30歳で学問に対する自分なりの見解が確立した。40歳で何事に対しても迷うことがなくなった。50歳で天が自分に命じ与えた使命を悟った。60歳になって他人の意見に素直に耳を傾けられるようになり、70歳になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。

論語・・・それは、ず~っと昔(2500年位前)に孔子が語った言葉が綴られたもの。上の文章を見て(なつかしいなぁ~)と感じた人もたくさんおられると思いますが、「論語」にそれほどの興味のない人も知っている有名な一節です。

私は、なんとなく迷った時や不安になった時にこの言葉を思い出します。

三十而立


そして今はなんだかこのことばが重くのしかかります。30歳まで残り1年と少し・・・。その時には自分なりの答えを見つけていたいものです。

7月25日 マウスダコ

2006-07-25 | ひとりごと
一昨日、パソコンを操作していたときのこと、ふと何か違和感を感じました。
その、違和感を覚えた右手首に目をやると、さくらんぼ大に固くなった皮膚。

ナント?!「マウスダコ」が形成されていたのです。
今まで気付かなかったのもどうかと思いますが、なんだかすごく不思議な気分になりました。

そういえば私、手首の右端をテーブルに固定したままマウスを操作しているんです。ちなみに・・・キーボードを叩くときもそう。
恐る恐る左手を確認してみると、うっすらと左手首の左端にもまぁるい膨らみがぁ

7月23日 センスは知識でカバーできる?!

2006-07-24 | ひとりごと

今日、色の勉強を再開しました。
そういえば、資格を取得してからの5年間、すっかり遠ざかっていたような・・・。
ちょっとしたウォーミングアップ問題。たった16題。

さら~っと30分で仕上げてくつろぐ予定が、終わってみれば2時間半。
ほとんどがうろ覚え。
(あ~。なんかそんなんあった!)この言葉が頭の中で何度繰り返されたことか・・・。

最近、特に「色」の重要性について思い知らされています。プレゼンツールを作るにも、ポスターを作るにも、WEB上で表現しようにも。何をするにも色はものすごい力を持っています。
普段、何気なく見ている、雑誌の広告、お店の看板、標識。それらは全て計算されて、計画されてつくられています。そこには必ずある一定の法則があります。
中にはその法則を知らなくても、とても美しい表現ができる人が居ます。恐らくそういう人を「センスがいい」と言うのではないでしょうか。

でも、「センス」って、後から十分つくることができること、ご存知ですか。
全てのデザインに法則があるのなら、全てのものに意味があるのなら、その法則さえ知れば、その法則に従って組み合わせていけば、必ず調和が取れるハズなのです。

私が色を勉強しようとしたきっかけは2000年。
当時、インテリアコーディネーターのスクールを探していた私は、最終3つのスクールに絞り、検討を重ねていました。
① 町田ひろこインテリアコーディネーターアカデミー
② ヒューマンアカデミー
③ スペースデザインカレッジ

全ての学校を見学して、説明を受けて、自分が目指すものと自分に合っているという判断から、スペースデザインカレッジに入学することを決めたのですが、「色」の勉強をすすめてくれたのはヒューマンアカデミーの営業さんでした。

実は、講座の内容を聞くために学校を訪れ、それからすっかり意気投合(?)して2時間半、話し込んでしまっていました。
会社帰りに立ち寄ったので、帰るときにはすっかりビルの明かりが消えてしまって、玄関先まで送って頂いたほどです。

そのとき、インテリアコーディネーターから発展して、カラーコーディネーターの話になりました。ヒューマンアカデミーは、私の知る限り「色」に関してかなり定評のあるスクールですから、もちろん営業もあってのことだったのかも知れません。でも、なぜだか素直に自分の中に言葉が届いた瞬間だったように思います。(その後の執拗な勧誘もなかったし、入学もしていません。他のスクールの利点もしっかり答えて相談に乗って下さったくらいです。)

「女性は、ファッション誌などの雑誌を読むことが男性よりも多いが、それは無意識に色を見ている」
「もともと持っている染色体の関係から、女性の方が色に関する感覚が男性よりも優れているから、得だということ」
「法則さえ知れば、センスは後からついてくること」
「ファーストフード店に赤の看板が用いられるのは、赤が食欲をそそるという心理学にのっとったものだということ。もしもお腹をすかせた人が、隣同士に並ぶ2つのファーストフード店を見つけたとする・・・。一方は赤の看板。もう一方は青の看板。かなりの高い確率で赤い看板のお店を選ぶということ」
「話を聞いている限り、あなたにはAFTの色彩検定の方が、東商のカラーコーディネーター試験より向いているから、受験してみては?」

そんな話をされました。6年も前のことなのに、なんだかとてもクリアに覚えています。ここまでで、中には「あれ?」とか「そう?」と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、とにかく当時の私は、こんな話にときめいて勉強を始めてしまったというわけです。
こうして書き綴ると、かなり単純ですね。

色に興味のある方は、少し勉強されるともっと楽しくなるかもしれません。毎日着る洋服やアクセサリーにも少なからず影響します。
それから、色の勉強をしようと検索していたら、なんとなくここにたどり着いたという方は・・・私の勝手な考えですが、3級からしっかり勉強されることをオススメします。基本は3級のテキストに盛り込まれています。3級の内容がしっかり理解できていれば、おおよそのことには対応できると思います。

そうそう。さんざん褒めておいて・・・入学しなかった私ですが、昨年のインテリアコーディネーター資格試験の受験の際にはお世話になりました。あの時からすでに5年が経っていましたけど。

7月21日 モデルハウスについて

2006-07-21 | インテリア/建築
完成発表までに、ちょこちょこ概要を公開していく予定だったのですが、結局できないままオープンハウスを迎えてしまいました。

もうご覧頂けた方、ホームページで確認頂けた方もいらっしゃるかと思いますが、今日はそのモデルハウスの為に作成した概要書(一部実際の仕様とは異なるものもあります)の公開とともに、ご紹介したいと思います。


~システムキッチン~
グロスレッドの扉は鏡面仕上げ。
インテリア性の高い真っ白なワークトップに加えて、レンジフード・ガスコンロ・食器洗い乾燥機などの部材もシルバー色で統一。

① 物の出し入れが容易なスライドタイプの収納充実プラン
② 水がシンクに当たる音を軽減した静音設計のシンクは、大きな中華鍋も無理なく置ける広々サイズ。
③ 加熱機器には人気のガラストップコンロを採用。
内炎バーナーで効率よく加熱。温度調節機能や、無水両面焼きグリルで多彩な調理がおいしくできあがります。ドイツショット社製のガラストップでお手入れ簡単。
④ ダウン機構付ウォールユニット
レバーを引くと棚が下がり、目の高さで出し入れができます。良く使うものでも棚の上段にしまえるのでユニット全体を有効に使えます。
⑤ 浄水器一体型の水栓
モダンなデザインの水栓金具。ワンタッチで浄水と微細シャワーの切り替えができます。


~ユニットバス~
一言で言うとフル装備。
ハチセが標準仕様としてお届けできるシリーズの最高峰の設備を投入。

① メーカーが自信を持って新開発したプッシュ水栓。
私も、入浴体験時にその使い心地を体験しました。自信を持ってオススメできる商品です。
② 自宅でエステ。ミストカワック付
その美容効果はカネボウの研究チームによっても立証されている程。
自宅に居ながらにして、癒される時間。。。
③ もちろん、人造大理石オーバル浴槽
見ていただいた方は、「広いね」と口を揃えられました。肩周りにゆとりのあるオーバル浴槽なら、1坪サイズの空間でもなぜだか広く見えてしまう・・・。
④ 間接照明で、光の癒し。
⑤ いつまでも冷めない保温浴槽。
その秘密は、フロフタに有り。断熱材をサンドした風呂フタで、浴槽のお湯が冷めるのを防ぎます。


~サニタリー~
洗面化粧台は、存在感の光るデザイン。
洗面ボウルもゆったりした大きさでデザインだけではなく、機能性も重視。
セーターだって、自宅で手洗いするのに十分なサイズです。カウンターは、人造大理石で、水ハネによる腐食の心配もありません。

シャワートイレはいつものハチセの標準仕様。
シャープな形状は文句なしの格好良さ!!
モデルハウスの特別仕様として、手洗いカウンターを設置。ゲストの化粧ルームとしても十分に活用できる。たっぷりの収納も魅力的。

公開期間は、残り1ヶ月になりました。みなさまお誘いあわせの上、ぜひ、ご来場ください。

7月16日 ウィリアム・モリス展へ行ってきました

2006-07-16 | 美術館・展覧会
サンゲツデザイニングショーの帰り、阪急電車から会社までの地下道で偶然見かけた広告。

ウィリアム・モリス展
美術館「えき」KYOTO ジェイアール京都伊勢丹7階隣接にて7月30日まで公開中。

早速、その日の帰りに寄ってきました。
ウィリアム・モリスといえば、花をモチーフにしたデザインが有名で、彼のデザインは100年経った今でも全く色あせることなく、人々に愛されています。


2006ミラノサローネレポート その1 でも少しは触れましたが、今、花のモチーフが注目されています。
この「花」に対する注目は当分の間、続くとも言われていますから、ますます気になります。

会場は心地よい静けさと特有の落ち着いた色彩で、時間がゆったりと流れていました。
こころが静まる感覚を全身で感じることができます。

日常の喧騒に疲れている方には、オススメです。

今回も出展リストブック・・・購入してしまいました。

7月13日 サンゲツデザイニングショーへ行って来ました。

2006-07-13 | イベントレポート

2003年、カーテンの総合見本帳Ariaの発表会が大阪ビジネスパークで行われて以来、3年振りにサンゲツが行う発表会へ行ってきました。

今回行われたのは、大阪市中央体育館。

地下鉄中央線 朝潮橋から徒歩3分。
ひさしぶりに、何ともいえないわくわくする感じがこみ上げてきました。


「総合インテリアメーカー」というだけあって、「インテリア」というくくりで表現される商材は何でも揃います。広くて、ここもしっかりデザインされた受付を通り抜けると、アーティスティックな異空間が広がります。

デザインフィルムが貼られた円筒状のオブジェの並ぶ通路を抜けると、壁紙の展示エリアへ。ここでは、漆を表現したものなど総合見本帳からの抜粋の他、リザーブ1000に掲載されている商品を見ることができました。

とても個性的な壁紙にも関わらず、照明の効果と面積効果でとても落ち着いた雰囲気が漂っていました。

また、参考出展として2007年改訂予定の見本帳 FINE に掲載される壁紙も見ることができました。1,000円レベルのクロスでこれだけの表現ができることに感心です。
来年の春が楽しみですね。

また、私が今回注目したのはカーペットです。
色彩表現もパターン表現も素晴らしい。3年前から注目しているグラデーションのタイルカーペットも新色が追加されて更に個性的に。

サンゲツさんの展示は、単なる商品の発表という枠に捕らわれない、まさに「デザイニングショー」という名にふさわしいものでした。これまで知らなかったカーテンの高価格帯の見本帳ROMANEや、新作のバーチカルブラインドなど、商品としての新たな発見もありましたが、それ以上に全体的にセンスの光るイベントだったと思います。


7月12日 Happy birth day☆

2006-07-12 | ひとりごと
祝!開設1周年記念♪
・・・といっても一日過ぎてしまいましたが・・・。

早いもので、ブログ開設より昨日で丸1年になりました。開設当初よりお付き合い頂いているみなさま、あるときから、このブログを知ってくださったみなさま、たまたま今日、偶然にも迷いこんだあなた・・・これからもどうぞよろしくお願いいたします。

これからも、更にみなさまに愛されるブログをめざして。。。

7月9日 2006ミラノサローネレポート その3

2006-07-10 | イベントレポート
キッチン編

キッチンの扉材
床材や建具材の色に合わせて選択されるのが一般的だったキッチンも、随分カラフルになりました。レッドやオレンジ、イエロー、ブルー、グリーン・・・。
比較的ビビッドなカラーの選択も珍しくはなくなりました。
そして、2006年のミラノサローネで並んだキッチンの割合はというと・・・


木質系58%、非木質系41% と、木質系の面材が、非木質系をやや上回る結果に。


トーンの比率は、次のような結果になりました。


木質系で利用される材質は、ダーク系・ミディアム系・ペール系によって少しずつ違います。注目は、ミディアム系。今年は、カラー比率でも37%と、他のトーンに比べて高い比率です。これは昨年の18%から19ポイントの伸び率で、今後のトレンド色として注目度が高いことがわかります。

そんなミディアム系で利用されている材質は、チーク系だけで約50%を占めています。
また、オーク系が9%と、単純に流行が繰り返されているわけではないことがわかります。



非木質系のカラー分布は次の通りです。


ここ数年、キッチンがLDKの最大のインテリアアクセサリーとして、鮮烈なカラーでその存在感を発揮しているような印象もありましたが、やはりなんといっても人気の高いのはホワイト。誰からも嫌われない色であることがわかります。

扉材の表面仕上げは、木質系・非木質系ともに、お手入れのしやすい鏡面仕上げが人気です。見た目だけではなく、機能性もしっかり考えていきたいものですよね。


さて、ここまでが今回のセミナーによる2006年ミラノサローネのレポートです。これは、あくまでも、見てきた人の話とレポートを聞いた私が、私なりに解釈してまとめたものです。もしかしたら、少しズレた受け取り方をしている部分もあるかも知れません。

今後、他のメーカーの見解、他の方々のレポートを参考にしながら、内容を更新していきたいと考えています。

7月2日 2006ミラノサローネレポート その2

2006-07-02 | イベントレポート
トレンドデザイン

今年の特徴は、「フラット」。
フラットデザインは、近年人気が出てきていますが、今年はさらにそのフラットさが強調されているようです。

「この扉、どこから開けるのだろう?」と思うような、平面的な形状。
「取ってレス」のデザインが数多く発表されました。
この傾向は、キッチンや洗面化粧台、玄関収納、クローゼットなど、各社で新商品が発表されており、今後もその商品の展開が拡大していくのではないでしょうか。


クリナップ


TOTO


INAX


松下電工


松下電工

特に箱物デザインは、ローポジションでスクエアタイプのもの。
木質+単色の色使い(異素材の組み合わせ)が特徴です。


ウッドワン

また、角が丸いフォルムも多く見られます。




これまでは、ビビッドカラーをアクセントカラーに用いられてきましたが、今年は同系色の対比、主にカマイユ配色やフォ・カマイユ配色が中心となるようです。
トレンドカラーは、ベージュ・ブラウン・パープル・グリーン。これもビビッドな鮮烈なトーンではなく、比較的落ち着いたトーンです。

カマイユ配色とは、ちょっと見ただけでは見分けがつかないような、ほとんど同一色ともいえるようなきわめて近似した色を組み合わせた配色のことをいいます。
色相もトーンもきわめて近似した関係の配色で、ぼんやりした曖昧な感じの配色になります。


フォ・カマイユ配色とは、同一色相で構成されるカマイユ配色に対して、色相とトーンを少し変化させた配色のことをいいます。


アクセントとしては、花柄や幾何パターン。
ピンクやパープルといったフェミニンカラーの他、ゴールドがアクセント色としてのトレンド色となりそうです。
最近、話題の北欧のテキスタイルデザイン「マリメッコ」の花柄もその前触れなのかもしれません。
  

デザインテイストの傾向


スタイリシュモダン 25% ↓
白と黒の対比が特徴的な、モノトーンのスタイリッシュな空間・・・減少傾向

スタイリッシュ+ナチュラルウッド 32% ↑
無機質なデザインと木質の組み合わせ・・・今後上昇の兆し

クラシック×モダン 14% ↑
モダンな空間の中にクラシックデザインの融合。・・・上昇?

リラックストーン 10% →
丸みのあるフォルムとライトカラーのコーディネーション。・・・根強い人気

つづく