アフガン駐留米兵:自爆テロ犯遺体と記念撮影 米紙報じる
毎日新聞 2012年04月18日 23時26分(最終更新 04月19日 00時43分)
【ロサンゼルス堀山明子】18日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、アフガニスタンに駐留する米兵らが10年に自爆テロ犯らとみられる遺体と記念撮影していたと報じた。複数の写真も掲載した。
米国防総省のリトル報道官は18日、「パネッタ国防長官は撮影された行為を断固として拒絶する」と指摘。米軍として調査を開始したと明らかにした。
アフガン駐留米軍をめぐっては、今年に入ってイスラム教の聖典コーランの焼却事件や住民を狙った無差別銃乱射事件があり、反米感情がさらに広がるのは必至だ。
同紙によると、10年2月に米兵部隊がアフガン南部ザブール州の警察署に遺体の検証のために訪れた際に撮影されたという。写真は計18枚あり、中には遺体の手を米兵の肩に乗せておどけたものや、遺体の足を持ち上げている写真があった。
同部隊とともに任務に当たった兵士が米軍の統率や規律の乱れを示すものとして同紙に提供したという。
毎日新聞 2012年04月18日 23時26分(最終更新 04月19日 00時43分)
【ロサンゼルス堀山明子】18日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、アフガニスタンに駐留する米兵らが10年に自爆テロ犯らとみられる遺体と記念撮影していたと報じた。複数の写真も掲載した。
米国防総省のリトル報道官は18日、「パネッタ国防長官は撮影された行為を断固として拒絶する」と指摘。米軍として調査を開始したと明らかにした。
アフガン駐留米軍をめぐっては、今年に入ってイスラム教の聖典コーランの焼却事件や住民を狙った無差別銃乱射事件があり、反米感情がさらに広がるのは必至だ。
同紙によると、10年2月に米兵部隊がアフガン南部ザブール州の警察署に遺体の検証のために訪れた際に撮影されたという。写真は計18枚あり、中には遺体の手を米兵の肩に乗せておどけたものや、遺体の足を持ち上げている写真があった。
同部隊とともに任務に当たった兵士が米軍の統率や規律の乱れを示すものとして同紙に提供したという。