ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

今週の散歩部:グランドセントラル・アパートメント

2013-08-25 | 西蘭家散歩部
昨夜は雨音で目が覚めるほどでしたが、朝には止んでいました。


「じゃ、行こう
(by私。夫やや渋々~


まずは、こちら

2階こと、セカンドフロアー


木曜日以来で今週2回目

(※美味しすぎる+クーポンの締め切りという事情がありまして)


今日はけっこう込んでいて、テーブルセットはこんな感じ



こんな風にナプキンと箸を別々にセットする余裕がないほどで、

けっこうけっこう


今回もクーポンなので45ドル分が20ドルぽっきり
がっつりいきます!

2人で気に入っているワンタンスープ


今回はさらにサンラー水餃子(酸辛水餃)

これも好き~


麺は夫が

ジャージャン麺
これもキュウリの代わりにモヤシでした。


私は前回から決めていた

雪菜肉絲湯麺
これは相~当~気に入りました


普通はトンコツのようにこってりめの白いスープが多いのですが、
ここのはサラっとした黒いスープでそれはそれで雪菜が引き立つ!
これはリピ決定


食事中はけっこう雨も降ったのですが、外に出たらこのとおり。



珍しく外観の写真で。

今回もごちそうさまでした~



そのままパーネル・ロードを下ってテクテク、シティー方面へ

途中でここに寄りました。
アパート


はい、アパートです




これが

(感動具合を出すためにあえて大きい写真で)


ここは2003年に今のブリットマート駅が正式開業するまでの

オークランドの終着駅でした。


今は全面改装されてアパートに

ズラリと並ぶ郵便受け


学生向けの下宿と聞いていましたが、
なんの、なんの、

中には子どもがたくさ~~~ん遊んでいて、
楽しそうな声が旧駅舎にこだましていました


部屋は1、2部屋の小型物件が中心でキチネット、バス・トイレ付き

でも部屋での調理は限られているようで、


非常に大きな共同キッチンがあり、何人かが調理中でした。

ガラス越しにパチリ
素晴らしい広さ、ゆとり、清潔感!


こちらは共同ダイニングスペース。

ボディーコープ(管理組合)がしっかり管理しているようで、どこもピカピカ


中にはこんなに美しいタイルが

駅舎の頃のままなのでしょうね。


芸術です。

居住スペースにこんなに美しいものがあるなんて!


子ども時代にこんな変わった場所で暮らしたら、

一生の思い出でしょうね。


本当に生活感のない、

広く、古く、美しい不思議な空間
(※大学生だったらここに下宿したい!)


駅舎ですから、いたるところにこういうものが。



ここはかつての女性専用待合室

小さくて暗かったです。


そしてなによりも目を奪われたのが、

完璧な状態で残っているタイル


一つ一つの手作りのぬくもりがたまりません。



昔のものって、どうしてこうも美しいんでしょう。



それなりに時間と手間をかけた高価なものだったとしても、



こういう質の高い美しさが公共施設にあったというのは、

素晴らしいこと



当時の暮らしぶり、



旅の高揚感、

が伝わってきます。


NZ鉄道のロゴ

(※今は「キウイレール」になりました)


毎日こんなに美しいものを目にして



出かけたり



帰ってきたりするのは

日常と非日常が混在するようで興味深いです。
しかも両者をつなぐキーワードが「駅」「旅」だったら・・・・
うーん、なんてステキな場所


元の切符売り場と思われるカウンター



なにもかもが凝っていて

物が大切にされていた時代を感じます。


どんなに豪華なホテルも真似できない



時代が培った重厚さ



ほんのちょっと

タイプスリップしたようでした。


外に出るとかなりの雨足になっていました

アパートの入り口


すぐ近くにはNZ最大のコンサートホール

べクターアリーナ
名古屋の温(19歳)がよく行っていました。


すぐ隣はマンション



住みたいかどうかは別としても、アーバンライフの一等地

若い頃だったら楽しいだろうな~


雨の中、必死でたどりついたのが

エスプレッソ・ワークショップ
ここの1杯はシティーに行く楽しみでもあります。
(※パーネルにもお店があるのですが、今日は長めに歩きたく・・・・)


チョコレート・ブラウニーのガツンと腰の入った甘さに

冷えた身体もハートも温められました。


今日は列車が止まっていたので、帰りはバスで帰宅しました
バスに乗ったのは何年ぶりでしょう?
散歩部初のバスですが、雨が本降りでさすがに徒歩はムリでした


こんな日はバス停から徒歩1分で帰宅できることに、
改めて感謝


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