観察 Observation

研究室メンバーによる自然についてのエッセー

多摩森林科学園での観察

2014-05-03 16:55:39 | 14
3年 山本 楓

 4月27日に宮岡さんのテンの糞回収に同行して高尾にある多摩森林科学園に行きました。3月にも行きましたが、そのときにはなかった植物をたくさん見ることができました。今回も高槻先生も同行されたので、植物についてたくさんのお話を聞くことができました。
 その中でも、ハナイカダという植物が印象に残っています。その植物は葉っぱの上に花が咲くというもので、びっくりしました。思わず、何枚も写真を撮ってしまいました。


ハナイカダの花

 またそのほかにもクロマルハナバチ、ルリタテハ、ルリイトトンボ、それにシマヘビを見ました。マルハナバチは黒いボディだったので、太腿のあたりに花粉が付いているのがわかりやすかったです。ルリタテハという蝶は成虫で越冬するということに驚きました。シマヘビは私たちに気づいた後どこか隠れようとしていましたが、入れる穴が見つからなくてすごく焦っていました。
 このようにたくさんの生き物を見て、たくさん勉強することができました。今までは植物を見ても、「おいしそうだな」とか「きれいだな」としか思いませんでしたが、森林科学園で新しいことを学ぶようになって「どんな種子の残し方なのかな」など植物について深く考えるようになりました。まだまだ知識は浅いですが、これからどんどん増やしていきたいと思います。


参加した友達:宮岡、山本、富永、上杉、鈴木(華奈)