昨夜(今朝)「空海の風景」読み終えました。ちょっと時間がかかりました。
この本は、小説ではないですね。司馬遼太郎さんの、空海についての私感的書物ですね。
司馬遼太郎さんはすごいですね。空海は世紀の大天才ですが、司馬さんも天才。
子供の頃から、なむだいしへんじょうこんごう(南無大師遍照金剛)と、法事やお墓参りで
常に耳にしていたのは、千数百年前に実在した人なんです。
現実の世界とは別の世界の神様仏様では、ないのです。
しかしながら、完全に神格化されています。西洋では、現実の人間を神とあがめることはな
い、ように聞いたことがあります。どうでしょう。そんなことないでしょう。
何年か後に、お遍路に出かけたいと思っている私ですが、いい勉強になりました。
ただ、少々司馬さんの私感が強いかな、と思うところもありました。文献を直接読んでいるわ
けではない(読めない)ので、わかりませんが。
一緒に常に登場する最澄さん、このひと、ちょといいですね。この小説では主役ではないの
で対比(最澄さんがいないと空海の話は進まない)として登場しますが、いいのか、よくない
のか、受け取り方次第ですね。最澄さんに興味をもってしまった人も多いのでは。
密教、金剛界、胎蔵界、顕教、興味津々。う~ん入ってしまわないようにしないと。入って
しまうとぬけられなくなってしまったらいけない。
このわけのわからない世界は、先人の天才たちの慈悲にすがろう。
そして申し訳ないけれど、凡人は、都合のよいように、すがらさせていただこう。
この本は、小説ではないですね。司馬遼太郎さんの、空海についての私感的書物ですね。
司馬遼太郎さんはすごいですね。空海は世紀の大天才ですが、司馬さんも天才。
子供の頃から、なむだいしへんじょうこんごう(南無大師遍照金剛)と、法事やお墓参りで
常に耳にしていたのは、千数百年前に実在した人なんです。
現実の世界とは別の世界の神様仏様では、ないのです。
しかしながら、完全に神格化されています。西洋では、現実の人間を神とあがめることはな
い、ように聞いたことがあります。どうでしょう。そんなことないでしょう。
何年か後に、お遍路に出かけたいと思っている私ですが、いい勉強になりました。
ただ、少々司馬さんの私感が強いかな、と思うところもありました。文献を直接読んでいるわ
けではない(読めない)ので、わかりませんが。
一緒に常に登場する最澄さん、このひと、ちょといいですね。この小説では主役ではないの
で対比(最澄さんがいないと空海の話は進まない)として登場しますが、いいのか、よくない
のか、受け取り方次第ですね。最澄さんに興味をもってしまった人も多いのでは。
密教、金剛界、胎蔵界、顕教、興味津々。う~ん入ってしまわないようにしないと。入って
しまうとぬけられなくなってしまったらいけない。
このわけのわからない世界は、先人の天才たちの慈悲にすがろう。
そして申し訳ないけれど、凡人は、都合のよいように、すがらさせていただこう。