おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

澤田政廣記念美術館

2011-02-06 16:04:58 | 静岡
澤田政廣記念美術館は 梅園に隣接して建てられた美術館です。
本来この美術館は 入館料300円なのですが、
梅園が有料になる「梅祭り(←入園料300縁)」の時に限り こちらは「無料」にして頂けるそうで・・・
「それは それは ありがたい」と訪ねてみました。
 
↓まず 外観がユニーク。
 どこか 未来的で でも不思議な「古色」がついていて・・・
 まるで「人工廃墟」のよう_。
 
↓壁の塗装のせい でしょうか?
 
 
↓こちらが正面玄関です。

中もとても個性的で グロッタ(人工洞窟)のような雰囲気でした。
澤田さんの作品は 宗教的な木彫 幻想的な彫像が多いのですが
それらが 美術館の中で (陳列ケースにチンと並んでたりなぞせず)
生きて いるように思われました。

とても とても 素敵な美術館でした。

↑「蒼穹(アオゾラ)」自由が丘のロータリーにある「自由の女神像」の双子の姉妹のようです


あまりに 作品と入れ物(美術館)がマッチしているので ちょっと調べてみましたら_
この建物は 熱海市の建築課が 澤田さんの作品を収めた谷村美術館を参考にして作ったもの_ とわかりました。
で、
谷村美術館 というのを調べたら_
1983年に村野藤吾が作った 村野氏最後の作品だとわかりました。
で、
画像を探したら・・・
谷村美術館の画像
思わず 「わあああ」 と声を上げそうになりました。

これは 行ってみたい!
と思ったのですが 
こちらは先年閉館になっておりました・・・。
残念。
話を戻しますが_

なるほど、熱海の建築課の方は この美術館を参考に 「澤田政廣記念美術館」を作られたのか。形は違っていますが 非常に印象の近いものになっていますよね。
深く納得し 又改めて 熱海の建築課の方(お名前を存じ上げないものだから・・・)にも尊敬の気持ちをもちました、です。

最新の画像もっと見る