ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

お一人様57歳女性

2019-03-08 | 経済・政治・社会
お一人様57歳女性 老後安泰の絶対法則
というタイトルにドキリとして、
思わず読んでしまった57歳女性(笑)


読んでますますドキリとしたのが、
知り合いたちにそっくりなこと
音信不通になってしまったかつての友人
年齢は違うものの、まさにその予備軍など。


裕福な親に経済的にも精神的にも支えられ、
社会人になってからも何かあれば、親。
友だちよりも恋人よりも誰よりも、親。


会話に驚くほどの頻度で親の話が出てくる違和感に
本人は全く気付かないというか、それが初期設定。
若い頃なら恋人、友人、同僚の話となるのに、
彼女たちの場合は、圧倒的に親の話でした。


何よりも驚いたのが、彼女たちが屈託なく語る親たち。
いい歳をした娘を手元に置きたがり、
結婚しなくていい、働かなくていい、
いつでも帰って来い、一緒に暮らそう。

と言い続けていたのには心底驚きました。


「親に大事にされている。愛されている」
というのが、彼女たちの大きな心の支えだったのでしょうが、
逆に社会人としては些細な問題にもつまづき、耐えられず、
文句や不満の多い、不安で不機嫌な日々を送っていました。


そのせいかひとつの職場で長く続けられなかったり、
文中の人のようにほんの腰掛けの仕事だけだったり、
「大人にはなったけれど社会人にはなっていないんだ
と感じることもありました。


いろいろな縁で人生の一時期を一緒に過ごしましたが、
「いざとなれば親がいる。実家に帰ればいい」
と二言目には言ってた彼女たちの1人は本当に57歳。
私たちは同い年でした。今はどこでどうしていることか。


かつては引越し魔、筆不精、電話不精、
ソーシャルメディアをやらない私も、
「今はどこでどうしていることか
と多くの人に思われているんでしょうが、

NZで元気にやってます(笑)






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