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インテリアコーディネーターのブログ。
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我が家にMiele(ミーレ)がやって来た!

2021-01-28 | インテリア/建築
さて、自宅の食洗機を国産(panasonic 深型タイプ)からドイツ産(Miele)に交換して2ヶ月が経ちました。
外観からは、その変化にほとんど気付かないほど馴染みました。
パネルは元々のパネルを再利用。

Before


After

既存のパネルで足りない部分は、スペーサーを利用します。
スペーサーと言われてもピンと来ませんでしたが、施工例の写真をメール添付頂き、安心しました。我が家の場合はこんな感じに。

操作パネルの下のリブ部分がスペーサーです。



庫内の大きさもこんなに違います。
Bofore

After


カトラリー専用のトレイもあり、これまでよりもキレイに洗える予感。
嬉しくなって、子どもの給食のお箸箱を洗いましたが、大失敗!
オートモードで洗浄すると、かなりの高温で洗浄されるせいで、キャラクターの色が薄くなってしまいました。


そしてこちらが買い直したものです。こちらはスプーンとのセットになっているので仕様は違いますが、キャラクターの色の比較の参考までに。


そんなわけで現在手洗いしているのは、
1. キャラクターの描かれたコップやおはし等こどもの給食グッズ
2. 家族4人分の水筒
3. テフロン加工されたフライパン
4. 食洗機不可と印字されているもの
5. 排水口の目皿

あたりで、残念ながら、我が家の場合、水切りカゴを撤去するには至りませんでしたが、これまで当たり前に手洗いしていたお鍋や、夫はムリだけれど、私の手首は何とか入るので、中までしっかり洗える!と言う理由で購入した麦茶をストックする為の無印良品の耐熱ガラスピッチャーも、食洗機でピカピカに洗えるようになりました。
特に、このピッチャー、従来の国産の食洗機では、洗浄後、温風によって乾燥させるため、ガラスに水跡が残り、美しくありませんでした。その為、いつも手洗いしておりました。
ミーレの食洗機は、高温のお湯で洗浄後、その熱で自然乾燥させるような手法が取られています。(これは、ホシザキ等業務用の食洗機も同様ですね。)
その為、機種によっては「オートオープン機能」があり、洗浄終了後、扉が自動的に開く機能が付いております。外出前や就寝前にポチッ!とスタートボタンを押す我が家の場合、この機能がとても便利です。


次回は、実際の操作方法や、食器やお鍋を入れてみた様子などのご紹介を致します。

つづく

我が家にMiele(ミーレ)がやって来る!その2

2021-01-20 | インテリア/建築
さて、食洗機を買い替えるにあたり、まずは、Miele(ミーレ)の公式サイトを確認することにしました。

https://www.miele.co.jp/ (miele.co.jp)

これがまあ、なかなか見にくいサイトでして・・・。

予備知識無しでは、商品の概要を理解することはできません。
そこで一番近い代理店を検索することにしました。

グローブ 大阪ショールーム | GLOBE inc.


初めて問い合わせたのは、2020年10月6日。
当日中にカタログ発送のお知らせと見積もりに必要な現況確認の詳細を知らせたメールが届きました。
見習うべきは、このレスポンスの速さ。とにかく早い。
指示された通りの写真を送付したのが10月8日。これに加え、商品に対する質問にも適宜返信があり、メールのやり取り2往復。
その翌日に見積書が届きました。
それから商品選びでメールのやり取り2日間で2往復。翌12日には請求書が届きました。
そして、13日に入金。入金確認もすぐに連絡がありました。

このスピード感が、決断を早めた要因だと思います。
1ヶ月、2ヶ月悩む時間があれば、またずるずるとやり過ごしたんだろうなぁ。

ここまでは、猛スピードで決定したわけですが、私の都合がつかず、納品は2か月後の12月にお願いすることになりました。

工事には代理店の工事担当者の方、電気やさん、水道やさんの3名が来られました。
国産の食洗機は、100Vの電源で足りますが、ミーレは200V必要です。その切り替え作業で、電気工事が必要となるわけですが、我が家の場合、食洗機の電源を分岐し、タッチレス水栓にも使われていたことが工事を開始した後に判明。単独の電源がありませんでした。

そこで、床下に潜り、付近のフロアコンセントから分岐。実にスムーズで美しい仕事でした。
そもそも、シンク下の電源や配管を使用するため、食洗機だけではなく、隣の収納ユニットを外す必要があるのですが、
たくさんつまった我が家の引き出しも、詰まったまま、「よっこらしょ」と外して移設、
最後にはまた「よっこらしょ」とかついで元通り。施主である私の作業はゼロで実に快適でした。
思わず二度見した作業費も、納得せざるを得ません。
そんなわけで、翌日、工事当日に発生した電源追加工事の追加費用を請求するメールが届きましたが・・・事情がわかるだけに、お支払い致しました。

そして設置完了したのがこちら。

 

それはそれは、納得の収容量の洗浄力に、導入から1ヶ月。
とても満足しております。

その使い心地は、次の投稿で。


つづく。

我が家にMiele(ミーレ)がやって来る!

2021-01-15 | インテリア/建築
不動産会社に入社して23年、建築に携わる仕事をするようになって21年になりますが、
この間、食洗機のメーカーをご指定されたお客様はたった2組でした。
会社のスタイル上、請負形式対応が少ないこともあり、「食洗機」というカテゴリーで採用するか?否か?の洗濯はあるものの、メーカーの選択をするケースは少ない。と言うのも、その要因の一つかも知れません。

1組目のお客様は、約17年前、新築を売り建てスタイルでご購入頂いたお客様です。
ミーレの食洗機、洗濯乾燥機の採用をご希望で、これに合わせるため、キッチン部分及び洗面部分のみ、別会社と契約を結ばれた。と言う経緯があります。
当時、高級な設備を採用されるんだなぁ。という程度で、まだ若く実家で暮らす私にはそれほど興味がありませんでした。

 2組目のお客様は、約10年前、京町家をご購入頂き、リノベーションを担当させて頂いたお客様です。1階部分をカフェと雑貨店として改修されたため、ホシザキの食洗機をご希望でした。ホシザキと言えば、業務用の冷蔵庫や食洗機で有名な会社で、家庭用タイプの食洗機の取り扱いがあった時代もあるようですが、その頃には、業務用の取り扱いしかありませんでした。お客様のご要望を聞いて、初めてカタログを請求し、採用にあたって調べたところ、その性能の高さにとても驚かされました。

 さて、我が家の話です。
結婚に合わせて新築した我が家のキッチンには、Panasonicの深型タイプの食洗機がセットされました。


INAX(現在のLIXIL)のカタログの中の選択肢から、一番大容量なモノ。ということで選択した商品です。当時は、インテリアコーディネーターとして業務にあたらせて頂いておりましたので、様々な商品の性能を確認したり、実際に目で見て、触って、直に触れる機会は多くありましたが、使い勝手までを本来の意味で実感するには、やはり私生活に取り入れてみて初めてわかることだと実感した商品の一つでもあります。

初めて食洗機を使った日、その使い勝手の悪さに驚きました。

食器が上手く入らない!!!


メーカーのカタログには、食洗機の中に整然と並ぶ食器たちの写真が掲載されていますが、手持ちの食器たちは、庫内のカゴにうまく収まりません。
これまでの11年間、食洗機にセットできる食器、キレイに洗浄できる並べ方を考えながら、うまく付き合い、そして、毎日頼りにしていました。
うまく食器がセットできずに、使うのが面倒になってしまったご家庭や、
食洗機から食器棚に移す作業の煩わしさから、食器棚代わりになっているご家庭、
洗浄能力が信じられず、乾燥機だけを使われているご家庭があることも聞きますが、実際に付き合ってみて、なるほど。と理解が深まりました。

我が家の場合、朝は手洗い、夕食後の食器のみを食洗機に頼り、毎晩1日1回使用する使い方をしていました。

また、食洗機でガラス製品を洗うと、水跡が残り、美しくないので、結局手洗いをするか?
曇ったガラスに目を塞ぐか?しながら、やりくりしていました。

そんなわけで、食洗機があり、毎日使っているものの、お鍋やボウル等の大物はもちろんのこと、洗い物の半分以上を手洗いしていました。

食洗機、買い替えたいなぁ・・・。

と、思い始めたのは何年も前のことだったと思います。
ところが、一向に壊れる気配はありません。

その後も元気に働き続けてくれていたものの、庫内洗浄剤では落としきれない汚れが気になるようになってきました。
そろそろ壊れないカナ?壊れてもいいよ。と待ちわびて10年。
半日かけて、分解できる部分は全て分解し、拭き上げ、また1年。

食洗機、買い替えたいなぁ・・・。

数年前、いつか自宅をリノベする機会があれば。とホシザキのカタログと何度もにらめっこしたことがあります。

しかし、圧倒的な洗浄力と容量に比例する大きさは、我が家のキッチン空間にはうまくはまりません。かなり大掛かりなリフォームが必要となります。
そこで、現在では、LIXILのカタログにもラインナップされるようになったミーレを検討することにしました。

17年前、ちらりと見たことがあるだけの商品。
仕事柄、その評価の高さはなんとなく知っているモノの、商品知識が圧倒的に少ない状況のまま、そして、昨今の状況下でふらりと大阪のショールームを訪れることも難しい、更にプライベートの時間が取れない。と言うたくさんの条件が重なった結果、
「今より絶対良い(ハズ)!」と言う根拠の無い自信と、「自分で使ってみることで、提案にも活かせる!」と言うもっともらしい言い訳を付けて、初めての問い合わせから一週間で入金すると言う、衝動買いとも言われかねないスピード契約となりました。

つづく。