事務所の移転の件もあり、その近くの吹上神社に、寄らせてもらいました。
この前にもお目にかかった清楚な年配のご婦人もいらっしゃいました。
ご年配の男性の方もいらっしゃいました。
この方は手をたたく音が大きく、境内に響いていました。
先ほどのご婦人も、結構しっかりした拍手で、パンパンと響き、
境内は、静かな張り詰めた空気の中、そこここで何とも気持ちいい響きとなっていました。
境内にはいくつもの境内社があり、私も負けじと手をたたこうとしましたが、
そうでもない響きに、我ながらさみしく感じてしまいました・・。
（私が、一番若いのに・・、元気出せよ・・。）
この秋から、新しい展開が始まるなか、難しいことを考えず、
とにかく冷静に、力強く、がんばろう。 がんばれ自分。
神妙ですみません。
昨日、友人から、ある友人もお遍路を始めた、と聞きました。
感化されたらしい？
私自身、最初、５０代のお遍路は、まだ早い、とも思いましたが、
実際におまいりさせてもらうと、全然そんなことはない。
若い人もいっぱいいます。
彼に今度会ったら、一緒に感想を話し合いたい。
お遍路は、最初、とにかく、知らなかったことばかりですが、
それがとても新鮮で、
場所場所の景色・空気が違っていて
さらに、いろいろな人と出会って、
思った以上に、いいものです。
ただ、真剣にお願いをされて、一生懸命におまいりされている人たちには、
絶対に失礼のないようにし、頭をさげて、一緒にお願いをしたいと思います。
調子に乗って、軽々しくあいさつすることが、失礼に思えて、できないような方もいらっしゃいます。
ひとりでまわられているご年配の方や、小さいお子さん連れの方や、汗だくの歩きの方にも、
頭が下がります。
来月は、忙しい月になりますが、１回は、お遍路に行きたい、と考えています。
夏は、暑くて、いろいろな虫やにょろにょろしたものまでいっぱい出てくるので、神社巡りは、あまりしないようにしていますが、
先日、家からほんの一キロほどしか離れていないところに、今まで知らなかった神社を見つけたので、行ってみました。
よく通る幹線道路から、一本入ったところなので、まったく気づきませんでした。
辻堂集会所の隣です。というか、同じ敷地です。
「神明神社」という神社です。
神明神社とは、伊勢神宮の天照大神を各地にお祀りする神社です。
私の知っている限りでは、今治周辺では、初めてです。
神明鳥居（伊勢神宮にあるタイプの鳥居）とか、神明造（伊勢神宮の建物）とかの名称にも使われる「神明」です。
ここの鳥居は明神鳥居（この辺では一般的な上部の左右が反り上がっているタイプ）でしたが。
お祀りされている神様は、天照大神の他に大名牟遅神（大国主命）、三島神社、厳島神社、・・・とあります。
したがって、石塀には、この地に多い三嶋神社の神紋が彫られています。
最近改築されたようで、寄付された方々の新しい石柱が並んでいました。
ずっとずっと昔から、ご先祖の代から鎮座される神様は、
いつまでも住人たちに慕われ、また、大切に守られているこの文化は、理屈ではなく、すばらしいと思います。
宗教の範疇を超えている、と思われます。
どうだ、日本はいい。
ずいぶん時間がかかってしまったけれども「神話のおへそ」を読みました。
これは、「神社のいろは」「神社のいろは続」につづく本です。
神社検定２，３級用テキストです。
今回の「神話のおへそ」は、前の２冊に比べて、かなり濃いかったです。
若干、著者の私的な部分も感じられました。
検定にはまだまだ、ほど遠いものを感じてしまいました。
余力・パワーがあれば、数年後に受験したい・・・・・・？。
一緒に、読んだことのない椹野道流（ふしのみちる）という人の「最後の晩ごはん」
という本も読みました。
普通の小説ですが、なんというか近しい感じがして、よかった。
読んだことのない作者の本を読ませてもらったときは、
しっくりくるときとこないときに別れてしまいますが、
今回、いい感じ。
続編も何冊か出ているので、読もうかとも思いますが、
どうやら他のシリーズ等たくさんあるようなので、そっちを読んでみたい。
写経は、とりあえず、なんとか、すすんでいます。
なかなか無心で写経する、ということはできませんが。
書きながら、今日の予定とか、あの件は、、とかいつも思いつつになってしまいます。
その日によって、字が大きかったり小さかったり、細かったり太かったり、いろいろです。
特に、その日の書き出しの第一文字目です。
文字になれてきて、油断すると、字の順番を間違うこともあります。
無心に無心に、と思いつつ写経させてもらっていますが、むつかしい。
いつまでたっても無理かもしれない。
ただ、そのちょっと特別な時間は、ありがたいと思うし、大事にしたい。
写経したものは、お遍路の本堂の写経入れに納めさせてもらっています。
最初は、そういうものがあることを知らなかったのですが、途中からそうさせてもらっています。
写経は、今、４５枚になりました。
８８カ所をお参りするまでに８８枚は、書ききりたい。
ちいさなことですが、これはずっと続けたい。
