小幡歯科医院雑談

小幡歯科医院公式ブログ。日常を綴ります。

脳はバカ、腸はかしこい

2013-03-13 06:52:00 | 本と雑誌

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自分の体の中に寄生虫を飼っている、個性的な先生の著作です。
 
                     
                   
 
酒、タバコ、ギャンブル、ゲーム、そして糖質など身体に悪いとわかりながらやめられない、どころか依存してしまう理由を「脳はバカ」だからと説明しています。
 
 
                 

それに比べ「腸は賢く」体の調子を把握し、必要なものを取り込み
いらないものをそのまま外に出している。しかも、幸せ物質と呼ばれるセロトニンの90%は腸に存在し、脳にも指令を出すことができるし腸自身が体に指令を出すこともできる。
 
 
 

                 
              
腸は第二の脳どころか、本当に正しい判断をしているのは
腸なのだそうです。
 
                 
                
 
 
                                    
                      
皆さんも自分の脳を信じずに腸の声を聞きましょう。
 
 
 
                
                       
                  
                           
ちなみにセロトニンをつくるにはトリプトファンというアミノ酸が
必要です。
 
 
                                 
                 

トリプトファンが豊富なのは赤身の魚、肉類、乳製品、大豆、
ナッツです。
 
 
 
            
                 
                       
やはり肉を食べると幸せな気分になるのです。
 
 
 
院長
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空腹が人を健康にするってどうなんでしょう?

2012-11-03 12:20:03 | 本と雑誌

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目黒アトレの有隣堂で面白い陳列をみました。

 

 

右の本は最近話題の「空腹療法」です。

 

 

それを左側の本が強烈に批判しています。

 

 

相反する内容の本を並べてしまうところに遊び心を感じます。

 

 

一日一食で空腹の時間を増やせば長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活発になり、若返るという理論です。

 

 

私もこれに反対の意見です。

 

 

空腹=血糖値の下がっている状態

 

つまり低血糖状態なんですね。

 

 

血糖値の安定しない人にとっては低血糖はとてもつらい状態でです。

 

 

身体に様々な不調が現れます。

 

 

その状態から逃れるためには血糖値をすみやかに上げる糖質が欲しくなります。

 

そしてその糖質で急激に血糖値が上がって、さらに血糖値が不安定になっていきます。

 

 

血糖値の安定しない人にとって空腹の時間はない方が良いのです。(そのために補食を進めています。)

http://obatadc.blog.ocn.ne.jp/shikabanashi/2012/06/post_ca6f.html

 

 

 

空腹で健康になれるのは血糖値が安定していて、交感神経が優位(http://www.excefk.com/jiritu-type.html)で、副腎が強い(血糖値を上げるホルモンがたくさん出る)人であるといえるでしょう。

 

 

院長

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「噛むだけ」ダイエット

2012-10-26 00:05:05 | 本と雑誌

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渡辺 信幸著「「噛むだけ」ダイエット」を読みました。

 

                         
                   

                 
歯科医の先生が書いた本なのかと思うようなタイトルですが、内科の先生の著作です。

 

                    

そして、タイトルが示す通り歯科に通院している人にも大いに参考になる内容です。

 

しかもこの本は糖質制限の本でもあるのですが、今回は「噛む」ことに焦点をあてます。

 

 

食事において食べ物をよく噛むことはとても大切なことです。

 

 

この本では

 

1 ひと口入れたら箸を置き、30回噛んでから飲み込む

2 毎日、体重を測定する

 

だけで健康な身体を手に入れられると説明しています。

 

それはそのままお口の中の健康にもつながります。

 

 

何故、よく噛むことは歯にいいのでしょうか。

 

たくさんの回数噛もうとすると一回一回の噛む力が自然に弱くなります。

 

歯に無理な力が加わらなくなります。

 

歯ぎしりや食いしばりが歯を悪くする原因になると何度も書いてきましたが、食事でも強く噛むことは歯に負担になります。

 

つまり、早食いは歯に悪いのです。

 

日頃忙しいと早食いになりがちですが、そのために歯を悪くしている人も見かけます。

 

食事の時間だけはゆっくりとっていただきたいものです。

 

 

この本を読んで「ゆっくりと、弱い力で、たくさん噛んで」食事をするようにして下さい。

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Tarzan

2012-10-02 22:06:13 | 本と雑誌

Tazann

ついに、Tarzanで糖質制限が特集になりました。

 

さすが硬派な健康雑誌、その内容はとてもしっかりしていています。
                         

江部先生が監修を行っているようですが、最初のページにこうかかれています。 

 

 

糖質制限が行えない人

□ 腎機能が低下している。

□ 活動性の膵炎がある。

□ 肝硬変がある。

 

要注意の人

□ 糖尿病で薬をのんでいる。

□ 糖尿病でインスリン注射をしている。

 

 

特集の最初に「糖質制限をやってはいけない人」が書いてあるところがとても硬派だと思いました。

 

内容も多岐に渡っていて、永久保存版です。

 

是非、ご一読を。

 

 

院長

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中谷美紀さんと糖質制限

2012-07-06 20:22:35 | 本と雑誌

中谷美紀さんが糖質制限にハマッているそうです。

 

http://mdpr.jp/021190720?__from=mixi

 

糖質制限は糖尿病を中心とした糖代謝に関わる病気の予防に有効です。

 

 

虫歯や歯周病の治療や予防にも有効であることも述べてきました。

 

これが美容にも有効なんですね。

 

身体に入った糖質は組織を「糖化」させるので、組織は衰え老いていきます。

 

糖質はアンチエイジングの大敵なわけです。 

 

 

私は美容のための糖質制限を勧めるわけではありませんが、中谷さんの影響で糖質制限が広まればいいな、と思います。

 

 

院長

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