私が生まれるずっと前から、当たり前のように存在し続けているファーストフード店、マクドナルド。人気ものは略称で呼ばれるそうですが、関東では「マック」、関西では「マクド」と、地域を二分して愛称まで2つ持つ人気もの。
幼い頃、外食やファーストフードにあまり縁のなかった私は、子どもの時の思い出にマクドナルドは存在しませんが、最近、頻繁に訪れています。
限定メニューやフードストラップなどの企画に踊らされ、マクドナルドの戦略にみごとにはまり、ついにはケイタイのメルマガ登録までしてしまいました（笑）。
そして、そんなマクドナルドの次々に打ち出される新たな企画を知るほど、その魅力にはまるとともに、「伝統」というものの持つ意味を実感させられています。
「伝統」とは決して古いことを守るだけではありません。日々新しく、日々努力し続けること。客の要求に答え続ける努力を続けるうちに、みかけ上は変化しないもの。
マクドナルドと比較するのは恐れ多いことですが、マクドナルドの展開を見ていると、町家をはじめとする、ハチセの家に対する想いと通ずるところがあるように思えてしまうのです。
さて、東京にあるマクドナルドのいくつかの店舗のデザインがリニューアルされたという記事を見つけました。「色」が戦略的に使われており、「色」に対する興味の強い私は、そこにもとても興味深いものを感じています。
カラーデザインの変化は客層をがらりと変えたそうです。
街にあふれるたくさんの色は、実はなんとなくデザインされたものは少なく、色彩心理を巧く利用しているものが多いのです。
マクドナルドのホームページによると、新店舗は5つのコンセプトでつくられているそうです。（以下、マクドナルドホームページ原文のまま）
Qualite～クオリテ～
柔らかい素材感の風合いを生かした落ち着いた店内は、マクドナルドでしようする様々な食品の品質を象徴的なデザインや陳列物とし、お客様の目を楽しませます。
柔らかなレタスの写真が壁一面に広がり、また別の壁には食品加工の際に使用する加工用具の写真が整然と並び、一つ一つの商品への愛情とこだわりを伝えています。
Edge～エッジ～
シャープなビジネス街に暖かさと落ち着きを提供するデザイン。ビジネスマン・ビジネスウーマンがネットサーフィンをしたり、同僚からの情報チェックや、ディスカッションにも活用できるやや大人の色使いや、壁に描かれた抽象的なグラフィックに降り注ぐ指向性照明による余裕ある雰囲気が特徴です。
Food～フード～
鮮やかで茶目っ気の効いた壁面グラフィックは、食事する楽しさをお客様と分かちあおうとするマクドナルドの姿勢の一つです。机、椅子に至る全ての装飾材や家具が鮮やかな色彩でコーディネートされ、店内に一歩踏み入れた瞬間からワクワクする・・・そんなマクドナルドの体験をお客様に語りかける挑戦に満ちた活気あるデザインがこの「Food」です。
Fresh～フレッシュ～
瑞々しい野菜や新鮮な食材のオマージュとも思えるベジタブルカラーで彩られた店内は、そこで時間を過ごすだけで体に活力が注入されるような活き活きした雰囲気に溢れています。楽しい買い物やデートの最中にこの楽しい雰囲気を止めることなくおしゃべりしたい、食事を楽しみたいと考えるカップルやファミリーをお迎えするのにピッタリな店舗がこの「Fresh」です。毎日が楽しくてしようがない、希望に溢れたお客様に更にエネルギーを注入する。シンプルにしてエレガントな店内デザインは、洗練されたブランドの椅子などがこだわりを示しハッピーで生き生きとした、自分なりのライフスタイルを持つお客様にもご満足頂ける空間となっています。
Extreme～エクストリーム～
まるでブリックリンのデザイナー達が集まるオシャレな地元カフェに入ってしまったかと錯覚する、グラフィティに彩られたアンティークレンガ調の壁面はお客様のレストラン経験を一層刺激的なものとします。無駄を省いたモノトーンに近い世界で統一された家具類はミッドセンチュリーに代表されるアメリカのアンティークテイストを感じさせ、最先端を感じつつも、どこか安心する懐かしい雰囲気さえも感じて頂けることでしょう。
ユニフォームもこんな風に変わったようです。
新世代デザイン店舗が作り出す「心地よく洗練された空間」とマクドナルドらしい「楽しさや親しみやすさ」の両方を感じてもらえるようにカジュアルさとフォーマルさを共存させた。としている通り、コンセプトにしっかりはまった演出だと思います。
近く関西にこのような店舗が出現するのでしょうか？
それとも、また違ったコンセプトで展開されるでしょうか？
今後の展開が楽しみです。
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幼い頃、外食やファーストフードにあまり縁のなかった私は、子どもの時の思い出にマクドナルドは存在しませんが、最近、頻繁に訪れています。
限定メニューやフードストラップなどの企画に踊らされ、マクドナルドの戦略にみごとにはまり、ついにはケイタイのメルマガ登録までしてしまいました（笑）。
そして、そんなマクドナルドの次々に打ち出される新たな企画を知るほど、その魅力にはまるとともに、「伝統」というものの持つ意味を実感させられています。
「伝統」とは決して古いことを守るだけではありません。日々新しく、日々努力し続けること。客の要求に答え続ける努力を続けるうちに、みかけ上は変化しないもの。
マクドナルドと比較するのは恐れ多いことですが、マクドナルドの展開を見ていると、町家をはじめとする、ハチセの家に対する想いと通ずるところがあるように思えてしまうのです。
さて、東京にあるマクドナルドのいくつかの店舗のデザインがリニューアルされたという記事を見つけました。「色」が戦略的に使われており、「色」に対する興味の強い私は、そこにもとても興味深いものを感じています。
カラーデザインの変化は客層をがらりと変えたそうです。
街にあふれるたくさんの色は、実はなんとなくデザインされたものは少なく、色彩心理を巧く利用しているものが多いのです。
マクドナルドのホームページによると、新店舗は5つのコンセプトでつくられているそうです。（以下、マクドナルドホームページ原文のまま）
Qualite～クオリテ～
柔らかい素材感の風合いを生かした落ち着いた店内は、マクドナルドでしようする様々な食品の品質を象徴的なデザインや陳列物とし、お客様の目を楽しませます。
柔らかなレタスの写真が壁一面に広がり、また別の壁には食品加工の際に使用する加工用具の写真が整然と並び、一つ一つの商品への愛情とこだわりを伝えています。
Edge～エッジ～
シャープなビジネス街に暖かさと落ち着きを提供するデザイン。ビジネスマン・ビジネスウーマンがネットサーフィンをしたり、同僚からの情報チェックや、ディスカッションにも活用できるやや大人の色使いや、壁に描かれた抽象的なグラフィックに降り注ぐ指向性照明による余裕ある雰囲気が特徴です。
Food～フード～
鮮やかで茶目っ気の効いた壁面グラフィックは、食事する楽しさをお客様と分かちあおうとするマクドナルドの姿勢の一つです。机、椅子に至る全ての装飾材や家具が鮮やかな色彩でコーディネートされ、店内に一歩踏み入れた瞬間からワクワクする・・・そんなマクドナルドの体験をお客様に語りかける挑戦に満ちた活気あるデザインがこの「Food」です。
Fresh～フレッシュ～
瑞々しい野菜や新鮮な食材のオマージュとも思えるベジタブルカラーで彩られた店内は、そこで時間を過ごすだけで体に活力が注入されるような活き活きした雰囲気に溢れています。楽しい買い物やデートの最中にこの楽しい雰囲気を止めることなくおしゃべりしたい、食事を楽しみたいと考えるカップルやファミリーをお迎えするのにピッタリな店舗がこの「Fresh」です。毎日が楽しくてしようがない、希望に溢れたお客様に更にエネルギーを注入する。シンプルにしてエレガントな店内デザインは、洗練されたブランドの椅子などがこだわりを示しハッピーで生き生きとした、自分なりのライフスタイルを持つお客様にもご満足頂ける空間となっています。
Extreme～エクストリーム～
まるでブリックリンのデザイナー達が集まるオシャレな地元カフェに入ってしまったかと錯覚する、グラフィティに彩られたアンティークレンガ調の壁面はお客様のレストラン経験を一層刺激的なものとします。無駄を省いたモノトーンに近い世界で統一された家具類はミッドセンチュリーに代表されるアメリカのアンティークテイストを感じさせ、最先端を感じつつも、どこか安心する懐かしい雰囲気さえも感じて頂けることでしょう。
ユニフォームもこんな風に変わったようです。
新世代デザイン店舗が作り出す「心地よく洗練された空間」とマクドナルドらしい「楽しさや親しみやすさ」の両方を感じてもらえるようにカジュアルさとフォーマルさを共存させた。としている通り、コンセプトにしっかりはまった演出だと思います。
近く関西にこのような店舗が出現するのでしょうか？
それとも、また違ったコンセプトで展開されるでしょうか？
今後の展開が楽しみです。
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