エトロフハナカミキリ[Etorofus circaocularis]
2010.6.26 留萌管内北部
分布:北海道(日本海側北部、オホーツク海側など)
体長:12.5~14㎜
ホスト:海浜に打ち上げられたトドマツ、モミ属の流木
セリ科やハマナスに訪花するが、
もっぱら流木やゴミの下から採集されることが多いハナカミキリ。
昨年は2度失敗しているので、
今年こそクリアしたいと思っていた種の一つであった。
今日の北海道各地の気温は軒並み30℃を超え、
オホーツク地方では37℃になった所も出たらしい。
今回の訪問地は海岸で風が強いといえど26℃近くあり、
砂地の照り返しで、肌の露出部分はムラ無くコンガリ日焼けした。
なかなか厳しい気象条件と砂地での流木返しという肉体労働で、
だいぶ足腰に負担がかかったが、
何とかこの1頭をモノにでき嬉しかった。
発生地の環境
神恵内の記録は知っていましたが、
今も発生しているのかな?
7月に入ったことだし、オホーツク方面も探してみたいと思います。
可能性は低そうですが、案外日本海側には広く生息しているのかも!?
海流を調べてみても面白そうですね。
分布地が道北・道東の海岸になるので、
札幌から出かけるにしても、時間も高速代も結構かかります。
あっ!高速は一部無料化になったから、かなり助かりますね。
なにやら貴重な種のようですね
さすがo-jiroさん(^O^)/
確かに苦労したぶん採集した慶びはひとしおです。
ぼくも最近そういった楽しみを覚えてきたようです。
今日はビールで乾杯しましょう(^O^)/
ご無沙汰しております。
根室管内、網走管内はこれからですね。
本種の発生時期は短いようですが、
タイミングさえ合えば、採れると思います。
でも、花に沢山集まってくれれば楽なんですけど・・・。
是非、チャレンジしてみてください。
図鑑では全身が真っ黒の個体か褐色の個体しか図示されていませんから、
樹を引っくり返して見つけたときは、
一瞬???と時が止まってしまいました。
オホーツク地方、毎週仕事で行ってますけど、
5月までの寒さはなんだったんだろう?という暑さが続いています。
今年はカミキリが少ないです。
天気が良くても、ハナカミキリが好きなセリ科の花に殆ど虫が集まって居ません。
私もこのカミキリは数年前から採りたいと思いつつも、なかなか根室管内の浜辺までは足が向かないのが現実です。
なんて言ってるうちは一生採れませんね。(汗)
やはり、「労なくして得るものなし」
O-jiroさんの記事を読んで改めてそう思いました。
おめでとうございました!
触覚も鞘羽の色彩もエトロフハナらしい個体ですね。
私は最近、水辺ばかり行っていて、カミキリとの縁がないのでうらやましい限りです。
それにしてもオホーツク(北見でしたか?)は37度ですか
山形も30度超えていましたが、比べ物にならないですね・・・。