天孫降臨のニニギノ命と結婚したのが
オオヤマヅミ神の娘の木花之咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)で、
その子が山幸彦で、
その孫が神武天皇。
までは、よく知っていたつもりですが、
オオヤマヅミ神には、木花知流比売(コノハナノチルヒメ)という娘もいらして
その娘は、スサノオノミコトとクシナダヒメ(八岐大蛇伝説)の子と結婚して、
その五代目くらいに、
大国主神が誕生しているのです。
なお、そもそもクシナダヒメもオオヤマヅミ神の子とのことで、
話はややこしいが。
コノハナノサクヤヒメとコノハナノチルヒメ、
神話の世界は面白い。
さらにオオヤマヅミ神には神大市比売(カムオオイチヒメ)という娘もいらして、
このカムオオイチヒメとスサノオノミコトの子供が
稲荷神社の祭神ウカノミタマノカミと
まさしく今の、大年神(オオトシガミ、お正月に迎える神様)がいらっしゃいます。
今治のオオヤマヅミ神さまは、
日本、日本神話の根っこに深く関わっており、
また、スサノオノミコトが、
この地のいろいろな氏神さんに、
境内社としてまつられているのが、
なるほど、です。
ちょっと、むつこい話ですみません。
今治の神社は面白い。
仙遊寺は、落ち葉がきれいに掃除されていて
境内には、もう、お正月明けの
厄とばし、火渡りの準備ができていました。
冬至も過ぎて、
もう今日からは、日が長くなるんですねえ。