ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

今日の学習

2013-08-24 | 海外子育て
名古屋の温(19歳)は無事台湾到着。
いきなり家族4人乗りのスクーターが時速50キロで走っていくのに
驚いた
(※アジアは奥深いよ、温クン


これからの1ヶ月、想像できないぐらい多くのことを学ぶでしょう。
(※32年前のママがそうだったから
話を聞くのが楽しみだぁ。



一方の善(16歳)
毎週土曜日はハマりにハマっているカードの日
(※マジック・ザ・ギャザリングというアメリカのカードゲーム)


今日も朝からタカプナで大会参加。
ところが準決勝で相手が八百長をしているのに気づき、
見ていた観客も気づいて誰かが審判を呼びに行ったんだそうな。
大人数が同時にやるので全試合に審判はいるわけではないそう。
(※でも準決勝なんて2戦しかないのに、それでも審判がいないの?)


(写真はサンディエゴ大会にて)


審判に言われて目の前でカードを切るときには、ごく普通に切って
おとがめなし


審判からは
「限りなく黒だろうけど現場を見ていないので。」
と耳打ちされ、そのまま善は敗退。手口はカードを切るときに、
こっそりカードを選んで並べていたそう。


「すっごくウマかったよ 
騙してるのがわかんないぐらい。」

とその騙し具合に興奮している善
悪いことをする人はバレないようにウマくやるもんだよ、善クン!


結果は4位で不本意ながら、生涯初めての八百長に立ち会って、
プチ興奮
だったのか、あれこれ話してくれました。



その後、大会の主催者から電話あり。
善の相手は決勝でも八百長をやって、今度はその場で御用
善が繰り上げで2位になったという連絡でした。


「優勝したらブリスベン行きのチケットだけど、ボクもう買っちゃったし、
決勝に行っても相手にあげるつもりだったんだ
と言い出し、2位の景品(カード一式)にご満悦なんだそう
(※もうすぐプリスベンで大会があり、善も出場します)


「おかしいと思ったら、すぐ審判呼ばなきゃ。相手は大人でしょ?」
「うん。でもそのとき、ボク勝ってたから。でも次は呼ぶよ。」
実は善が決勝戦の相手に八百長の手口を話しておいたそうで、
「すぐバレたみたい。」


実はその人、以前にも別の大会で八百長をやり、それを録画されていた
札付きの人だったそう
でもノースショアを拠点にしているので、善はあまり対戦することがなく
知らなかったんだそうな。これでしばらく出場停止だそうです。


とまぁ、息子サンたち、それぞれの場所でそれぞれ学習しているようで、
親は話を聞くのがめちゃくちゃ楽しみなんですよ。



こちらの息子サンたちも日々成長中で学習中(なにを?)

私のひざ掛けを横取りして寝るクロ


このまま4時間ほど動きませんでした



写真嫌いなコロは不意打ちを撮られて唖然

へへへ、いただき~



明日は天気になるかな?
散歩部で歩けるかな?

先日家具屋の前で見かけたディスプレー
配色の可愛さにヤラれますが、うちにはいらないしなぁ


ウッドの内干し用ラックは見栄えがいいけど、

ペンキかニスを塗らないと
カビが生えるし~
(※経験者語る


そんな今日はオールブラックスがワラビーズ戦で2勝目
トム・テイラーはデビューおめでとう!
トニー・ウッドコックは100試合出場、本当にお疲れさま!


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温の台湾留学

2013-08-24 | 息子通信
名古屋の温(19歳)が今日、1人で台湾へ旅立ちました。



これから1ヶ月、台北の語学学校で中国語研修を受けます。

(飛行機から見た桃園国際空港周辺)


実は32年前に私も同じことをしていました。
大学の第二外国語で中国語を選択し、講師に薦められて、
春休みのの短期留学コースに参加したのです。
19歳になった直後で、まさに今の温と同い年のときでした。


「あの1ヶ月半で人生が変わった
と言っても過言ではありません。
日本以外での生活
世界の広さと価値観の多様性
努力がものすごいスピードで報われていく現実

を知り、


世界で最も話されている中国語の実力
アジアの限りない成長性と可能性

を実感し、もう後戻りはありませんでした。


その後、NZに移住するまで20年続いた
私の「アジアの時代」の幕開けでした。
(※NZでもアジア社会にはどっぷりお世話になっています)


香港で生まれ、香港人の友だちに囲まれて育った温にとり、
アジアは生まれ故郷。日本は名古屋に住むまでは心の故郷でした。


中国語を話す母親の背中を見て育ち、
経済を専攻したことで中国の世界経済における重要性を思い知り、
「大学で何か語学を
となったときに、中国語を選択することはごくごく自然でした。


そして選んだ今回の台湾留学。
きっと大きな手ごたえを感じて帰ってきてくれることでしょう。
そして台湾のおいしい食べ物に度肝を抜かれることでしょう。
病みつきになって、春休みにもきっとまた出かけていくことでしょう。


この辺も母と一緒になるのでは


学費、寮費、飛行機代、海外旅行保険、交通費、現地での滞在費等
かなりの出費になり、親も少し援助しました。けれど大半は自分で
アルバイトをして分割払いで親に返し、全額返済して出発しました。
たいしたものです
帰っても即バイトに戻り、今度は春休みの資金を貯め始めるでしょう。


この辺も母と一緒になるのでは


台湾はそれぐらい真摯な気持ちで訪れる者を魅了して止まない場所。
充実した実り多い、楽しく安全な1ヶ月を


いつか現地で落ち合いたいなぁ

(桃園空港内にて)


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