岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

そうだ、私、30歳になった。

2006年01月17日 | Weblog
忘れていたけど、私、1月で30歳になったんだった。20代は、修士号取得、就職、恋愛、介護、結婚、退職、大学院復帰、出産と非常に濃厚な10年だった。

7,8年前、修士の学生であった頃、久保田先生から「お前は、10年後どうしたいんだ?」と聞かれたことを思い出した。私は、そのころ「国際協力分野で働きたい」と漠然とした希望を持っていた。

だから、大学院の頃は、国際協力機構(JICA)のインターンとしてフィリピンで修行もしたし、FASIDの研修もフィリピンで受けた。そのときの経験から、海外で貢献するためには自分に力がないと役に立たないことを実感した。特に専門性と企業人としてマネジメント力をつける必要性を感じた。

私は(そのころは)大学院では専門として教育工学を少しは勉強できたと思ったので、それ以外に企業の組織運営について学びたいと思い、就職をすることにした。一流企業に勤め企業のノウハウを学んだ後、青年海外協力隊員として海外で働き、その後海外の大学院で博士号を取得したいと思っていた。

けれど、実際は、就職先で現在の夫と出会ったこと、母が介護が必要になったことなどから青年海外協力隊へ行くことはできなくなった。というより、行く気持ちがなくなった。協力隊へ行くのもいいが、教育工学についての専門性をもっと高めて、日本にいながらも国際協力分野で活躍できる場を見つけようと思ったのである。

けれど、もし、夫と出会っていなかったらどうなっていただろう…母が倒れなかったらどうなっていただろう…?そしたら息子にも会えていなかったかな。 

この10年をふりかえってみると、10年前に考えた「なりたい私」とはところどころ違っていたし、想定外のこともたくさんあったが、今のところ自分の人生に幸せを感じて、満足している。

次の10年に「こうしたい」という思いはあるが、どうなるのかな。40歳になったとき、また10年をふりかえるのが楽しみ。

授乳バトル

2006年01月17日 | Weblog
産まれて三ヶ月までは三時間ごとの授乳が必要だと言われている。けれどこれは母乳が十分に出るママ、粉ミルクで育てるママにあてはまることだと思う。私みたいに、母乳の出がいまいちなのに、母乳で育てようとするママは1時間や30分ごとに授乳の時間がやってくる!しかも、よく出るママなら授乳が20分程度で終わるが、私の場合は30-40分余裕でかかる。さすがに夜は粉ミルクを足して3時間の睡眠時間は確保できるが、それ以外は息子とのバトルである。

ミルクを飲んで寝たーと思うと15分くらい経つと、おむつがぬれて「おぎゃー」その後30分くらい経つともうお腹がすいて「おぎゃー」夜はまとめて寝てくれる分、昼間は全く目を話させてくれない息子…平日は夫もいないので、30分以上の時間をまとめて自由にできる時間がない…非常に手がかかる。

息子の顔を見ていたら癒されるけど、育児って本当に大変なことなんだと実感。家から一歩もでれず、誰とも話さず…

まとまって自分の時間を持とうとすることはしばらく無理かも。実家に帰ろうかと計画中