中川 尚史
高槻さま
これまで私が拝聴した最終講義では、「何の研究をしてきたか」を述べられることは多いのですが、その結果「何が分かったか」、「何を発見したか」まできちんと話されることは少なかったように思い、その点でたいへん感銘を受けました。また、スケッチがお上手なのは存じ上げていましたが、漢詩の素養までおありだったのは新発見でした。そして何よりすばらしいと思ったのは、東北大学、東京大学、そして麻布大学と3つの大学を渡り歩かれ、それぞれで学生を育てられていることで、それがよく分かった最終講義であり記念パーティーでした。今後も直接学生を指導されることはなくなるにせよ、著書を通じて若い人を育てていかれることと思っています。かくゆう私も高槻さんのご高著はすべてではありませんがいくつか拝読させていただき、活用もさせていただいています。活用のひとつが、このHP(http://www.nikkei.co.jp/nyushi/2015/honshi/kyoto.html)の「生物」にあります。お暇なときにご覧下さい。
中川さんは私が東北大学の助手のころ、金華山の調査を終えるとよく研究室に来てくれました。サルの食について新分野を開拓し、アフリカでもさまざまなサルを研究し、最近では日本各地のニホンザルの「ハグ行動」の違いの存在と意義について指摘し話題を呼びました。(高槻)
高槻さま
これまで私が拝聴した最終講義では、「何の研究をしてきたか」を述べられることは多いのですが、その結果「何が分かったか」、「何を発見したか」まできちんと話されることは少なかったように思い、その点でたいへん感銘を受けました。また、スケッチがお上手なのは存じ上げていましたが、漢詩の素養までおありだったのは新発見でした。そして何よりすばらしいと思ったのは、東北大学、東京大学、そして麻布大学と3つの大学を渡り歩かれ、それぞれで学生を育てられていることで、それがよく分かった最終講義であり記念パーティーでした。今後も直接学生を指導されることはなくなるにせよ、著書を通じて若い人を育てていかれることと思っています。かくゆう私も高槻さんのご高著はすべてではありませんがいくつか拝読させていただき、活用もさせていただいています。活用のひとつが、このHP(http://www.nikkei.co.jp/nyushi/2015/honshi/kyoto.html)の「生物」にあります。お暇なときにご覧下さい。
中川さんは私が東北大学の助手のころ、金華山の調査を終えるとよく研究室に来てくれました。サルの食について新分野を開拓し、アフリカでもさまざまなサルを研究し、最近では日本各地のニホンザルの「ハグ行動」の違いの存在と意義について指摘し話題を呼びました。(高槻)