きのう、別格20霊場、お遍路させていただきました。
別格20霊場第4番鯖大師本坊、第3番慈眼寺、お遍路第23番薬王寺さんです。
今回も、大変でした。
(こんなことくらいで、大変と言ったら叱られますが)
鯖大師本坊さんは、今までの中で徳島最南です。
お遍路では美波の薬王寺さんが最も遠かったんですが、
そこからさらに約20キロ、
室戸への看板が、近くになってきてました。
こじんまりしていいお寺でした。
この「鯖」ですが、なんとなくこの地(目の前が海)で鯖がたくさん取れていたんだろうな、
なんて思っていましたが、そうではなくて、
鯖を運んでいた馬子さんとお大師さんと出来事からのお話に由来しているとのこと。
近くには、サーファーがたくさんいる海岸もあり、
南国ムード満点の地でした。
お参りさせてもらい、Uターンして
また厄除けのお寺薬王寺さんに戻り
厄除けの鐘を、年の数たたかせてもらい、
(以前に来たときは、長蛇の列で、出来ませんでした)
仙遊寺さんとここだけかと思う「魚籃観音」さまに手を合わせさせていただきました。
道向かいにある、「道の駅ひわさ」に寄って、
近くの厄除けのうどん屋さんで冷やしうどん(かたい!)いただいて、
いよいよ慈眼寺へ。
大変でした。
細い道をくねくね走りましたが、
さすがに山道に少しは慣れ、
まあまあこんなものかと、到着しましたが・・・、
境内すぐに大師堂があるものの、本堂がありません。
隣の納経所で、本堂はどこですか?と尋ねると
軽く、向こうの坂道上がっていってください、とのこと。
ここからが、そう、とんでもなかったんです。
細い山道を500メートル20分、登山状態です。
足元は、岩だらけで、登山靴が必要状態。
本堂が、ありました。
よくもこんなところに、作られたものだ、ほんとに。
巨大な岩の横。
ただ、そのたもとに
にこやかなお顔の招福弁財天さんが、いらっしゃいました。
救われた気持ち!になりました。
すこし涼しくなった風に吹かれながら、
気持ちを持ち直して、山を下りました。
山道の途中に大きな滝もありました。
けっこう、しんどかったけれど、
無事お参りできたことにほっとして、
いつものように、高速の吉野川サービスエリアで、お風呂いただいて、
無事、帰ることができました。
今日も、ほんとに、ありがとうございました。