玉川に神子森(みこのもり)というところがあります。さやの峠を越えると朝倉になる村境で
す。 路線バスの終点です。
10年くらい前までは、全く知りませんでしたが、知人がその神子森に土地を持っていること
で知りました。
最初、その地名に驚きました。 なんかある、、、、、って思いますよね。
そこには、いろり小屋、田んぼ、畑があり、とても空気がいいので、一時は入りびたっていま
した。
今も時々行きますが、夏は、いけない。雑草がすごく、にょろにょろもいっぱい。
でも、ほんといいとこです。
江戸時代終わり頃、異国船が来るようになり、海沿いにある今治城は、格好の標的になっ
てしまうので、10代松平定法は、今治城移転計画を審議することとなったのです。
最初は玉川鈍川の鷹ヶ森城が検討されたが、土地が狭いとのことで、もう一つの候補地の
神子森に決まったそうです。
家老久松長世に縄張まで命じましたが、結局実現しないで明治維新となったとのことです。
どう、今治の人でも、こんな計画があったこと知らなかった人多いのでは、。
当時の石垣らしいものが、残っているらしいです。