ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

タラナキ行:タラナキの可能性

2014-04-23 | 旅行
パリトゥトゥ・ロックの後はそのまま市街地へ

コスタル・ウォークウェイと呼ばれる海岸遊歩道散策


片側は雄大な外洋



ここを開発する前は岩場だったのでしょう。



岩がそのままになってますが

それがまたいい!


反対側は商業施設だったり
公園だったり
住宅だったり

歩いて行くだけでどんどん光景が変わります。
その小ささもまたよし


この遊歩道は本当に市民の憩いの場のようで

歩いて通過中の人
仕事帰りらしい人
ウォーキング中の人
ランニング中の人


子ども連れで散歩中の人



こんなイケてるおニイさんも

これなんて言うんですか?
スケボーのボードがないタイプ
足に固定していないローラーの上に乗っているだけ!


あの2つの島が重なってみえるー



別の位置からだとこんな。



夏のニュープリマスはイベントがテンコ盛りで、遊歩道脇では

ストーンカービングを実演中
マオリのクリエイターってどうしてこうもイケてる


ごろんと転がる作品

マオリモチーフ
見ている人の服装がこれまたいちいち正しい


こんな台にポンっと。



一番好きだったこの作品

石であることを忘れそうになる柔らかで滑らかな曲線


粋なマオリのおっさん

海を見ながら携帯中ー
存在が絵になります。


立ち寄らなかったけれど

ショッピングセンター


ファーマー御用達ファッション

スワンドライは一大ブランドです。
(※なぜか温も名古屋に持って行きました


アジアン・ショップもありましたん

これなら住めるって(おいおい)


今やオールブラック、ボーディン・バレットも

タラナキ出身
ITMデビューは衝撃だったなぁ。


週末になったら一大飲み会会場になりそうな場所。

飲み文化は相当と見ました。
男女ともにねっ


渋ーい新聞社

タラナキ・デイリーニュース


紙面も渋いよ

なんたって
NZファーマー

このおっさん
(※正しすぎるー)


だいぶお腹もすいてきて、目抜き通りを目を皿にして2往復。

ここはファーマーたちが集まりそうなアイリッシュパブだし、


こっちは音楽ガンガンの飲み系だし
あっちは閉まってるし(←ままあり。まだ1月初旬だったので)


おっ

バイアダクトにあったオサレなインド料理パンカワラが
こんなところに引っ越してきてるー


善の14歳の誕生日はパンカワラで祝いました。

おいしかったですよ


でも店はガラガラで、
「今年はラグビーワールドカップがあるのに、大丈夫かな~?」
と思ったら、ワールドカップの前になくなっていました。


周りの店はバンドを入れたり、とにかく飲む&飲ませる店で、

「インド料理じゃ飲めないよねー
とバイアダクトという場所とのミスマッチを感じていました。


「あの見事は外壁はどうしちゃったんだろう?」

と思っていたんですが、こんなところで『再会』するとは!
(※外壁はありませんでしたが)


しかも平日だというのに、
タラナキの皆さん、ガンガン飲んでます
インド料理屋で


もう1軒あった老舗風の店
インディア・トゥデーの方は市場のような賑わいで、
もちろん皆さん
ガン飲み
スゴーーー


アイリッシュパブでもインドでもない私たちは見事に

夕食難民


ま・さ・か・の
春巻き~


化学調味料たっぷりの
長崎ちゃんぽんとミゴレン(のようなもの)

でも、選択肢なくー
水ガブ飲みでがんばりました(←化学調味料アレルギーの人)


タラナキはここ数年で急速に所得水準が上がっており、
失業率の低さも北島ではトップクラス
職種によっては労働力が逼迫気味で人の誘致に躍起


当然懐の温かい人が増えているわけですが、いかんせん、
その消費力に見合うほどの店がないー
というわけで、仕方なく皆さん、
インドで飲んでる
って感じ。


サービス産業の需給のミスマッチを目の当たりにしました。
かく言う私たちも、食べる気満々なのに入りたい店がない。


私たちとほぼ一緒に通りを往復していた観光客風老夫婦も
なーんと私たちより先に、同じ店に入っていました。

で、旅先でこれを余儀なくされていたもよう。


もったいない話じゃないですか。
市場があるのにサービスがない。
まぁ、冬場の閑散期がどの程度落ち込むのか等もありますが、
すごい可能性を感じました。


実はタラナキという場所は、
「オークランドに万が一のことがあって住めなくなたら
引越し先にどうだろう?
と前々から考えていた場所。


オークランドに住めないって、火山の噴火並みの天変地異の
ことではありますが、漠然とその辺のリスク管理も頭をかすめる私。
まぁ、そういう事は決して起きてほしくはないのですが





タラナキ





アリだな




を実感しました。
(※でも冬は寒そーー ←すっかりその気)


まぁ、これ以上語ると終わらなくなってしまうので、

@サーフハイウェイにて


タラナキ



またいつか


(※できたら近いうちにぜひ


長い長ーいトンガリロ・タラナキ旅行日記にお付き合い下さり
ありがとうございました


トンガリロ行
タラナキ行


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