小幡歯科医院雑談

小幡歯科医院公式ブログ。日常を綴ります。

売れ筋

2010-10-29 14:01:51 | 院内情報

当院ではお口のケアグッズを販売しています。

                

あまり在庫を持ちたくないので必要最小限のものを販売しています。

              

歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス、フッ素ジェル、フッ素入り歯磨き粉。

                         

これらは歯科専売か東急ハンズのような特殊な店でないと置いていないものです。

(東急ハンズより値段は安く設定しています。)

                  

洗口剤(デンタルリンス)やキシリトールガムは市販されているので置いていません。

                  

最近、どうしても医院に置かなければならなくなったのがキシリトールタブレット(飴)です。

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/xylitol.html

                         

これはまったく市販されていない歯科専売のものです。

                    

なぜか100%キシリトールは市販できないようになっています。

                     

                               

そしてこのキシリトールが売れます。

                              

一番売れています。

                         

私としては虫歯のリスクがあって飴を好む人にしか勧めていないのですが、自然と売れています。

                     

本当は歯ブラシが一番売れて欲しい(常に良い状態の歯ブラシを使ってもらいたいので)のですが、当院売れ筋No1はキシリトールになりそうです。

                 

歯医者で一番売れるのが飴って、複雑な気持ちです。

               

                 

院長

                           


すりこみ

2010-10-21 01:32:00 | 歯科

先日の日曜日、幕張メッセで口腔外科の学会がありました。

               

その学会に参加、、、、したのではありません。

            

学会に参加した人の宴会に参加しました。

            

所属していた口腔外科の医局の同輩、先輩の集まりに誘われたのです。

                      

久しぶりに会った先輩達と話していると、不思議な感覚を覚えました。

                    

話す言葉がすべて胸に響くのです。

          

日頃も歯医者の仲間と仕事の話をする機会は多いです。

            

でも幕張の席ではどこか違っていました。どこか懐かしい、自分の故郷に帰ったような。

            

何故かと考えたら、医局の先輩達は自分が歯科医になって初めて仕事を教えてもらった人達です。歯科医師免許を取ったとはいえ、右も左もわからないような時に一から臨床を教えてもらった人達です。

                   

まさに、親も同然の人達なのです。

                

卵から孵った雛が最初に見たものを親と思う「すりこみ」。

                

口腔外科の先輩達は私にとって特別な同業者なのだと感じながら、旧交を温めてきました。

                 

次の日は初心にかえり新鮮な気持ちで仕事をすることができました。

                   

          

院長

                     


たけしの本当は怖い家庭の医学

2010-10-14 18:20:24 | テレビ番組

              

なぜだか最近「舌に歯型」という検索が増えています。

            

理由は明らかです。

               

たけしさんの番組で舌癌について取り上げられたからです。

                  

ちゃんと観ていないのですが、歯並びと舌癌の関係についての内容があったようです。

               

簡単に言うと、歯並びの幅が狭くて舌を圧迫している状態だと舌癌になるリスクが高い、ということらしいです。

                     

確かに舌癌は舌の横(側面)によくできます。

            

ですから舌の横に長期的に悪い刺激が加わることは癌のリスクになります。

                  

ただ、これは数多くある癌のリスクのたった一つにしかすぎないので歯並びが狭いから癌の心配をするというのは杞憂です。

                     

相変わらずこの番組は影響力が強いです。

                  

当院のような弱小ブログにも影響が出ています。

               

          

院長


告白

2010-10-06 19:06:56 | 推理小説

Kokuhaku_2

                           

                                     

                                 

湊 かなえ著「告白」を読みました。

               

映画化されていますが、その前にミステリー愛好家には評判の作品でした。

                 

                 

暗いいじめの話が中心で、どんよりとした空気の漂う作品なのかと予想していました。

                         

ところがこの作品の雰囲気はそうではありませんでした。

                   

小気味良いほどテンポが良く、読者がぐいぐい引っ張られるような作品です。

                       

学校内の人間関係がリアルにイキイキ(ちょっと暗い雰囲気で)と描かれています。

                        

面白い作品でした。

                   

                        

衝撃のラストが用意されていて物議を醸し出した、と帯に書いてありましたが、エンターテイメントにおいては必要ない物議であると感じました。

           

要は面白ければ良いのですから。

                         

主人公を松 たか子さんを思い浮かべながら読んだらさらに臨場感が高まりました。

                       

きっと映画も面白いのだろうな、と想像しました。

            

             

院長