大道具さーん ちょっとー!

舞台美術製作 金井大道具㈱ごきげん営業阿部 ここに日々の業務を垣間見る。お気楽に「大道具さーん、ちょっとー!」

亀治郎の会のこと 2

2011年08月20日 | 亀治郎の会
18日は開幕前日の舞台稽古。
稽古の前に道具を飾って、照明をあてて“道具調べ”“場あたり”と呼ばれる一連のチェックをする。
そこで問題のあるところには“直し”の注文が入る。


『葛の葉』の道具を“直し”する大輔さん。稽古時間に間に合わせるためにすごいスピードで。動きが早すぎて全部がこんな写真になってしまう。


無事に間に合ったようです\(^o^)/


昨日19日。
初日の幕が開きました。
本日20日が中日(なかび)。
明日21日が千穐楽。
三日間の興行日程です。





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亀治郎の会のこと

2011年08月18日 | 亀治郎の会
8月19日~21日まで。
国立劇場・大劇場にて。

『第九回 亀治郎の会』

が行われます。
昨年の第八回のプログラムには、「亀治郎の会は第10回で終わりにします」と宣言されていたので今年を入れてあと二回ということになる。

こいつぁちょっと見逃せねえなあ

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養老の滝

2010年08月24日 | 亀治郎の会
今年は世界的に異常気象。
日本も全国的に異常な猛暑に襲われている感がある。
東京も暑いがここ京都もとても暑い。
同じ関西でも大阪の人に言わせると、大阪と京都の暑さはどうも質が違うらしい。
山に囲まれているから、空気のたまり具合などが違うんだろうか。

京都造形芸術大学にある劇場 春秋座に涼しげな滝が流れておりました。
この大学の学長である千住博さんの滝の絵を背景に市川亀次郎さんと尾上青楓さんが踊ります。




御覧のまことに涼しげな滝は「養老の滝」
この水を飲むとたちまち若返るという。
私も一口飲んでみた。
絵に描いた滝の水をどうやって飲むのだというのは禅問答。

こちらは長唄舞踊『漁礁問答』
第八回亀次郎の会
であります。





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亀治郎の会

2008年08月30日 | 亀治郎の会

先日行われた『亀治郎の会』の舞台裏。
「俊寛」の浪布の上に所作舞台を並べ、
「道成寺」の道具を飾るの図。
コメント (1)
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「第六回亀治郎の会」

2008年08月22日 | 亀治郎の会
「第六回亀治郎の会」の舞台稽古。
出し物は
一、『平家女護島 俊寛』一幕
二、『京鹿子娘道成寺』道行から鐘入りまで

どちらの演目も亀治郎流の独特な解釈の元に作られている。

8月23日(土)、24日(日)の二日間。国立劇場大劇場にて。
二日間ではもったいないような内容である。
コメント (2)
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8/12,13 真夏の静岡に雪が降る

2006年08月14日 | 亀治郎の会
亀治郎の会 in しずおか

“鷺娘”
「客席にも雪を降らせましょうよ」ということで、
やってしまいました。照明のシーリング室、フロントから大量の雪を降らす。

十二日は
朝七時の新幹線で静岡へ。
九時から仕込み。
十四時から舞台稽古。
私の役はシーリングに入って、キュー出しと雪降らしの手伝い。
稽古終了後大急ぎで客席に積もった大量の雪を掃除。
十七時半 客入れ開始。
十八時半 開演。
二十時半 終演。
客席に積もった大量の雪を掃除。

十三日は
十時 客入れ開始。
十一時 開演
十三時 終演
客席に積もった大量の雪を掃除。
十四時 客入れ開始。
十五時 開演
十七時 終演
客席、シーリング、フロントに積もった大量の雪を掃除。
十九時 終了。
二十時 静岡から東京へ帰京。

雪掃除をしてくださった、会館職員の方、アルバイトの方、本当にお疲れ様でした。
シーリングに上っていたため観られませんでしたが、
客席から観ていると、とてもきれいだったそうです。
亀治郎さんも「私も客席から観たかった」とおっしゃってましたが・・・
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8/3 舞台稽古

2006年08月03日 | 亀治郎の会
国立劇場小劇場で「亀治郎の会」舞台稽古がありました。

隣の大劇場では藤間流の舞踊会のお稽古。こちらも歌舞伎の役者さんや地方さんたちが大勢そろっていて、楽屋の廊下はにぎやかでした。

“奥州安達原 三段目”
“天下る傾城”
の二本。
あださんは、京都でもやっているのですが、きっちりと二時間の通し稽古。

“天下る傾城”は石橋物の舞踊です。
稽古前の寸法調べで、道具の変更が出ましたが、間に合わせて稽古開始。
京都の“松廼羽衣”のように、セリ上がり、転換などのきっかけがあるのでちょっと緊張します。
無事に稽古終了。

終了後、「飯でも食いにいこか。」と誘われたので、赤坂あたりに連れて行ってくれるのかと思ったら、
食券一枚渡されて、
「こんなにもろたけど、使いきれへん。あんたにいちまいあげるわ。」
楽屋食堂で、しょうが焼き定食をいただきました。

どうもご馳走様でした、Tさん。

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瓜生山歌舞伎

2006年07月31日 | 亀治郎の会
今日は関係する番組で千穐楽が三本。
「公文協東コース」厚木
「公文協中央コース」越谷
「瓜生山歌舞伎」京都

おめでとうございます。
越谷サンシティーにご挨拶に行く。
うちの工場から車で10分。とても近い。

千穐楽の次の日は荷おろしがあるのですが、
明日は3本の荷おろしが重なるわけで・・・
どういう順番でおろすのか・・・
悩ましいところです。

瓜生山歌舞伎から。
「松廼羽衣」の大道具です。


舞台転換の末に、こうなります。

宙乗りで天女が大空へ去っていくところですが、
スーパー歌舞伎「三国志」のラストの風景を髣髴させます。
コメント (1)
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百万遍-進々堂

2006年07月29日 | 亀治郎の会
瓜生山歌舞伎 初日
ホテルのチェックアウトを済ませて、目的地へ向かう。

京都大学のある百万遍の交差点から東へ100mほど行った所に“進々堂”という喫茶店がある。
そのお店のテーブル、椅子を見に行く。
というか、座りに行く。
木工家:黒田辰秋さん(人間国宝、故人)が作ったテーブル、椅子、調度品。
写真でしか見たことがなかったので、お店の扉を開けるときちょっとどきどき。
椅子やテーブルの作りはそれぞれ重厚な感じですばらしいのだが、
それらを包み込むお店全体の雰囲気がそれ以上に分厚い感じ。
お店自体が重量級でないとこのテーブル、椅子は支えられないだろう。
もはや家具ではない。お店そのものになっている。
空調があまり効いていなくてちょっと蒸し暑い。それがまた心地よかった。
アイスコーヒーを飲み終え、広げていたノートを閉じようとすると、
べたべたしたテーブルに表紙の紙がくっついてしまった。
お姉さんを呼んで、濡れ布巾を借りてふき取る。
「これは漆がべたべたしているんだね?」「・・・?(ナニ?)」
「僕はこのテーブルを見に来たんだよ。」「・・・?(ナゼ?)」
「これは有名な方が作ったテーブルなんだよ。」「・・・?(ダレ?)」
京都では私の言葉は通じないらしい。
ちなみに写真撮影はご遠慮くださいとのことでした。
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京都造形大学 舞台科

2006年07月28日 | 亀治郎の会
瓜生山歌舞伎 
午前中、“松廼羽衣”道具調べ~下ざらい
16:00 “奥州安達原 三段目”舞台稽古
19:00 “松廼羽衣”舞台稽古

“松廼羽衣”では、舞台転換に造形大学の学生さんがお手伝いしてくれています。
皆さん舞台科の学生で、この春秋座で自作の作品を上演するのだとか。こんな立派な舞台を使えるなんて、すばらしいですね。

明日はいよいよ初日。
大道具さん 10名と、学生さん 6名  
で、舞台転換をやります。
大道具さんは南座からも来てもらっています。

よろしくお願いします。
コメント (5)
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