ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

再会

2012-03-23 | 移住生活
昨日のカフェで、夫と2人で朝食をとっていたときの話。
中東系の男性がスッと店に入ってきました。


「あっ、カマル
と言う夫。



カマルは家の近所にあった床屋の名前で一時、夫も子どもも行っていました。特に温(18歳)は大のお気に入りで、
「カマルはプロだよ。完ぺき主義者だし~」
とベタ褒めで、彼のプロフェッショナリズムに惹かれていました。
(あのボーボー頭のスタイリングが変わったかどうかはさて置き・・・・


しかし、一時から店は休業がちになり、気がつくと閉まっていました。


転居先の張り紙も連絡先もなく店内はそのままで、見ようによっては、
夜逃げ
という感じ


しばらくして椅子などの備品が運び出され、別の店になってしまいました。



「カマルどうしちゃったんだろうね~?どこいっちゃったんだろう?
まさか夜逃げじゃあるまいしね~?」

と、しばらく我が家の話題になっていましたが、3人とも別の床屋に行くようになっていました。



あれから数ヶ月。
こんなところで再会するとは



カフェの隣が彼の新しい店でした。
「息子が懐かしがってるのよ~」
と言うと、
「ぜひ来てくれ。料金は前の店の値段でいいから


おー!さすが商売人
確かにレミュエラ価格になっていて、前より値上がりしています。
ありがと、カマル


ところで、カマルが彼の名前かどうかは不明
「実は彼の国の言葉で『床屋』っていう意味だったりして!」
と一家で大笑い。


温だけでなく、善(14歳)も行きたいそうで、
カマル、人気ですっ
(名前は仮名です)

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