小幡歯科医院雑談

小幡歯科医院公式ブログ。日常を綴ります。

鬼滅の刃最終回

2020-05-19 22:40:12 | 本と雑誌

今流行りの鬼滅の刃が最終回だということで、家族の要望で少年ジャンプを買いました。

     

私は子供の頃、漫画大好き少年だったのですが、実はジャンプを買ったことがほとんどありませんでした。

チャンピオン、サンデー、マガジンにはハマったことがあるのですが、常に一番人気だったジャンプを定期的に買うことはありませんでした。

 

サーキットの狼、こち亀、さわやか万太郎、ドーベルマン刑事、シティーハンターなど好きな作品もあったのですが、リングにかけろ、Dr.スランプ、北斗の拳、キン肉マン、キャプテン翼などの人気作品にあまり興味がなかったのがその理由だと思います。

 

思い起こせば、週刊漫画雑誌はハマりにハマった作品を目当てに買っていました。

      

昭和40年代生まれの私の漫画雑誌遍歴を、僭越ながら披露します。

   

少年チャンピオン

一番最初に買い始めた少年漫画雑誌です。ドカベンとブラックジャック目当てでした。

ドカベンは野球シーンがリアルで面白く、水島作品ではその他にも、男どアホウ甲子園、一球さん、などが好きで読んでいました。ブラックジャックはヒューマンドラマとしても奥深かったですが、手術シーンに子供ながらワクワクしていました。

その他にも、750ライダー、がきデカ、エコエコアザラク、マカロニほうれん荘、魔太郎がくる、など連載物と読み切りものが混ざっていて楽しめました。

 

少年サンデー

がんばれ元気を読みたくて、買うようになったのがサンデーです。

ちょうど世代が一緒で、悩める主人公に共感しながら読んでいました。あしたのジョーも好きですが、この2作品以外のボクシング漫画には興味が出ませんでした。

おやこ刑事、うる星やつら、サイボーグ009、プロレススーパー列伝なども面白かったですが、タッチは意外にハマりませんでした。

がんばれ元気の連載が終わるとサンデーから離れました。

 

少年マガジン

スーパードクターK目当てに買っていました。

リアリティという点ではこの作品はブラックジャックよりも上かもしれません。やはり、医学ものが好きなようです。

その他はあまり記憶にないのですが、カメレオン、GTO、将太の寿司、などを読んでいました。

金田一少年の事件簿は面白かったのですが、有名推理小説作品をパクったことがショックで、評価は下がってしまいました。

 

ビックコミックスピリッツ

めぞん一刻、美味しんぼ目当てで読んでいました。

高橋留美子作品は、男目線で書いているかの如く共感できるところが多くて、二転三転する恋愛模様の展開がずっと面白かったです。
美味しんぼも毎回毎回エスプリがきいていて、ハマりました。連載期間が長くて、だんだん登場人物のキャラクターと作風が変わっていくのも面白く、750ライダー、エコエコアザラク、翔んだカップルを思い出しました。

東京ラブストーリー、YAEARA、気まぐれコンセプト、おたんこナース、コージ苑、などを読んでいました。名作揃いの時代でした。

書いていて、バブル時代を思い出します。

 

 

モーニング

なんといっても、課長島耕作です。

バブル真っただ中の作品で、日本の企業がアメリカの映画会社を買収したりして、日本が自信に満ち溢れていた時代でした。基本的にサクセスストーリーで面白かったのですが、その後は世相を反映して景気が悪い中で島耕作は活躍します。

沈黙の戦艦、ハートカクテル、クッキングパパ、右曲がりのダンディ、気分は形而上、天才柳沢教授の生活、OL進化論、などを読んでいました。やはり時代を反映して、全体的に明るい作品が多かったです。

 

 

この後、漫画雑誌を買うことがなくなりました。

 

社会人になってちょうどバブルがはじけるのと時を同じくして、週刊漫画雑誌を買わなくなりました。

 

忙しくなったことも理由の一つです。

 

勉強しなければならないことがたくさん増えて、漫画を読む時間がなくなりました。

 

最近は子供の影響で、進撃の巨人や鬼滅の刃を読みましたが、全部読む時間はありません。

 

それはSNSをやっているからです。

        

インターネットがない時代には漫画は最高の娯楽でした。

           

今はネット上で漫画を読むことができますが、私は昔ながらに紙で読みたいと思います。

 

久しぶりに漫画雑誌を買って、昔のワクワク感がよみがりました。

           

 

最後に、鬼滅の刃の感想を。

 

まだ、3巻分しか読んでいないのでネタバレもできないレベルなのですが、最終回は「????」でした。

 

手塚治虫の宝島を思い出しましたが、本当はどうなのかわかりません。

               

また、ジャンプを読んだ感想は、「紙質が落ちた」です。もう、たくさん紙媒体が売れることはないのでこれは仕方ないと思います。

        

もう一つ、「どの絵も同じに見えること」です。

         

おじさんになった現在、テレビに出てくる若い歌手、アイドル、俳優、女優の区別がつかなくなっているので、これも仕方のないことでしょう。

         

雑誌一つ買っただけで、いろいろなことに思いを馳せたのでした。

 


糖尿病が自分で治せる101のワザ

2014-07-08 22:22:53 | 本と雑誌

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今度、主婦の友社から出版される本です。

 

 

これは「健康」という雑誌の記事を集めて一冊の本にしたものです。

 

私が雑誌の取材を受けた内容も載っています。

 

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テーマは「糖質制限と歯周病」です。

 

その他にも藤田先生、溝口先生、南雲先生など著名な方々が糖尿病を防ぐコツについて書いています。

 

是非、ご一読下さい。

 

 

院長


ヒトはなぜ太るのか?

2013-08-20 19:10:42 | 本と雑誌

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ゲーリー・トーベス著 「人はなぜ太るのか?」を読みました。

 

食べても太らない人がいる一方でちょっとしか食べなくても太ってしまう人がいます。

 

太る体質があるのはなんとなく想像できますね。

 

それを科学的に説明しているのがこの本です。

 

 

 

太るということは体に脂肪が溜まるということです。

 

いつも言っていることですが、肥満の原因は糖質です。タンパク質や脂質では肥満になることはありません。

 

体の中で、消費されなかった糖質が脂肪に変換されて太ってしまうのです。

 

エネルギーとして使われなかった糖質はグリコーゲンという形で肝臓や筋肉に貯蔵されます。

 

グリコーゲンとして貯蔵する量には限界があるので、残った糖質(ブドウ糖)を脂肪に変えて体は貯蔵しようとします。

 

体質的に太りやすい人は糖質を脂肪組織に溜め込むことを優先しやすい、というのがこの本における肥満の原因の答えです。

 

 

このブログでも説明してきましたが、脂肪は体にとって必要です。

 

脂肪酸はすぐに使えるエネルギーですし、中性脂肪は脂肪酸からつくられる貯蓄用のエネルギーです。またコレステロールは細胞の膜やホルモンの材料となります。

 

体を元気に保つためには脂肪は大切なのです。

 

大切な脂肪ですが、それをひたすら溜め込もうとする体質があるそうなのです。

 

体の中の脂肪を肝臓や筋肉に貯めずに、脂肪組織に溜め込むことを優先する。

 

それはどういうことかというと、必要なところに脂肪がいかないということです。

 

体の中に脂肪はたくさんあるのに必要なところに脂肪がいっていないと、体は飢餓状態のようになります。

 

これを内在性飢餓というそうです。

 

たくさん脂肪を摂っていても体が飢餓状態になっているので、さらにたくさん食べたくなります。そして飢餓状態であるためカロリーを消費しないように動かないようにします。

 

太っている人が過食で運動しないことがあるのはこのためです。

 

過食で運動しないから太るのではなく、太っていながら体が飢餓状態にあるため過食で運動不足なのです。

 

 

 

これには遺伝的な要素もありますが、生活習慣が原因の場合もあります。

 

糖質を脂肪に変えるのは膵臓から分泌されるインスリンの働きによるものです。

 

インスリンが出れば出るほど糖質は脂肪に変わっていくので、インスリンは肥満ホルモンと呼ばれます。

 

ですからインスリンが出ないようにする糖質制限を行うことが肥満を防ぐのに最も効果的な生活習慣です。

 

 

 

では、脂肪を溜め込む体質は改善できないのでしょうか。

 

この答えがタンパク質と脂質の摂取です。

 

体を動かす基本の栄養素、タンパク質と脂質をしっかり摂ることで体は飢餓状態から脱してエネルギーを貯蓄する体からエネルギーを使う体に変わっていくのです。

 

脂肪の代謝を上げること、つまり脂肪を溜め込まないでエネルギーとして使うようになれば活動的になり太ることもありません。

 

究極はマラソンランナーでしょうか。

 

食べたものはみな運動の燃料として使うことができるので、細身でありながらエネルギッシュに動くことができるのです。

 

 

糖質を制限してインスリンによる脂肪の取り込みを防ぎ、タンパク質と脂質を積極的に摂ることによって栄養分を取り込まずエネルギーとして使うようにする。

 

これは健康な体をつくることでもあります。                

 

低糖質、高タンパク質、高脂質。

 

 

いつも言っていることに収束しました。

 

 

院長


主婦の友社、「健康」6月号

2013-05-01 22:58:16 | 本と雑誌

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取材を受けた雑誌が届きました。

 

「健康」6月号です。

 

「糖質と歯周病」のテーマの記事となりました(116ページ)。

 

 

歯周病の治療そして予防には3つのコントロールが必要です。

 

炎症のコントロール(歯磨きや歯科医院でのクリーニング)

 

力のコントロール(歯ぎしりや食いしばりを減らすこと)

 

そして栄養のコントロールです。

 

 

 

今回は特に糖質制限とタンパク質摂取を中心にお話ししました。そして歯磨きや歯ぎしりや食いしばりを減らす「自己暗示療法」についても言及しています。

 

 

これらはこのブログでずっとお話していることですが、ライターの方にうまくまとめていただきました。

 

今回の「健康」は「ゆるい糖質制限」の特集です。

 

糖質制限を始めようと思っている方には是非お勧めしたい内容です。

 

5月2日発売です。

 

 

院長


ダイエット外来の減量ノート

2013-03-23 00:55:00 | 本と雑誌

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今西 康次著 「ダイエット外来の減量ノート」を読みました。

 

 

著者の4年間のダイエット外来での経験から得られた、糖質制限の実践マニュアルです。

 

 

前半が糖質制限の解説、後半が実際に外来で用いられている記録方式が載っています。

 

 

ダイエットを目的として書かれている本ですが、これを実践することによって糖代謝異常からくる様々な病気を予防することができます。

 

 

もちろん、それには虫歯と歯周病も含まれます。

 

 

薄い本ながらしっかりと糖質制限についてまとめられています。

 

基礎から糖質制限を勉強することにも役立つようにつくられています。

 

 

糖質制限を始めようと思っている方は是非。

 

 

院長