黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて亡くなった事件をきっかけに広がった人種差別への抗議デモを受け、エスパー米国防長官は17日、すべての米軍施設で、南北戦争(1861~65年)で南部連合が使った旗を掲揚することを事実上禁止した。
東京都内で17日、新たに新型コロナウイルスの感染者が293人確認されたことがわかった。小池百合子知事が同日、報道陣に対し、明らかにした。16日の286人を上回り、過去最多を2日連続で更新した。都内の感染者は9日連続で100人超となった。
新型コロナウイルスの感染経路について、これまで言われていた「飛沫感染」よりも、より遠くまでウイルスが到達する「空気感染」する可能性があるとして、各国の専門家らがWHOに対策のガイドラインを変えるよう求める書簡を送りました。
東京都内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、都は15日午後、専門家らを交えたモニタリング会議を開いた。警戒レベルを4段階で評価している感染状況について、これまでの「感染が拡大しつつある」から、最も深刻な「感染が拡大している」に引き上げた。
河野防衛相は14日の閣議で、2020年版防衛白書を報告した。新型コロナウイルスの感染拡大を契機とした中国の動向について「自らに有利な国際・地域秩序の形成や影響力の拡大を図っているとの見方がある」と警戒感を示した。沖縄県・尖閣諸島周辺での領海侵入は「一方的な現状変更の試みを執拗に継続している」と例年より表現を強めて指摘した。
小池百合子都知事は13日、政府が消費を促すために予定している「Go To キャンペーン」に触れ、「病気などで体調不良の方は都外へお出かけにならないでください、ということは伝えているが、無症状の感染者も出ている中で、どう仕切りをつけるのか。これは国の問題だ」と述べた。
トランプ米大統領は11日、ワシントン郊外の米軍医療施設を視察した際にマスクを着用した。3月に新型コロナウイルスの感染が全米で拡大してから報道陣の前で着用したのは初めて。マスク着用で感染防止を率先する姿勢をアピールすべきだと訴える与党・共和党に配慮したとみられる。
政府は10日、新型コロナウイルス対策で行ってきたイベント開催制限を緩和し、5000人の観客入場を認めた。22日から始める旅行などの需要喚起策「Go To キャンペーン」と合わせ、社会経済活動の再開をさらに進める方針だ。
中国の中南部が記録的な豪雨に見舞われ、約2000万人が被災するなど洪水被害が拡大している。世界最大といわれる「三峡ダム」の水量が貯水能力を超すとの観測が出たほか、新型コロナウイルスの震源地である湖北省は、本格的な復興に踏み出すいとまもないまま、今度は深刻な水害に襲われた。
東京都で10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに243人確認されたことが都への取材でわかった。2日連続で過去最多を更新した。小池百合子知事は10日午後の定例会見で、都内の感染状況について、「警戒が必要な段階と認識している」と語った。
東京都内で9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに224人を確認したことが都への取材でわかった。200人を超えるのは4月17日(206人)以来で、都内での1日あたりの感染者数としては過去最多となる。
トランプ米大統領のめいで臨床心理士のメアリー・トランプ氏が近く、一族の内幕を暴露する本を出版する。7日に本を入手した複数の米メディアによると、トランプ氏について「生き方として、いかさまを重ねている」と書き、大学受験にあたって「替え玉受験」をいるした、などと主張している
政府は、九州地方の豪雨を特定非常災害に指定する方向だ。菅官房長官は7日の記者会見で「特定非常災害の指定も検討しつつ、一日も早い被災地の復旧・復興に取り組む」と述べた。
気象庁によると、九州では7日にかけて局地的に非常に激しい雨が降る見込みとなっている。熊本県水俣市や芦北町などでは、すでに7月の降水量の平年値を超えており、土砂災害や河川氾濫に厳重な警戒を呼びかけている。また、鹿児島市のショーパブで新型コロナウイルスのクラスターが発生した。
米国で銃の販売数の指標とされるFBIの身元調査件数が6月、統計を取り始めた1998年以来、月別としては過去最多を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大や、警官による黒人男性の殺害に抗議する暴動の広がりへの不安感が、銃の販売増加につながっているとみられる。