12日には、山火事による濃い煙や灰が米ロサンゼルスからカナダ・バンクーバー(Vancouver)までを覆い、リアルタイムで大気環境情報を伝えるスイスのIQエア(IQAir)グループによると、世界で最も大気が汚染された上位5都市は、すべて米西海岸だった。
米西海岸で山火事被害が広がっている。ワシントンとオレゴン、カリフォルニアの各州では現在も複数の大規模火災が続いており、米メディアによると死者の数は3州合わせて少なくとも26人になった。都市部の近くに火の手が迫ったオレゴン州では、約50万人に避難準備の指示が出ている。