ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ダニーデン2回目行備忘録:2018年9~10月

2021年06月06日 | 国内:南島備忘録

前回2017年のダニーデン旅行記
を書いていたのが2019年10月
つまり、この2回目行より後(笑)


おかげで(?)2回目の記憶も頼り
に1回目を書き終えました


前回は"2周回遅れを回避"と言っ
ていましたが、今回はギリで
"3周回遅れを回避"で記録更新中


4泊5日は計15本の旅行記になり
またまた自分用備忘録です


2年連続でダニーデン

恐竜のお出迎えでスタート


再び世界一のボールドウィン

結果的にまた1位


シグナルヒルとオタゴ大学

ゴールドラッシュの遺産の学び舎


夜の中華と朝のカフェ

理想の朝ご飯が実現


遊覧鉄道シーサイダー

通勤快速のような列車で行く小旅


二尾の犬カフェ&バー

キモかわなネーミングながら・・


トイトゥ・オタゴ入植者博物館

移住者目線のオタゴ史


ハーバーサイクルウェイ

オタゴ湾とオタゴ半島を横目に歩く


ラーナック城

ダニーデンの観光名所、美しい庭園


奇石モエラキボルダーズ

世にも不思議な真ん丸の巨石


マウントカーギルとオルガンパイプス

こちらはパイプ状で連続で奇石三昧


やっぱりポートチャーマーズ

次回はぜひこの店へ


猫そしてラグビー

モーテルに出勤してくる猫トム


オタゴ博物館

マオリ視点のオタゴ史


ダニーデンのソウルフード

20年以上の老舗での出会い


旅行記は3年近く遅れても、その間
にダニーデンは再訪していません。
ぜひまたいつの日か飛びます


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ダニーデン2回目行:ダニーデンのソウルフード

2021年06月05日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
行は4泊5日でしたが、初日に
中華料理に行って以降の3日間
毎晩同じ店で食べていました。


食にひつこい夫婦でも3晩連続
はさすがに初めてだったはず。


そもそもの発端は消極的に(笑)
選んでいた店に行ったところ、



こんな看板があっても定休日



「じゃあ、お向かいさんは

老舗を感じさせる古風な店構え
に心惹かれてサンパンハウス


早目の時間だわNZの南端だわで
この明るさ。そして一番乗り(笑)



鍋と普通のレストランに分かれ、
入り口は別々で中は繋がってい
るという、変わった造りの店。

10月のダニーデンは私たちには
十分寒いので、鍋にしました。



なんと1人1つずつのマイ鍋

夫は自家製水餃子鍋
見るからに本格的スープ


冷凍餃子を入れ浮いてきたらOK



私は江湖(天下)火鍋ビーフンという
四川風ビーフン(←これ四川風)鍋

というものにしてみました。


スゴいものが来てしまった

ひと目でアタリの予感
大量の干しえのきの下には大量の
昆布と木耳が沈んでいていわば出汁


それにこれらの野菜と豆腐を入れる
完全ベジタリアン鍋でトマトが入る
ところに猛烈に惹かれました

伝統的にはほぼやらない離れ業
でもトマトの酸味はまろやかで黒酢
や赤酢を入れるのとは違う酸味に。


こんな昆布が何枚も出て来て味付け
は最小限で素材の味だけという贅沢



具材は軽くても汁でお腹がパンパン

もったいなくて残せない美味しさ💦


お店の看板メニューだったケバブとい
名のサテー(笑) サテーにしては特大



あまりの美味しさに翌日も舞い戻り



夫婦でまったく同じものを頼み、
学生ちゃん
も気に入っていました。



3日目はラグビーを観に行く前で時間
が限られていたのでレストランの方
の麺類で手早く済ませました。



鶏のスープ麺と焼きそばにワンタン



さっぱり系でとても美味しかったの
ですが、後から2人ともMSG(化学調
味料)アレルギーが出てしまい残念


味の素的なものを使っているのか焼
きそばの市販ソースに入っていたの
か不明ながら、美味しいので残念な
がらレストランの再訪はなさそう。


さすがに3日連続でやってきたので
オーナーが声を掛けてくれました。
サンパンは華人系カンボジア人夫婦
が20年以上営んでいる老舗でした。

開業した頃の2人らしくそっくり(笑)


ビジネスの売買が盛んなNZで創業者
が20年以上も店頭に立つのは珍しい。
地元で愛され続けているのでしょう。



これはダニーデンのソウルフードに。



夜がひつこけりゃ、朝もひつこい(笑)


2日目のオールプレスエスプレッソで
理想的な朝ご飯が実現したので、


4日目



最終日5日目

早すぎてサラダがまだでした💦


こちらも3回行き、お店の人に声を
掛けられるという同じ展開に(爆)



2回目のダニーデンは毎日同じ店で
構わないほど充実した食に恵まれ、
いつか再訪したら駆け付けます


ダニーデン旅行記、これにて終了


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ダニーデン2回目行:オタゴ博物館

2021年06月04日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
5日目は最終日。飛行機までの
時間にオタゴ大学を出た友人
に薦められたオタゴ博物館へ。


見事な彫刻のマオリのワカ
(カヌー)に迎えられました。



奥がマラエ(マオリの集会場)の
ような造りになっています。



透かし彫りを施した豪華な入口

マオリは昔から高い彫刻技術を
持ち今はその技がタトゥーの彫
り師にも継承されているとか。


オタゴのマオリは3つのグループ
からなり、西暦900年頃にやって
来たと見られる最初のワイタハ。
1575年に北島ホークスベイから
南下したカティマモエ、1750年
に北島からやってきたカイタフ。


入口の飾りは3グループそれぞれ
のワカを模したものなんだそう。



ドキっとするほどよくできた
マオリの子どもの人形
駆け寄って抱っこしたくなる(笑)

肌の色、筋肉の引き締まり具合
丸みと固さがなんとも健康そう。


狩ってきた動物の剥製もリアル

当時の生活感がよく出ています。


マオリは伝統的にパと呼ばれる
集落を築いて集団生活をし、パ
は集落であると同時に城でした。


マポウタヒ・パは18世紀にカイ
タフ族2グループの戦場となり、
攻めいる方は進入路の狭さに手
を焼くものの、夜の奇襲作戦で
難攻不落のパを攻め落とします。



ここは現在もほぼ原形のままだ
そうで、いつか行ってみよう



19世紀前半までオタゴは重要な
捕鯨基地でもあり、こんな小舟
で一攫千金を夢見て荒海に漕ぎ
出す荒くれ男が主に米英豪から
集まりしのぎを削っていました。

ゴールドラッシュ前の姿です。


クジラの歯に彫られた帆船



マッコウクジラの鯨牙彫刻

いずれも鯨漁師の鯨歯工芸


有力捕鯨基地だったモエラキ

当時のモエラキボルダーズ


古い写真も多数ありました。

1903年のマオリの母子


1921年のモエラキ・スクール



見事な年代物の彫刻

ドアの上に掛けるまぐさ
人類の祖先を表したもの 


マオリの祖先とされる父ラン
ギヌイと母パパトゥアヌク
人類でいえばアダムとイブ

彼らがもうけた多数の子の
うち森の神となるタネが両親
を引き離して世界に光をもた
らしたと言われています。


その後、ランギは空、パパは
大地になったと言われます。

これもランギとパパ


初めて知った1874年に創業した
ミルトン陶器の作品

ガラス器のような光沢です。
オタゴの土は陶芸にいいと聞
いていましたが、なるほど


ラグランのトニースライの土も
ダニーデンからでした。



ミルトンはダニーデンの南にある
今では人口2,000人の小さな街で
移住前2002年に訪れていました。
夕暮れのミルトンにて


トイトゥ・オタゴ入植者博物館
が移住者の歴史を、オタゴ博物館
はマオリの歴史を中心に据えてい
るようで、どちらも見終われず💦

また機会を見つけて再訪しよう。


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ダニーデン2回目行:猫そしてラグビー

2021年06月03日 | 南島:ダニーデン

ポートチャーマーズから帰り
いったんモーテルに戻ったら

トムと呼ばれる猫がお出迎え。
この名前はあくまでもあだ名。


オーナーがモーテルのビジネス
を買う前からここにいたとか。

飼い猫らしいのですが誰の猫か
わからず、ご飯もあげないのに
毎日どこからともなく出勤して
くるワーキングキャットだそう。


相当おトシのようでしたが、

写真もナデナデもOKでオーナー
曰くは「ヒトが好きみたい」と
いうとても人懐っこい猫でした。


モーテルにはもう1ぴき猫が

こちらはオーナーの飼い猫エミー


トムとの関係はびみょ~ながら



オーナー一族としてモーテル内
の見回りに励んでいました。



モーテルに戻るたびに猫がいて、
猫好きにはたまらない宿でした。


早目に夕食を済ませて夜はココ

フォーサイスバースタジアム


ドーム球場での初ラグビー観戦



無風の中でのラグビーって

芝の美しさは前評判どおりでした。


地元オタゴvsベイオブプレンティ―



マイター10カップというプロとセ 
ミプロ混成による地方代表選手権



なので観客は少なくラグビー好き
が仕事の後に見に来ている感じ。



プロの試合では学生で盛り上がる
ZOOと呼ばれるエリアは閉鎖中。



夫は青ジャージのオタゴ推し



私はどちらかというと青黄色の
ベイオブプレンティ―推し



フォーサイスバーで試合を観たか
ったので目標達成チケット代
がオークランドに比べて高っ💦



ラグビー観戦で2回目のダニーデン
の最後の夜が過ぎていきました。



ドーム球場は選手にも観客にも天
候に左右されず助かりますが、こ
ういうチームが悪天候で知られる
ウェリントンで試合をしたら
やっぱり不利だろうな~



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ダニーデン2回目行:やっぱりポートチャーマーズ

2021年06月02日 | 南島:ダニーデン

オルガンパイプスからは
ポートチャーマーズへ

暖かいカフェでひと休み。


ガレー・カフェ&バー

普通のカフェより遅くまで営業
していて前回それに救われ、今
回も。私たちが最後の客でバー
の時間まで数時間閉まるそう。


助かりました~

スイーツも充実で夫ハッピー


店の後のコートヤードが素敵。

街のシンボルの教会も見えます。


そしてレディーソーンシャクナゲ園



シャクナゲを見るには早すぎますが

(※少しだけ咲いていたのをパチ)


高台なので眺望が素晴らしい
前回来てすっかりお気に入りに。

クルーズ船は出航した後でした。
長くても1泊しかしないし~


旧ポートチャーマーズ市庁舎



港は一大木材積出し港



19世紀



現在



シャクナゲ園はかつての採石場



ポートチャーマーズの玄武岩
ブルーストーンとオアマルの
石灰岩オアマル石を組み合わ
せた華やかな石造りの建物は
ゴールドラッシュに湧いた19
世紀のダニーデンの栄華を今
に伝える歴史の生き証人です。



ダニーデン駅も



裁判所も



オタゴ大学も。



園内に残る切り出した石



ここはダニーデンに来るたびに立
ち寄る場所になることでしょう。



その後はトロッコ跡が残る港の横の
ペニンシュラビーチロードを行き、



前から来てみたかった場所へ。

ここはオタゴ半島が目前に見えます。


手前の2つの島、半島から突き出た
小さな半島が連なり列島のよう。

変化に飛んだ地形が一段と美しい


手前がゴート島。マオリ語ラキリリ
奥がクアランティン(検疫)島
マオリ語カマウタウルア



マウントカーギルからの光景

大河のようなオタゴ湾の天然の防波
堤の役割を果たしている場所です。


一帯はポートチャーマーズレクリエ
ーションリザーブ(遊休地)と呼ばれ
歩いてみるのも良さそうでした



港にあったクジラの壁画
ミナミセミクジラというそう。

児童文学作家・イラストレーター
デイビッド・エリオット氏の作品


目抜き通りにはフライングホエール
(空飛ぶクジラ)というギャラリーも
あり、次回は絶対入ってみよう



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ダニーデン2回目行:マウントカーギルとオルガンパイプス

2021年06月01日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
4日目は初日に見た印象的な
マウントカーギルへ行こう

となったのですが、ググって
みてもはっきりした行き方が
よくわかりませんでした💦


いずれにしても途中から徒歩。
だったら他にも行きたい場所
と1粒で2度おいしそうな所へ。


「ダニーデンに来るならぜひ
またこの季節に


前回そう思い、同じ季節に舞い
戻りまたまた好天続きでした。


やって来たのは、ググり倒して
見つけ出した登山口らしき所。

マウントカーギル=オルガンパイプス


実際にはこんなに奥まった小さ
な標識で目の前にクルマが駐車
していたら、見えなかったはず。



登っていくとすぐにまた標識。

二択でマウントカーギルへ。


入口が目立たないわりには遊歩
道はしっかりしていました。

なんだかもったいない感じです
が、地元民はみんな知ってる?


ブッシュを抜けると見事な景色

オタゴ湾とオタゴ半島


見渡す限りの青と緑



さらに行くと、バタースピーク



風化した地層が屏風のようです。



ここからの眺めはまさに絶景



オタゴ湾のなんと美しいこと



湾の突端のダニーデン中心部



海に突き出た人工的な建造物は



アラモアナモール(防波堤)では?



北島から来るとなんとも南島
らしい光景に感じられます。

やはりダニーデンはこの季節
と再度確信するような美しさ。


ここまで来るとマウントカー
ギルの鉄塔は目と鼻の先です。

調べたら、バタースピークか
ら山頂までは20~30分だった
そうで行けばよかったか💦
ぜひ次回にでも挑戦しよう。


挑戦したのはこっちの方でした。

オルガンパイプス


パイプオルガンのパイプのよう
な岩がそそり立っています。



でもそれが歳月とともに崩れ、
山肌が石のパイプで埋め尽くさ
れている場所でもあります。



柵も道もなく高所恐怖症の夫は
後方支援の見守り隊員決定



私1人でカメラ持参で岩登りへ



非常に大きな岩なので足元が
グラつくことはないものの、
周囲の岩や木につかまりつつ

すぐ登頂


山肌に近い場所は岩が密着して
いてハチの巣のようですが、



外側に行くにつれて隙間ができ



水や土が入り込んで隙間が広がり



いずれは1本ずつ剥がれ落ちる。

実は見守り隊員の方が危ない


この一帯はぜひまた来たい場所。
次はトレッキングシューズで






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ダニーデン2回目行:奇石モエラキボルダーズ

2021年05月31日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
3日目は、留学中の友人のお子
さん、留学生ちゃんと一緒


ラーナック城にはカフェがあり
庭園見学後、ランチにしても
よかったのですが先を急ぐので

街中のカフェでランチ


前回気になりながら来なかった
オクタゴンのキッチンテーブル



でき合いの食べ物が充実してい
て、時間がないときには便利

留学生ちゃん








店名のとおり誰かの食卓に招か
れたような飾らない美味しさ。


その後は海岸線の国道1号線を
ひたすら北上すること1時間



途中NZらしい光景を眺めつつ



やってきたのは石がゴロゴロ
している不思議な光景の海岸



モエラキボルダーズ

モエラキは地名、ボルダーズ
は丸い巨石のことです。大きい
ものは人の背丈ほどあります。


じっくり見るには引き潮の時
間帯がいいと知り、タイミン
グを狙ってやってきました

なのでほとんどが露出した状態


マオリの伝説では、これらは座
礁した船から打ち寄せられたひ
ょうたんだそう。科学的には約
6500万年前にできた石の中核部
分で約400万年をかけて丸石と
なり、これらを包んでいた地層
が浸食された後に丸石だけが残
ったものなんだそうです。
個人的にはひょうたん説推し


浸食される前の地層の中の石



まるで台地が卵を産まんとし
ているかのようで神秘的です。



表面がツルりとした完全な球形
は比較的新しいものなのか?

肌と同じでナウでヤングな感じ


年月とともに深くヒビが刻まれ



老いていくかのようです。

老境の夫婦(めおと)か?


これはほぼ同世代のきょうだい?



数世代の一族?



さらに時が経って朽ちていく



水にしっかり浸かっている方が
ヒビができず瑞々しく肌と一緒。

石の重みで砂が沈んでいるのか


石の周りには水が残っています。

そのせいかコケも鮮やかです。


丸いままでも欠けていても。



なんとも風水が良さそうな姿。


💛型に残った海水



幻想的な場所で時間帯や潮の干満
でも印象が変わりそうです。

またいつか来てみたい。


カフェを併設した観光施設も丸(笑)



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ダニーデン2回目行:ラーナック城

2021年05月30日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
3日目の朝もカフェでスタート。

オタゴ大学のすぐ近く
グッドアースカフェ


前日に見た豪華クルーズ船



オタゴデイリーの一面でした。

季節性のあるクルーズシーズン
の幕開けが地元経済にどれだけ
重要かが感じられました。


店内でホームメイドのジャムや
チャツネを販売し、可愛いデコ
レーションにもなっています。



多肉のあるテーブル

コーヒーだけで済ませて


やってきたのは



見事な庭園が広がる



オタゴ半島のラーナック城

南島のキャッスル


北島のシャトー


(※シャトートンガリロ)


NZでお城というものはこの
2ヵ所と言われています。
そもそも王様いないし~(笑)
(※マオリ王はいますが)


高台なのでオタゴ湾も対岸も
よく見えますが、また春霞。



この日は赤ちゃんの頃から知っ
ている友人のお子さんがダニー
デン留学に来ていたのを誘い、
ラーナック城未デビューと知っ
て一緒にやってきました。

クルマなしでは来にくい場所💦


移住前の2002年に一家で来た
時は庭園の散策は無料でした。
古き良き、人の少ない時代



その後の世界中からの観光客
急増を考えると有料化は当然。



それでもついつい気になる多肉



お金を払って多肉を見に来た



写真は多肉ばかりでした(笑)



もっと手の込んだ場所がたくさ
んあったはずなんですが~💦



インスタ映えポイントがそこここ
にあって、みんな撮る撮る



ここは1人ずつ座って撮る撮る




ラーナック城はラーナック家
が1871年に建設を始め1874年
に完成した個人の邸宅でした。



しかし、完成後一家は不幸に
見舞われ、実業家兼政治家だ
ったラーナック氏は自殺。長
女は21歳の若さで急逝し、城
には幽霊が出るといわれるよ
うになり、キウイの間ではお
化け屋敷と目されていますが



現在は観光名所として経営さ
れ食事や宿泊もできます。

留学生ちゃんも楽しんだそう。


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ダニーデン2回目行:ハーバーサイクルウェイ

2021年05月29日 | 南島:ダニーデン

「博物館に行くには体力がいる」
と言っていたとおりの展開で
脳をブイブイ言わせた後は(笑)


ボーっと歩こう

ハーバーサイクルウェイ
という自転車道ですが、


セントレオナーズまで5kmの
海岸線を歩くも走るもよし。



ほとんど線路と並行していて
シーサイダーも走ってます

先程車窓から見た光景の一部
を歩いてみようという事に。


肥料工場や



太極拳エリアが

あるらしいです


どこまで行ってももれなくつい
てくる、オタゴ湾とオタゴ半島



沖を行くカヌーの人たち

10月でも水上だし寒そう


すぐに大きな桟橋が見えてきて

レイブンスボーンの肥料工場


最新鋭工場



ではなさそうです(笑)



ここにあった解説によると、
NZの土壌は植物の育成に欠かせ
ないリンとイオウに乏しいそう。


世界には魚の骨や歯の化石(カル
シウムを含んでいます)が長期にわ
たって堆積することでリン鉱石を
産出する場所があり(←調べたら
圧倒的に中国で、2位がモンゴル)
イオウは天然ガスや石油事業の副
産物として生産されているそう。


これらの原材料を輸入し、このレ
イブンスボーン桟橋から荷揚げ、



工場に直接送り込んでいるそう。



すぐ後ろの線路を貨物列車が行き



沖には中国船らしい貨物船



そこに轟音をたててやってきた
まんまの列車







貨物列車かと思ったら旅客列車

豪華な車両でどこまで行くのか?


国道沿いの店の看板。ダニーデン
でよく見るタイガーティー



ポートチャーマーズでも。

なんとも猫っぽくか弱げ(笑)


そういえば博物館にこんなバス。
人気の展示物なんだそうです。

タイガーティーはNZ最大のティー
ブランド、ベルティーに1969年
に買収されたそうで、どちらも
ダニーデン発祥だったようです。


テクテク歩いてマイアらしき(?)
所まで行き、往復6kmでした。

パラダイスダックの番


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ダニーデン2回目行:トイトゥ・オタゴ入植者博物館

2021年05月28日 | 南島:ダニーデン

ドッグ・ウィズ・ツーテイルズ
を出た後はダニーデン駅付近の
トイトゥ・オタゴ入植者博物館


船型の大きくモダンな建物。
でも外観は撮り忘れました。


大雑把な館内案内ですが、

とにかく展示品が多いので
1回で観るのは無理な場所


とりあえず古いものから開始

19世紀に栄えたNZの海辺の
街の博物館ではほぼ見かける
クジラ油を測る巨大な計量器
1830年にロンドンで製造


クジラを追う西洋人たちは18
世紀からNZ周辺で漁を始め、
大きなものでは1頭当たり1.2
トンが採油できたそうです


フラックス製のマオリの小舟



19世紀にマオリ間で貨幣代わ
りに使われたガラスのビーズ

これは初めて見ました
この一帯のマオリだけなのか。


アクセサリー作りに励む私は
ガラスのビーズなど山のよう
にあり19世紀なら大金持ち



クジラ漁にかかわる男たちは
マオリの長老たちの後押しも
あってマオリ女性と結婚する
ことが珍しくなく、140人の
婚姻が判明しているそうです。
結婚はマオリとの摩擦を回避
する政略的な面もあったよう。


こうした婚姻から誕生した家
系(ファカパパ)が何世代も明ら
かになっている場合もあり、今
でも研究が続けられています。

ハバーフィールド家家系図


アザラシ漁やクジラ漁から身を
起こし、オタゴで最初の農場経
営に乗り出したJ.ジョーンズ

オーストラリアの流刑囚の息子
というところが19世紀です


圧巻のワインレッド色の部屋



オタゴに入植してきたイギリス
人たちの肖像画や写真の数々



富裕層は立派な額縁の油絵で、



庶民は絵だったり写真だったり



この博物館の根幹のような部屋。

多数のスコットランド人も。


なのでこれは分かるけれど、



こんなのもありました



1865年にはダニーデンでNZ
万博が開催されていたとは
明治維新の3年前です

こんな立派な建物まで建設。


メルボルン万博が1880年な
のでそれよりも早かった。
でも観客動員数ではあちら
100万人超、こちら3万人超。


会場となった建物は、あちら
世界遺産、こちらはダニーデ
ン病院として活用され1930年
代に病院拡張で取り壊わしに。
残っていたら世界遺産


1862年の消防車



1879年には路面電車が開通



時代はぐっと下がって、第2次
大戦後のモータリゼーションで
ビュイックでキャンプとか(笑)

これぐらいの排気量がないと
NZの田舎道でキャラバンを
引っ張るのは無理だったそう。


アンソニー・ホプキンスがキ
ウイになりきって好演した、
映画「世界最速のインディアン」
はインバーカーギル出身の
バート・マンローの話でしたが
ダニーデン版マンロー、ジョン・
マーティンが1950年代にカス
タマイズしたのがトライアンフ

1960~70年代には数々の記録
を打ち立てた名バイクだそう。



「博物館に行くには体力がいる」
といつも思っている私ですが、
「博物館の記録には気力がいる」
とも思います。忘れた記憶を
呼び起こし、再度説明を読み、
不明な点は調べたりして完成。


トイトゥ・オタゴ入植者博物館
(Toitū Otago Settlers Museum)
は、入植者という名称を使って
いますが、これは時代に即して
移住博物館(Migration Museum)
に改名すべきだと思いました。

(※これはアデレード移住博物館)




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ダニーデン2回目行:二尾の犬カフェ&バー

2021年05月27日 | 南島:ダニーデン

シーサイダーを終えてひと息。

やって来たカフェは、ドッグ
ウィズ・ツーテイルズ・カ
フェ&バー
というキモかわ。
二尾の犬カフェ&バー(笑)


前年に来た時は営業時間外
で入れなかった記憶が。



てんでバラバラな椅子の外席



古風な祖父母の家でも訪ねた
ような雰囲気でこまごました
ものがびっしり飾ってあり、



その無造作さが心地よい



ここまですべてが古くて、多く
て、不揃いで無秩序だと、もう
何がどうであっても構わない



お気に入りを手当たり次第放置
した自室のような、私的な空間



よりよく見せようという意図の
欠片も見当たらずありのまま。



チカラを抜いてただボーっと
するには打ってつけの場所

みんなも思い思いに本を読んで
いたり、書き物をしていたり、
ボーっと外を見ていたり・・・


フラッティングという共同生活
をしている学生がほとんどでし
ょうから、自分の部屋以外の居
場所として貴重な空間なのか。

たまたまだったのでしょうが、
1人で来ている人が多かった。


オタゴやサウスランド名物
チーズロールがありました

「こんなの売ってもいいんだ」
と思ってしまうような素朴さ。
こんなところも祖父母宅風


クリームとチーズにオニオン
スープの粉末を加えたものを
バターを塗った食パンに塗り
クルっと丸めオーブン焼き


他の場所では見たことがない
かーなーり地域限定食


またいつか来よう



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ダニーデン2回目行:遊覧鉄道シーサイダー

2021年05月26日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
2日目の朝ご飯後にやって来た

またまた重厚な歴史的建造物


正面の写真でお分かりのとおり

ダニーデン駅


駅前はちょっとした庭園で
チューダー調ノットガーデン



均等に陽が当たることや不断の
手入れで保たれる美しさ



道の向こうはダニーデン裁判所
地裁と高裁で左隣の建物は・・



旧ダニーデン刑務所

隣で刑が確定したらここで服役
1896年に完成し2007年まで現役
こんな街中で脱走もあったはず💦


駅舎の中は当時の贅を尽くした
空間でロイヤルドルトン製タイル

やはり公衆浴場が彷彿される


前回はここからタイエリ渓谷鉄道

に乗りました。黄色の遊覧鉄道.


今回は黄色でも通勤列車のよう。

シーサイダーというダニーデン
からワイタティという場所まで
海岸線を行く往復2時間ツアー


対岸のオタゴ半島を見ながら、



すぐにポートチャーマーズ
ダニーデンから15kmの距離



コロナ前なので豪華クルーズ船
観光バスが迎えに来ています。



クルーズとコンテナ船が一緒に
停泊しているNZらしい光景(笑)

長い桟橋が限られている証拠


静かな入り江や



緑濃い植林地

白砂のプラカウヌイベイ


視界がさらに開けて



なんとも美しい場所に。



右から突き出た砂嘴と島



高波が岸に直接押し寄せない
ためのウェイブブレイク(砕波)
島の役目を果たすラビット島

人工島のような位置ながら、
自然なのか人工なのか判らず。


ここはブルースキンベイという
静かな内海で終点ワイタティが
あり、ここで折り返しです。

クルマでも来れ、突端のドクタ
ースポイントはオタゴ大学の医
者たちが休暇で来たためついた
地名だそうで、いつか来よう


帰路も同じルートでポート
チャーマーズのココは



前回見たココ



長老派教会の脇を通過するのも



教会と線路はこの位置だから

2年連続で来ただけあって、
さすがに覚えていました


両側が水の土橋を行くエリア

もうすぐ終点ダニーデン駅


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ダニーデン2回目行:夜の中華と朝のカフェ

2021年05月25日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
初日の夜は中華料理へ。



前回いろいろ見聞した結果、
ここはやはり学生の街
食に多くを求めないことに。


夜でも飲茶のようなメニュー



中華系以外にはウケるのか?



甘めとろみの春巻きでした。



さっぱり簡単に済ませました。



見慣れないアジア人に女将
さんらしき人が出て来て、
「地元の人?旅行者?」
と声を掛けられました。



それぐらい学生以外のアジア
人が少ない場所のようです。

ゴールデンハーベスト


ここはダニーデンセントラル
というショッピングモール内

素晴らしいグリーンウォール


植物を垂直に生やす不自然さ
を感じさせないような完璧さ



愛情のかけ流しのような壁



翌朝はテクテク歩いて

(※可愛らしいデイリー)


オールプレスエスプレッソ
ロースタリーカフェ


かなり理想の朝ご飯が実現


クロワッサンに



トースティー
(※ホットサンドのこと)



そして山盛りのサラダ



これが揃う店はありそうでない。

さらに間違いないコーヒー


ロースタリーならではの作業場
的な雰囲気も好きです

ここはスタッフが最高でした


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ダニーデン2回目行:シグナルヒルとオタゴ大学

2021年05月24日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月の2年連続
南島第2の都市ダニーデン。


前回非常に天気に恵まれたの
でまたこの季節にしました。


ボールドウィンストリート
後にやってきたのは初めての
シグナルヒル・ルックアウト



小高い丘の上の見晴らし台。

オタゴ湾とダニーデン中心部


正面に横たわるオタゴ半島



垣根の区画が美しいです。



目を凝らせば目立つ建物が識
別できそうな眺望の良さ、と
いうか目立つ建物が少ない



頂上にはNZ建国100周年の碑

見ようによっては巨大な棺桶💦


領土の第2世紀の始まりに
最初の世紀に立ち向かった
先駆者を偲びこの碑を捧ぐ

(1940年2月21日)

と刻まれていましたが、こん
な碑が今でも残っているのに
驚きました。地元マオリは何
も言わないのか?200年にな
る前に博物館送りになる?


春霞が切れてきました。



マウンテンバイクで行く人たち

サイクリストのメッカらしい



次にやってきたのはオタゴ大学

ビクトリア調のデーハーな学び舎


「ハリーポッターの世界だよね~

と何度つぶやいてしまったか。


それもそのはずハリポタはエディ
ンバラをモデルに描かれていて



ゲール語でエディンバラである
ダニーデンはエディンバラを模
して建設されたので似ています。
(👆スコットランドに行ったこと
がない人でも皆そう言います)



結果、ダニーデンもハリポタ風



ただ、ダニーデンの建物は近く
のオアマルで採掘された白い石
灰岩のオアマル石を多用してい
るため、グレーとのコントラス
トが華やかさを醸しています。



さらに時計台の銅板屋根の緑青
の鮮やかな緑が華麗さを醸し、
石造りの重さや暗さが相殺され
ゴールドラッシュで湧いた19
世紀の贅と権勢を伝える姿に。



ここまで統一されていると、



新しい物の追加が大変そう💦

これはレンガ風の別素材


モダンなオブジェと。



卒業式かなにかだったらしく

キャンパスを行く着飾った生徒


男子はスーツで女子はコレ

終わったら飲み会直行かな


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ダニーデン2回目行:再び世界一のボールドウィン

2021年05月23日 | 南島:ダニーデン

ダニーデンの地味なお気に入り
ボールドウィンストリート

世界一急勾配な坂です。


1987年からギネスに登録され
観光名所になっていましたが



2019年にイギリスのウェール
ズの坂に世界一の座を奪われ
前回のダニーデン旅行記では
世界一だったボールドウィンストリート
として取り上げていました。


しかし、2020年にダニーデンの
測量士らが測量の方法に異議を
唱え、最終的にギネスがそれを
認めて再び世界一の座を奪回


ダニーデンを訪れていた2017年
と2018年はともにまだ世界一で
どちらも2年遅れの旅行記なので
話がややこしくなってる💦



急勾配のせいで見えていた人が



突然見えなくなります

クルマも上がって来るのが見え


その後完全に見えなくなって
やがて屋根が見え始めて




突然全体が見えてきます。



たかだか350mの坂なのですが
多くの人を魅了する場所です。

上り切ったところにあるベンチ


坂の途中のご近所図書館。NZ
の地方でときどき見かけます。

読み終わった本を互いに入れ
ておき、みんなで回し読み


坂を下り切ったところにあった

オタゴコミュニティーホスピス
地域の終末期ケア施設


脇にあった白いゲートの遊歩道



故人の名前が刻まれたレンガ



遊歩道の縁石代わりの木にも

故人を偲ぶたくさんのプレート


たった5日で儚く消えた命も。



が添えてあったり



ペットがお供していたり。



これからもずっと続いていき



みんな安らかに眠っているはず。



遊歩道を出たところに見事な桜



西行が詠んだ一首のせいか日本
人として生まれた私には最も生
死感を左右する花で、その美し
さと目にしてきたプレートとで
深い感動を呼ぶ光景でした。



願はくは花の下にて春死なむ
そのきさらぎの望月のころ
西行法師


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