ひとつ終わり、ひとつ始まる

洞爺湖サミットがあったり、地震があったりしたこの七月ですが、
無事に歌舞伎巡業「公文協東コース」「中央コース」が千穐楽を迎えました。

お疲れ様でした。

東コースの練馬文化センターにて
「毎日暑いですねえ」と声をかけると、
「暑いなんてもんじゃあ・・・札幌で３１℃ってどういうことよお？？」
とある役者さん。
日本全国、暑い夏ということですね。


午後は「新・水滸伝」の稽古場仕込み。
実際に使うセットを組んで稽古します。
新作のお芝居です。
どんなドラマになるかとても楽しみですね。

夏だ！浴衣だ！

昨日は汐留、銀座、森下と出かけたのだが、半端でない暑さ。
地下鉄を降りたくない。建物から出たくない。と思わせる暑さ。

街を行く人に浴衣姿の方が多く見られる。
きょうは隅田川の花火大会があるそうな。
最近は男性も浴衣姿の人を結構見かける。
なかなか涼しげでよい。



スペースFS汐留　では、小唄松峰派の「浴衣会」が行われた。

らしくみせる

家族のあり方とか、人間の欲望とかがテーマのちょっと重いドラマ。
セットは戦時下のある一室。
アパートなのか倉庫なのか、隠れ家のような部屋。
鉄骨むき出しの柱や梁が緊迫感を客席に与える。

鉄骨の柱や梁は、当然ながら木やベニヤで作られており、それにリアルな着色がされその質感を出す。
木を鉄らしく見せる。
木を木らしく見せる。
鉄を木らしく見せる。
そんな日々の営み。
ああ、家族ってなんだろう。

「羊と兵隊」は２７日まで下北沢の本多劇場で上演中。
また、８月１日～３日は京都の南座で上演されます。

唐川投手、好投

7月にはいって、７勝２敗　最下位脱出！
マリーンズの調子が急上昇！
首位まで８ゲーム差。
Aクラスまで３ゲーム差。
ひょっとするとひょっとしますよ。
北京オリンピックが始まるまでにもう少し上がっておきたいところ。
今月のマリーンズから目が離せません。

劇団S.W.A.T

大阪名物のくいだおれが閉店した翌日、
劇団S.W.A.T　「Last Sceneはさりげなく」が開幕。（特に関係はないが・・・）
初日の舞台を観させていただく。
サカゲンが担当。ということはうちの大道具セットである。

張物の裏が見えるときは、普通は黒く塗りつぶすとかするものだが、このお芝居では堂々とパネルの裏側を見せている。
劇中劇の舞台裏を見せるという趣向の芝居だから、こんなのもアリなんだね。

休憩なしの二時間と聞いて、ひるみそうになったけれど、
時間の長さをまったく感じない、とても面白い舞台でした。
笑えました。

新宿の紀伊國屋ホールで13日まで。

巡業の夏

平成20年度
（社）全国公立文化施設協会主催
というのは長いので、“公文協（こうぶんきょう）”と呼んでいる。
歌舞伎の夏巡業、東コースと中央コースの
二つの「松竹大歌舞伎」巡業が始まった。

東コースはサミット真っ只中の北海道から地震で被害が大きかった青森、岩手、山形などを廻る。
中央コースは秋田、宮城などから、最後は九州の鹿児島まで行くことになる。

暑い中、本番に移動に大変ですが、お体に気をつけて元気に帰ってきてください。