「義経千本桜 すし屋」
義経千本桜には、権太編・知盛編・忠信編 と三つのお話があります。
権太編の主役は“いがみの権太”
この“すし屋”は権太編の最終章になります。
細かい話は長くなりますので、
ここでは大道具にまつわるお話を。
「来月は“すし屋”が掛かりますよ。」と大道具さんに知らせると決まって、
「上敷は引き取るのかい?」
と聞かれます。
これはなーんでか、というと、
二重屋体の前に敷いてある上敷を、芝居の途中で引き取るのが関東風。
引き取らないのが関西風。
てなわけで、
「来月の“すし屋”は関東風ですか?関西風ですか?」と聞いているのです。
「握りですか?押しですか?」って意味じゃあないですよ。
今回浅草で上演されているのは“松島屋型”ですね。関西風です。
昨年、勘三郎襲名の巡業で廻ったのは“音羽屋型”関東風です。
台本もちょこっと違うのですが、大筋は同じです。(あたりまえか)
下手の世話木戸のあたりの道具立てに違いがあります。
あなたは関西風?関東風?どちらがお好みですか?
お鮨のお話でした。
義経千本桜には、権太編・知盛編・忠信編 と三つのお話があります。
権太編の主役は“いがみの権太”
この“すし屋”は権太編の最終章になります。
細かい話は長くなりますので、
ここでは大道具にまつわるお話を。
「来月は“すし屋”が掛かりますよ。」と大道具さんに知らせると決まって、
「上敷は引き取るのかい?」
と聞かれます。
これはなーんでか、というと、
二重屋体の前に敷いてある上敷を、芝居の途中で引き取るのが関東風。
引き取らないのが関西風。
てなわけで、
「来月の“すし屋”は関東風ですか?関西風ですか?」と聞いているのです。
「握りですか?押しですか?」って意味じゃあないですよ。
今回浅草で上演されているのは“松島屋型”ですね。関西風です。
昨年、勘三郎襲名の巡業で廻ったのは“音羽屋型”関東風です。
台本もちょこっと違うのですが、大筋は同じです。(あたりまえか)
下手の世話木戸のあたりの道具立てに違いがあります。
あなたは関西風?関東風?どちらがお好みですか?
お鮨のお話でした。