神統譜(神様の系図)を見ていたら、
この地の「大山積神さま」は凄い!ことに気づきました。
1、まずは、天照大神の孫にあたる邇邇芸命(ニニギノミコト)さまが、
神の国からこの地上に送られ、
大山積神さまの娘:木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)さまと結ばれ、
その3代先(山幸彦の孫)に、初代神武天皇さまが誕生するのです。
つまり、世界に誇る我が国の天皇さまは、大山積神さまから生まれたのです。
2、大山積神さまの娘:神大市比売(カムオオイチヒメ)さまと
須佐之男命(スサノオノミコト)さまが結ばれて、
誕生したのが、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)さまと
大年神(オオトシガミ)さまです。
宇迦之御魂神さまは、日本で一番多い神社といわれている稲荷神社の祭神さまです。
大年神さまは、みんながお正月に迎え入れるおめでたい神様です。
日本一多く祭られている神様と全国民が迎えている神様も、
大山積神さまから生まれたのです。
3、大山積神さまの孫にあたる櫛名田比売(クシナダヒメ)と須佐之男命が
八俣大蛇(やまたのおろち)退治で結ばれ、大蛇のしっぽから出てきたのが
皇位の印の三種の神器となっている草薙の剣です。
三種の神器にも関わっているのです。
なお、八俣大蛇を退治したときに、すがすがしいと言ったので須賀神社が誕生したとのこと。
4、さらに、大山積神さまの娘:木花知流比売(コノハナノチルヒメ)は、
櫛名田比売と須佐之男命の子八島士奴美神(ヤシマジヌミノカミ)と結ばれ
その5代先に誕生するのが、大国主神さまです。
出雲の神様大国主神さまも、辿れば大山積神さまから誕生したのです。
どうでしょう、大山積神さまは、日本の神様の大御所、
神の国日本を創った神様でしょう。
大山積神さま:大山祇神社は、もっともっと、大きく取り扱われてもいいんじゃないの、って思ってしまいます。
みんなで、もっとPRしましょう。