大道具さーん ちょっとー!

舞台美術製作 金井大道具㈱ごきげん営業阿部 ここに日々の業務を垣間見る。お気楽に「大道具さーん、ちょっとー!」

おしらせ

2009年10月14日 | 歌舞伎巡業
10月31日飯能市民会館をスタート。
「松竹大歌舞伎 秋季公演」全国巡業が始まる。
北から南まで15箇所を回り、
最後は京都/春秋座11月25日で千穐楽。
出し物は二年前に東京/三越劇場でやった 

『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』 通称「どもまた」

真っ赤な血で描かれたトラがふすまからぬけだして大立ち回りを演じる荒々しい前半。
吃りで不器用で出世もできず死んじゃいたいくらいに惨めな気分のおとくと又平夫婦がなんとアンビリバボーの奇跡を起こしてハッピーエンド万歳の後半。
大道具さんの仕掛けもいっぱいあって,
とても面白いドラマだと思います。

是非お運びください。
コメント (3)
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所作台をならべる

2009年10月05日 | 現場
5日、6日の二日間。
こんな出し物があります。

大手町座 第2回
亀井広忠 プロデュース 能楽舞台
「三番叟」





この所作台は1976年製作のものです。
たぶん、きっと。
うーん33年前に作られたものか。
所作舞台は日本舞踊や能狂言の所作事に使われるものだが、
演じる方が言うには、
古いもののほうが足になじんでよいということ。

提供する私たちからしても、
新しい所作台は伸びたり膨らんだりと木の“アバレ”がすぐに出るので扱いにくい。
新築の家より旧家のほうがなんだか居心地がよいというのと同じ。

古いものを大事にしないといけない。
コメント (1)
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十五夜 お月見

2009年10月03日 | 観ました
東京オリンピックは幻に終わってしまった。
招致活動のお手伝いもしたのに・・・残念。





じっと月を見る。

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東京都民の日

2009年10月01日 | 大道具
10月1日は都民の日なのだ。
学校はお休みらしいが、会社は休みにならない。
千葉県民の私にはまったく関係がないように思えるが、
池袋にある東京芸術劇場でこんなイベントのお手伝いをした。

「東都の秋 月を奏でる」

クラシック専用の大ホールで、
筝曲、清元、端唄、長唄、お囃子、尺八、東京シティフィルを一気に堪能できるという、
東京文化発信プロジェクトが送る画期的なプログラム。

会場には緞帳がないので、絵屏風をそれの替わりにして舞台転換をするという演出だった。


オモテウラともになかなかの舞台転換。
楽屋の廊下が大道具でいっぱい。
大事な楽器をぶつけないようにしないとね。

客入れ直前までの入念なリハーサルの末に本番。
何とか無事に終わる。
コメント (1)
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