ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

らいらん りこと、5歳

2009-09-12 | 経済・政治・社会
らいらん りこと
5ちゃいでぇ~す


とうとうキテしまったか、
さいらんみこと、47歳

いぇ、別に自分でそう名乗っているわけじゃないんですが・・・・
先日の記事に上げたように最近、血液と尿検査を受けました。

オークランド在住の方はご存知のように、市内の公共医療機関指定の検査機関は1社しかなく、それが最近メディラブからラブテストに替わりました。(コワいけれど、利権のなくなったメディラブは市内では実質廃業では?)

ワタクシの場合、ファミリードクターの指示で検査を受けているので、
検査費用は全額国持ちで無料です。
検査する場所はラブテストしかないので、さっそく行ってきました。

担当してくれた看護士さんはキウイらしく感じがよく、採血の後に容器のラベルに書いてある名前の再確認をするように言われました。
メディラブのときは1度もなかったことなので、
「丁寧に慎重にやってるんだなぁ。」
と好感を持ったものです。
名前はきれいなブロック体で書かれ、もちろんスペルも正確でした。

2日後にドクターに連絡を取ると、
「まだ結果が来ていない。」
とのこと。通常より遅めです。その翌日に再び電話すると、
「ラブテストがそんな検査を受け付けていないと言い出してるので、再確認させてまだ電話する。」
とビックリな話に@@ けっきょく検査結果が見つかったのは午後遅くなってからで、夕方になってやっと検診へ。

なぜ検査結果が迷子になっていたかというと、ワタクシの姓も名もなぜかともに「L」から始まり、
Likoto Lailan
になっていたため、名前で検索してもまったく引っかからなかったため。
生年月日からも検索できるようなのですが、そちらも、
2004年2月7日
つまり今年5歳!(月日は正確ですが)

これってタイプミスというより、
ほとんどわざとじゃないかと思うような話では? 
5歳のコが採血を受けるなどかなり稀だと思うので「2004年」とキーインしたときに不思議に思いませんかねぇ?

先生も頭をふりふり、
「ラブテストになってからこんなことばっかりだ。他のドクターの患者の分が回ってきたりもするからその逆もあるわけで、時間がかかるんだ。」
とかなり辟易した様子┐(  ̄ー ̄)┌

さっそく今日の新聞にもこんな記事が。
「ラブテストの不備に医者が非難ごうごう」


アンケート結果によると、
ラブテストを
Very Good とするのはたったの2%
Bad とVery Bad を合わせると60%
移行期間なので仕方がない部分もあるでしょうが、これって扱うものが扱うものだけにかなり深刻では

こうなると今はなくなったメディラブの株が上がるってもんで、
Very Goodは85%

でも、そもそもメディラブが利権を失った最大の理由は、
1社独占、親方日の丸、じゃないけど国
という立場を利用して、どんどんコストを吊り上げていってしまったこと!

健康体で自分で採血に来られる人にまで、希望があれば自宅まで看護士が出向いて採血していたりなど、
っざけんな~
なことを営々やってたんですな、これが。費用は国持ちですから医者には関係がなく、コストを度外視すればメディラブ万歳!なわけです。

なぜその失敗から学んで2社体制にしなかったのか?
いつか来た道、にならないことを祈ります

近く血液検査に行く予定の方がいらしたら、時間に余裕を見て行った方がよさそうですよ~

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