ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

青空の下の暴風雨

2006-11-09 | 移住生活
オークランドは昨夜から今夜にかけて、大変な暴風雨でした。

私は元々、台風が大好き_  
自然の凄まじい力を見せ付けられ、
「人間なんてちっぽけな存在なんだよね~」
と謙虚な気持ちになれるからでしょうか?

今朝は朝から荒れに荒れ、夫が子どもたちをクルマで学校へ送って行ったほど。(普段は徒歩とバス通学)

(いつもは閉まっている屋根裏へ通じる板が玄関を開けたとたん風圧で持ち上がってしまいました@@)

しかし、10時前には雨も止み、青空が広がったので、
「裏目に出るかも≧▽≦」
と覚悟の上で、洗濯してしまいました。しかも2回も!!

結果は・・・・、やっぱり裏目にT▽T
しかし、1回目分は1時間ほど強風の中で干したので、かなり乾いていました@▽@ 続きは内干しで、夕方までには乾きました。
2回目分は完全に内干しでこれは今日中には無理でした(泣)

その後もつむじ風のような暴風雨がやってきては去っていき、そのたびに青空が広がり、そのうち面倒くさくなってきたのか(ん?)、
青空の下で暴風雨が吹き荒れていました@▽@ 

ニュージーランド以外の方にはわかりにくいこの状況、私もこの目で見るまで信じられませんでした。しかし、ここではこんな“大味な天気雨”はしょっちゅうです。南極に近いせいか上空の風の強さが半端ではなく、絨毯どころか運動場くらいに見える大きな雲がどんどん流れていき、その速度で遠くからだと煙ったように見える
暴風雨圏も一緒に移動していくのです!

雲と雲の間に太陽がのぞけば、いつものように燦々と降り注ぐ初夏の陽射し。
「おっし!洗濯でもするか!」
という気にもなるというもの。しかし、洗い終わった頃には、再び
近くまで『運動場雲』が迫ってきて、太陽が出たままバラバラバラぁぁと大粒の雨&突風が>_<

(←善の傘は、一瞬にしてお猪口どころかこの状態@@)


『怪し気な空の色、
逃げるように流れていく雲、
胸騒ぎがする巨木のざわめき、
クルマまで普段よりも足早に走り去っていく気がする午後・・・

こんな日の人っ子ひとりいない夕刻に、雨に打たれながらシャベルで庭の隅に穴を掘り、慌てて何やら埋めている怪しい人影・・・』

おぉぉ!小説の舞台じゃない。
シャーロック・ホームズ? それとも??

・・・と思いながら、私が埋めていたのはレモンとオレンジの種´▽`ゞ

これだけ水分を含んでいると穴を掘るのがラクなんですも~ん 
発芽するかどうかはわかりませんが、どうか庭のレモンとオレンジの第二世代が育ちますようにー人ー

他にも、大雨と大雨の合間を縫って草むしりをしたり(これも普段よりずっとラク、しかも明日はゴミ回収日♪)、レモンの木が折れないようにレモンをもいだりと、思いがけないガーデニング・デーに・・・。

これも暴風雨好きのお楽しみ
見てるばかりじゃなく、その中に身を置いてみるという・・・
よい子はマネしなうように(笑)
(←外の椅子もこの通り。フレンチドアに当たらなくてよかったぁ~´0`=3)

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