「義経千本桜 すし屋」
義経千本桜には、権太編・知盛編・忠信編 と三つのお話があります。
権太編の主役は“いがみの権太”
この“すし屋”は権太編の最終章になります。
細かい話は長くなりますので、
ここでは大道具にまつわるお話を。
「来月は“すし屋”が掛かりますよ。」と大道具さんに知らせると決まって、
「上敷は引き取るのかい?」
と聞かれます。
これはなーんでか、というと、
二重屋体の前に敷いてある上敷を、芝居の途中で引き取るのが関東風。
引き取らないのが関西風。
てなわけで、
「来月の“すし屋”は関東風ですか?関西風ですか?」と聞いているのです。
「握りですか?押しですか?」って意味じゃあないですよ。
今回浅草で上演されているのは“松島屋型”ですね。関西風です。
昨年、勘三郎襲名の巡業で廻ったのは“音羽屋型”関東風です。
台本もちょこっと違うのですが、大筋は同じです。(あたりまえか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b6/bd3bdf799bf5c1f6333e5079c0f58109.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/12/03f4643481f6a40ba08e72d4f7f3dbf7.jpg)
下手の世話木戸のあたりの道具立てに違いがあります。
あなたは関西風?関東風?どちらがお好みですか?
お鮨のお話でした。
義経千本桜には、権太編・知盛編・忠信編 と三つのお話があります。
権太編の主役は“いがみの権太”
この“すし屋”は権太編の最終章になります。
細かい話は長くなりますので、
ここでは大道具にまつわるお話を。
「来月は“すし屋”が掛かりますよ。」と大道具さんに知らせると決まって、
「上敷は引き取るのかい?」
と聞かれます。
これはなーんでか、というと、
二重屋体の前に敷いてある上敷を、芝居の途中で引き取るのが関東風。
引き取らないのが関西風。
てなわけで、
「来月の“すし屋”は関東風ですか?関西風ですか?」と聞いているのです。
「握りですか?押しですか?」って意味じゃあないですよ。
今回浅草で上演されているのは“松島屋型”ですね。関西風です。
昨年、勘三郎襲名の巡業で廻ったのは“音羽屋型”関東風です。
台本もちょこっと違うのですが、大筋は同じです。(あたりまえか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b6/bd3bdf799bf5c1f6333e5079c0f58109.jpg)
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下手の世話木戸のあたりの道具立てに違いがあります。
あなたは関西風?関東風?どちらがお好みですか?
お鮨のお話でした。
でも途中で上敷は取らなかったデスよね?
上方風の「すし屋」ということでしたが、上方風だったのは権太とそれにかかわる小道具だけなのかな?と思いました。お里のセリフなども関東風だったし。
ほくろが付いてるか付いてないかは遠くて見えませんでしたけど(笑)
人情深い演出で良かったと思います。
(煙で涙をごまかすトコとか)
私は今回のすし屋の方が好きだなと思いました。
3月は歌舞伎座で仁左衛門さんが『権太』を
演じるので、とても楽しみです。