ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:中国への引っ越し

2022年04月19日 | 浅き夢見し

久しぶりの夢の記録です


いつものように長い長い夢で
したが、覚えているのは心が
最も震えた一部分だけです。


「私」は8歳ぐらいの少女で、
雑然とした家のような場所で
たくさんの荷物に埋もれるよ
うにしゃがんでいます。殺伐
とした光景ですが、「私」は
嬉しくワクワクしています。


「あれも、これも」と荷物を
手に持つ「私」に、近くにい
た制服を着た大柄の外国人警
備員が優しそうに言います。


「中国に引っ越すんだから、
そんなに持てないよ。大事な
物を2つだけ選んでごらん」


「私」の傍にはパカンと口を
開けた空のスーツケースがあ
り、この中に新しい生活に必
要なものを全部入れるのかと
視覚的に理解した瞬間「私」
は手にしたものを離します。


「もっと小さな、日本から来
たことがわかるようなもの」


8歳なりに考え、取捨選択を
し、新天地で新しい生活を始
め、新しい友だちを作ること
に胸を膨らませていました。


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他愛もない一場面ですが、な
ぜかこの部分に心が震え、起
きてからも思い出せました。


中国というのは夢の中でよく
ある突拍子もない比喩でしょ
う。本当の中国とは無関係で
8歳の少女にとり、「とても
遠くて、大きくて、まったく
知らない場所」の象徴です。


子どもの「私」が「まったく
知らない場所」に引っ越すこ
とに不安どころか胸を躍らせ
ていたことが重要で、実際の
私には起きなかった事です。


そして「私」も制服を着た大
柄のポリネシアンに見えた警
備員も実は私だったのです。


夢日記をつける中で気づき始
めた、登場する子どもも大人
も自分という設定。さまざま
なかたちと組合せで、何度も
何度も繰り返されています。


前回の夢見:離婚も状況はま
ったく違えど、夢としては同
じ趣旨のもので、養母と里子
という血縁ではない親子の可
能性に賭けようとしていた
目覚めた瞬間に悟りました。


今回は警備員という赤の他人
が声をかけ、見守ってくれる
だけで安心と自信を得て、新
生活を楽しみにできました。


居場所(中国)と身の安全
(警備員)さえ確保されていれ
ば、8歳の「私」はすでに1
人で生きていく覚悟でした。


警備員がポリネシアンだった
のはハワイ旅行記のために、
毎日毎日写真を見ていて、こ
ういう人を見ていたからか❓

明日は旅行記に戻ります



コメント
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