夏は、暑くて、いろいろな虫やにょろにょろしたものまでいっぱい出てくるので、神社巡りは、あまりしないようにしていますが、
先日、家からほんの一キロほどしか離れていないところに、今まで知らなかった神社を見つけたので、行ってみました。
よく通る幹線道路から、一本入ったところなので、まったく気づきませんでした。
辻堂集会所の隣です。というか、同じ敷地です。
「神明神社」という神社です。
神明神社とは、伊勢神宮の天照大神を各地にお祀りする神社です。
私の知っている限りでは、今治周辺では、初めてです。
神明鳥居(伊勢神宮にあるタイプの鳥居)とか、神明造(伊勢神宮の建物)とかの名称にも使われる「神明」です。
ここの鳥居は明神鳥居(この辺では一般的な上部の左右が反り上がっているタイプ)でしたが。
お祀りされている神様は、天照大神の他に大名牟遅神(大国主命)、三島神社、厳島神社、・・・とあります。
したがって、石塀には、この地に多い三嶋神社の神紋が彫られています。
最近改築されたようで、寄付された方々の新しい石柱が並んでいました。
ずっとずっと昔から、ご先祖の代から鎮座される神様は、
いつまでも住人たちに慕われ、また、大切に守られているこの文化は、理屈ではなく、すばらしいと思います。
宗教の範疇を超えている、と思われます。
どうだ、日本はいい。