大道具さーん ちょっとー!

舞台美術製作 金井大道具㈱ごきげん営業阿部 ここに日々の業務を垣間見る。お気楽に「大道具さーん、ちょっとー!」

6/30 東コース初日&中央コース稽古

2007年06月30日 | 大道具
江戸川総合文化センターでは、「松竹大歌舞伎 公文協東コース」の初日。
開演前、染五郎さん道具や照明のチェック。
初日の緊張感。


王子の北とぴあでは「松竹大歌舞伎 中央コース」の舞台稽古。
猿之助さんや紫先生が一門の稽古を見守る姿。

おもだか版「歌舞伎の見方」
なかなか面白い構成になっている。
お客さん参加型。
さあ舞台に上がりましょう。

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6/30 三越劇場イベント

2007年06月30日 | 三越劇場
三越劇場ではイベントの歌謡ショーが開かれました。

客席に作られた仮設のお立ち台。
こういうのを“デベソ”と呼んでいます。
ストリップ小屋には必ずついてますね。

客席に並べられた桜の花。
お客さんがこれを振ってショーを盛り上げるのです。
本番は観ることが出来ませんでしたがどんな様子だったでしょうか。
ちょっと気になります。

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6/29 東コース 舞台稽古

2007年06月29日 | 大道具

江戸川区総合文化センターで舞台稽古。

「仮名手本忠臣蔵 七段目 一力茶屋の場」では本火を使うので消防署からの立ち入り検査。
一通り検分が終わり舞台稽古が始まる。
消防署員(男女二名様)は客席4列目中央の特等席で観劇・・というか検査観劇。
こういう観劇のときは芝居を観るのか、火を使うところだけ観るのか・・・
苦痛に感じる消防士さんもいるだろうなあ。

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6/28博多座十二夜千穐楽

2007年06月28日 | 大道具
博多座は無事に千穐楽を迎えました。
今日の福岡地方はとても蒸し暑く感じました。
来月は博多祇園山笠があります。町は祭りの準備中。仕込みの真っ最中といったかんじでした。
コメント (2)
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6/27 巡業道具調べ2

2007年06月27日 | 大道具
昨日に引き続き巡業の道具調べ。
中央コース、東コースと二番組合同でやる。

手前が中央コース「俊寛」の岩。
木と紙と布で出来た断崖絶壁・・うん、見える見える。

奥に見えるのが東コース「忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋」
壁の色が特徴。
この色を見たら祇園の御茶屋と思えという色。
よく覚えておこう。







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6/26 巡業道具調べ

2007年06月26日 | 大道具
夏の松竹大歌舞伎巡業。
大道具の道具調べが始まりました。
戸田市にありますマイドさんの倉庫をお借りしております。
舞台へ持ち込んでサッと飾れるようにここで準備をします。

倉庫内気温推定40℃
人間は汗をかきますが、道具は汗をかきません。


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6/25 最後の休み

2007年06月25日 | 休日
今月最後の休日は・・・
ディズニーランドへ。

アドベンチャーランドからトゥーンタウンへというコースが功太郎の定跡手順。
今回、お父さんはショーベースでやっている「ワンマンズドリームⅡ」というショーを見たいので、開演40分くらい前から並ぶ。

ショーは30分くらい。
とても面白かった。子供はもちろん、お父さんも楽しめる構成になっている。(きれいなダンサーがたくさん・・・)
となりで観ていた母娘。
お母さんが感激で涙を流し、それを見た娘が「ありえない・・・」とつぶやいていた。

舞台は宙乗りあり、本火あり、舞台転換ありでかなり大仕掛け。
舞台装置もかなり楽しめます。(うちの第二セクションで製作しています)



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6/24 「吟と舞」

2007年06月24日 | 三越劇場
三越劇場で「第42回 吟と舞」の会がおこなわれました。

朝、八時半に劇場に到着すると出演者の方がもう舞台でお稽古されていました。
朝練ですね。

午後は事務所で仕事。日曜日の事務所は人も少なく、電話もあまりかかってこないので落ち着いて仕事が出来ます。




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6/23 雨上がりの土曜日

2007年06月23日 | 大道具
天気のよい土曜日。
外は暑いが湿気が少なく風も吹き、気持ちよい土曜日だ。
こんな日は自転車でも乗るか。

新富町から銀座へ。
馬券売り場の横で立ち食いそばをすする。
桜田門から半蔵門へ上り坂。
ジョガーやサイクリストが大勢走っている。暑そうだ。もう少しゆっくり走ればいいのに。

半蔵門:国立劇場:大道具製作場

色を混ぜて作るところ。目指す色はなんだ。


“俊寛”の岩を裏から見るとこんな感じ。
木と紙と布。この造形は“ネブカ”と呼ばれていて大道具さんが作り、絵描きさんが絵を描く。芝居を知らないと作れない、技術とセンスと根気が要る作業。


ひたすらに壁を塗る。腰に悪そうだ。

半蔵門から竹橋方面へ廻って三越劇場へ向かう。


忍びの者か、クライマーか?
どうやら岩の間にたまった葉っぱを掃除しているらしい。
しばらく見物する。

この作業は必要なのですか?宮内庁さん。





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平成19年度 公文協主催 中央コース 松竹大歌舞伎

2007年06月22日 | 大道具
今日は歌舞伎巡業の中央コースのご紹介。

一、歌舞伎のみかた
                  市川笑三郎
                  市川春 猿
  笑三郎さん、春猿さんによるちょっと風変わりな歌舞伎の解説です。この二方がやるとちょっとどころではなく、大いに風変わりな解説になる可能性ありですね。

二、平家女護島 俊寛(しゅんかん)
            俊寛僧都  市川右 近
            海女千鳥  市川笑 也
          丹波少将成経  市川笑三郎
           平判官康頼  市川段治郎
          瀬尾太郎兼康  市川猿 弥
         丹左衛門尉基康  市川門之助
  平家物語に描かれているドラマが歌舞伎になったもの。最後に島に一人取り残された俊寛が呆然と沖を見つめるシーン。泣いているのか笑っているのか。役者さんによってやり方が違うので見比べるのも面白いですね。

三、お祭り
              鳶頭  市川段治郎
              芸者  市川春 猿
              鳶頭  市川猿 弥
              芸者  市川笑三郎
              芸者  市川笑 也
              鳶頭  市川右 近
   北島三郎の名曲“まつり”ではなく、こちらは清元の名調子に乗って、鳶頭と芸者の華やかな踊り。江戸の山王祭が舞台です。 

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