のんびり食堂

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サンドゥ、学校へ行こう

2008-11-14 22:31:46 | 韓国ドラマ
ケーブルテレビで「サンドゥ、学校へ行こう」を見かけたことがきっかけで、TSUTAYAでDVDレンタルしてみた。
2、3年前位に東京MXテレビで放送していた際に見かけたことがあったけれども、その時は全く興味がなく、「学校へ行こう」というタイトルから、V6のバラエティ番組「学校へ行こう」の韓国版(「サンドゥ」っていうアイドルグループの番組)かと思っていた。

実際のところ、このドラマは先日見たドラマ「フルハウス」に出ていたRAIN(ピ)のドラマデビュー作で、タイトルと反して、学園ドラマものでもなく、20代の男女の物語である。

RAIN(ピ)演じる27歳の主人公サンドゥはポリという7歳の娘を持つシングルパパで、娘の病気の費用を稼ぐ為に金持ちの女性達を騙して貢がせているという日々を送っている。そんなある日、初恋の人・ウナンと再会する。彼女は高校教師になっていて、ポリの主治医ミンソク(イ・ドンゴン)の婚約者でもあった。

全体的にはコメディなのだけど、後半はかなりシリアスな展開になっていく。
互いに好き合っているのに、離れ離れになってしまったサンドゥとウナンの物語ではあるものの、色んな人が絡んで来る。とはいえ、複雑な人間関係ではあるものの、丁寧に作られていてとても見応えがあった。
韓国ドラマに限らず、日本や米国のドラマでも、登場人物の中で「うわ~、こんな奴嫌だ~」という微妙な人が何人か居たりするのだけど、このドラマはそういうことが少なく、皆、愛すべきキャラクターの持ち主であった。
その中でも私のお気に入りは、ウナンの婚約者ミンソクである。彼は、登場人物の秘密や隠し事を最初に知ることが多い。最初はあまり隙もなく、ちょっと嫌みな奴だったけれども、後半に行けば行く程、とても好感の持てる人に変わって行く。15話の彼の行動は本当に脱帽モノ。
また、フルハウスでは、RAIN(ピ)のルックスが最後まで好きになれなかったのだけど、今回のドラマのRAIN(ピ)は、彼の顔に慣れたせいか、後半からかなりカッコ良く見えて来て、最終話とか彼が登場する度にドキドキしてしまうほどになった。不思議なもんだね…。
ヒロインのウナン演じるコン・ヒョジンは今ケーブルテレビで視聴しているドラマ「ありがとうございます」にも出演していて、かなりお気に入りの女優さん。すごく美人ていうわけではないけれど、とてもスタイルがよく、親しみがわくルックスの持ち主。

10話を超えたあたりから、登場人物一人一人の置かれた状況がとても切なく、最終話は見終わって、涙が溢れた。全く想像もしなかった展開で、ドラマの最初の雰囲気とはガラっと変わって、「なんでこうなるの~!?」とも思ってしまう。が、後半の流れをずっと見ていると、それも仕方ないのかなーとも思う。とりあえず、見終えて、タイトルでもある「サンドゥ、学校へ行こう」の意味が分かった。

「私の名前はキム・サムスン」の次に好きなドラマである。

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