阪神大震災の経験や教訓の風化を防止し継承しようと、神戸市は16日、復興委員会の議事録など震災関連の公文書約5700点の公開を始めた。文書の目録は市のホームページで掲載し、情報公開請求があれば応じる。避難所の壁新聞や炊き出し受け入れ簿の写しは市役所で常設展示している。当時避難所となった神戸市中央区の小学校体育館や教室で掲示された「小野柄小学校避難所新聞」は、震災から3日後の1月20日から避難所が閉鎖される7月29日まで、86号が小学生によって発行された。新聞には援助物資の情報や「協力してほしいこと」などが手書きされている。
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