迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。
そんなレンズで撮る写真も載せていきます。

水中でも陸でも使えます NIKONOS W-NIKKOR 35mm F2.5

2018-08-21 22:43:05 | Miscellaneous Lens
水中カメラNIKONOSの水陸両用レンズW-NIKKOR 35mm F2.5です。


   レンズ構成  4群6枚
   最短撮影距離 0.8m
   重量     160g

レンズ鏡筒の両側に特徴的な形のつまみが付いています。この2つのつまみは「距離」と「絞り」の調整に使います。レンズ内には「距離目盛」の窓と「絞り目盛」の窓があります。
向って右の銀色のつまみを動かすと「距離目盛」が回転します。黒色のつまみを動かすと「絞り目盛」が回転し、「距離目盛」の被写界深度指標表示が動いて幅が変わります。ニコノスは目測のピントあわせになるので、この被写界深度の指標が大きく見やすくなっていたのでしょうね。
なかなか面白い動きをするので、つまみをいじるだけでもけっこう楽しめます。
レンズは4群6枚のガウスタイプとのことですが、4群6枚の構成の前面に平面の保護ガラスが入っています。このガラスは簡単には外れないようです。

レンズのマウントは、シーリング材料がはめ込まれており、ボディに着ける際には、けっこう力技が必要です。


さてこのレンズをデジタルで撮影しようと思っていますが、市販のマウントアダプターは高価ですので、また自作することにしました。以前に水中専用レンズUW-NIKKOR 28mm F3.5をステップアップリングとリバースアダプターを使ってマイクロフォーサーズで使用する話を紹介しましたが、それと同じ手法でEマウントで使えるようにしました。今回は強力両面テープを使ってしっかり固定しました。両面テープでの接着ですから、剥がせば原状復帰もできます。


さて写りの方は、絞り開放では球面収差の影響でしょうか四隅が甘くなりますが、5.6まで絞れば四隅もしっかり解像しています。



絞った時の画質は素素晴らしいですね。さすが半世紀も販売が続いた定評のあるレンズです。


絞り開放での近接撮影では、味わいのあるボケが出てきます。なかなか面白いレンズで。

   いずれも SONY α7+NIKONOS W-NIKKOR 35mm F2.5

※分解や改造は自己責任でお願いします。
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