星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

君と焚火とオーディナリーLIVE~その5

2013-07-04 13:03:08 | 馬場俊英

楽しい焚火を囲んでのキャンプファイヤーの時は過ぎて。。。

馬場さんタイムになりました。3人のサポートさんたちも残ってくれましたよ(細井さん、岩井さん、西海さん)

 

馬場:暮らしの中に情景が浮かぶ歌は、記憶のシーンに連れて行ってくれますね

 

馬場さんの歌は、特に暮らしの中の細々とした小物がでてきますね。冷蔵庫とか掃除機とか。。。

暮らしの中でも、例えば季節の変化や町の様子、直接、自分の気持ちを訴えるだけではなく、情景を詠むことで気持ちを表す。歌詞と歌詞の行間に妄想をフルに稼働することで、アチラ側の歌が、自分の歌になってしまう事が、少し昔の歌には多かったような気がします。

もう昔のアルバムを見ることは、本当になくなってしまいましたが、歌を聞くと、その当時にタイムスリップ

最近では、封印していたはずの思い出さえ思い出してしまうのは、年のせいかしらね

 

ただ君を待つ

 

馬場:たくさんのラブソングを作ってきましたが、ふと、歌の中のあの主人公たちは、いまどうしているのかな~とおもって作りました。二十年後の恋 です

 

歌詞の中の二人は、20代で恋をして、やがて30代 あっという間にそれも終わって・・・ということは、いま40代の二人でしょうか

私事で申し訳ないのですが、私は先日29回目の結婚記念日を終え、ただいま絶賛50代

さしづめ三十年後の恋でしょうか

 

   こどもたちは今頃どうしているだろう 夢をみているかな おばあちゃんの胸で ってか

私が40歳の時、下の息子が中学生だからね、なんか反抗期の息子とバトルの毎日だったな~

いまはね、二人とも家を出てしまって、sUnさんと二人暮らし

いつかこんな日が・・・の未来にいるわけですけどね。。。

胸を焦がす情熱の炎は、とっくに消え、種火さえ消え、いまは灰だけ。。。

sUnさんなんか、ハゲになったし部分入れ歯になっちゃったし、もうモテないし、もう諦めるしかないよな~ってことかしら

お互いを支え合うも昔と意味が違って、どちらかというと介護の意味合いが強く。。。

と、現実はこんなものですが、歌の中の憧れに逃避するっていうのも、アリですよね

 

な~んて、無駄話をしてしまいましたが、コンサートでは、この時、すっごーーいハリケーンが起こっていました

ホールの中ですからね、外がどれだけ大荒れでも、雨風に濡れるってことは、ありませんよ。

 

間奏のときに、キーボードを弾いていた太いけど細井さんが、ハーモニカに持ち替えて演奏しだしたんです。

それがね、すっごいの

ハーモニカのようで、ハーモニカに聞こえない 音色も音域も、とっても広くて豊かで、口で吹くキーボードみたい(←ピアニカじゃないよ)

調べてみたんですが、クロマチックハーモニカっていうのかしら

ちょっと今までの二十年後の恋より大人っぽい印象になって、二十五年後の恋になったような感じです。

クールでお洒落で、恋の炎はまだまだ消えてないゼ みたいな、1ランクした感じ

 

馬場さんも、歌い終わって、思わず「細井さん、素敵ですね~

いや、ほんと、素敵でした

 

そこへ、赤シャツから真っ白なジャケット姿に衣装チェンジされた伊勢さんが登場

細井さんの素晴らしい演奏に酔っていた私たちを、白ジャケット一つで覚ましてしまう正やんは、やっぱりスターです

 

伊勢さんが選んだ馬場さんとのコラボ曲は、平凡(ロングバージョンで)

私的には、まさかこの曲を選ぶとはです

馬場さんの中でも、挑戦的な曲ですし、かなり馬場色が濃厚な色なので、どうかしら。。。

ところが、そんな私の心配は杞憂でした

正やんのギターも歌声も、ロックスターの様でしたよ。ちょっと頑張ってる感は、やっぱりありましたけどね

でも、周りから大御所と呼ばれている人の、チャレンジ精神というか、カッコよかったです

そして、なにより岩井さんのエレキが、渋くてセクスィーでカッコイイ

いままでの平凡より、陰影があるというか、影が長くなってる印象で、これはこれで、とっても素敵でした

 

伊勢:ちょっと息を整えて。。。(ハァハァ) 元気になるって、こういうことなんだナァ~ 馬場君は、オーディナリー(※普通の 平凡の)ということをとても大切にしてる感じだけど、世の中で一番オーディナリーなことって、男と女が存在することで。男と女、真反対なのに惹かれあったり反発しあったり、真反対の存在だから存在しているんだろうね。何か学ぶために、出会ったり別れたりしてるのかな。

20代の半ば頃の歌で君と歩いた青春

そしてレミングの街

レミングの街は、私的に新曲(初めて聞いた曲)でしたが、とってもカッコイイ曲でした

そして、なにより印象的だったのは、それまでどんな激しいフレーズも椅子に座って弾いていた岩井さんが、この曲で、立った

そう、立ち上がって演奏したんです。岩井さんが立ったってことで、大喜びしてたのは、たぶんあの会場で私たち夫婦だけだったでしょね。

 

伊勢:とっときのラブソングを。息を整えて お前だけが

 

 

馬場俊英DVD『実録・平凡2011~2012』より「平凡」ライブバージョン

 

 


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