ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

わたくしはここにいる

2009-03-29 | 私事・リタイア・人生
「自分探しの旅・わたくしには
そのような旅はいらない
なぜなら
探さなくともわたくしは
ここにいるのだから」


これ叶恭子さんのブログで見つけた言葉です。


「まったくその通りだよね~☆」
と妙に納得。同い年のトラ年ということもあってか、ブログ開設以降、なんだかとっても親近感を覚えています。それまでは、
「お互い女性という以外、な~んにも共通点なんかないし~><;」
と思っていたので、意外なサプライズでした。

ワタクシは常に即断即決のヒトで、基本姿勢は有言実行。
守れない約束はしないようにしています。
NZ移住も一瞬の閃きで決めてしまったし、転職やマイホームの購入など比較的大きな変化もほぼ即決です。人に相談しません。等身大の自分をわかっているからか、背伸びもしなければ見栄も張りません。

というか、その場で決めてしまうので人に話すときはすでに事がその先に進んでしまっているため、後日談にしかなりません ̄m ̄+
ただ結婚してからは礼儀として夫には事前に言うようにし、彼の意見も聞くようにしていますが、ワタクシの性格をよく知る夫は、
「もう決めたんでしょ?したいようにすればいいじゃん。」
の一言でおしまいです。(言うだけで聞かないといという話も><;)

最後に迷ったのは23、24歳の台湾留学中に一時帰国した時に、とある大手出版社の社長秘書に、という話があったときでした。
その出版社は当時カリスマ社長がいて(大学の先輩でした)大学時代とても憧れていた会社で、出版物にもずい分お世話になりました。紹介の労をとってくれた編集者にも恩義を感じ大変迷いました。

・・・と言っても時間にすれば数時間のことでしたが。
その間に、台湾に戻る飛行機の予約をキャンセルし、また入れ直し、またキャンセルし、編集者とも何度か電話で話し・・・とやって、
最後にもう一度予約を入れたところで気持ちが固まりました。

日本に戻る気持ちが毛頭ないこと。
秘書という仕事が自分にはまったく向かないこと。
憧れと恩義では仕事にならないこと。

冷静に考えれば迷うよすがもないはずの話だったのですが、なぜかあの時は自分が見えなくなっていたようです。ただ、あの経験と通じ「迷いのからくり」を知り、それ以降はからくりにはまらなくなり、今に至っています。自分がわかれば迷うことも悩むこともなくなるようで、 ある意味、楽です~♪

もちろん即断即決が常に吉と出るわけではありませんが、さんざん考えとことん人に相談しても結果が吉と出るとは限らないわけですから、自分で考え、自分で決め、自分で結果を引き受けるのが(人や物事のせいにせず)ワタクシには一番性に合っているようです。

それに自分にしかわからない第一印象、物事に対峙したときに真っ先に心だか頭だかに浮かんだものに従うのが一番間違いが少ないというのも、今までの経験で何度も学んだところです。

恭子さんもワタクシもほとんどアラフィー。年季入ってます。
どーんと、ここにいますよん♪


・・・かと思えば、
「ドレスでスッポン?」
という庶民にはハテナハテナな写真やエピソードもいっぱいで、他に類を見ない記事がなかなか楽しいです、このブログ


最近の夕焼けは赤みが濃くてとてもキレイです。

しかし、この摩天楼、オーストラリア資本のビルばかり´ー`ゞ

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