雨にけむる仙遊寺でした。
まるで、雲の中です。
それでも、お遍路さんでいっぱいです。
新緑の木々、葉っぱは、雨でしただれています。
去年か一昨年、友人に教えてもらいました。
雨もまた、よし、かと。
葉室麟さんの「峠しぐれ」を読ませてもらいました。
なかなか激しい部分もありましたが、人情あふれて
いいですねえ。
この本も、後味がいい。
本棚を見ていたら、
初めて葉室麟さんの「蜩の記」を読ませてもらった後、
続けざまに「秋月記」「恋しぐれ」と読んでいました。
先日久々に読ませてもらった「螢草」。
同じように気持ちが動いたよう。
葉室麟さんの本は、流れるように、美しい。