里山の竹林の惨状、知ってはいましたが、ここまでなんだよなあと改めて心が痛みました。
ハーレム、実は男手は一人
エネルシアさんにお声をかけていただき、“畑作業ワークひみつの薬草園づくり”にお邪魔してきました。
作業は半日、ここらに小径を作りたい、ここらに小屋、ここには竹の長椅子と骨だけの屋根を作りたいんですけど、お好きなことをしてくださいね、って言われたんですが、、、
今日も、ハーレム状態ではあるんですが、裏を返すと男手は一人ということでもあり、、、
ここで竹林に繋がるんですが、エネルシアさんのエネニア薬草園の隣は竹林なんですが、全く手が入っておらずに荒れ放題。だから、竹は進出してくるは、雪で折れたのが覆いかぶさってくるは・・・
ですから、薬草園のそこかしこに竹の切ったのや竹の枝などが置いてあるんですね。しかも、進出した竹がのさばっている。好きにしてくださいと言われても(^^;;
全国の最前線、エネニア薬草園
小屋や椅子や屋根づくりのためには、ただ一人の男手でもあるし、先ずは竹の始末をしなくてはと、そのあたりのことから始めたものの、結構手強い。
休憩もそこそこに、作業再開。ふ~~っ、これは、エネニア薬草園だけじゃだめだ!
心地い薬草園のためには、お隣の竹林の整備が不可欠ですよね。という状態の場所って、全国に山ほどあるんですよね。松江の市街地の際のようなここでもそうですから、押して知るべし。
食用になる竹は中国から持ち込まれ、生活を豊かにするために各地に移されて竹林が形成されたのですが、過疎化とともに耕作放棄の畑が増え、竹林や山の荒廃が進む。
そして、管理されなくなった竹はどんどん繁茂し密林のような竹林になるばかりではなく、テリトリーを広げて森を席巻し森の荒廃も進んでいく、そんな最前線にエネニア薬草園もありました。
自然は人の手を入れなければ、心地よい自然に帰るものと思っていましたが、何かの本で、一度手を付けた自然は、人の管理がないと荒廃するばかりだと読んだ記憶があるのですが、やはりそうかも。
エネニア薬草園、やり残した!って思える仕事がいっぱい。
自然を相手にどれほどのことができる訳でもありませんが、一度縁した場所ですから、何度か通って、そこに生えている植物たちも、そこで自然と交流する人も、心地よい場になるお手伝いがしたいものです。