つい先日、桶谷の本部の会員向けの折り鶴という新聞に桶谷先生の思い出について書いてほしいと依頼がありました。
原稿用紙2枚ではありますが、丁度良い機会と思ってすぐに書きました。
もしも桶谷先生に出会わなかったら歌の文句ではないけれど、今頃何をしていたでしょうか。そんな文章の書き始まりでしたが、走馬灯のように色々なことを思い出しました。
桶谷先生と出会ってから四半世紀が過ぎようとしています。
本日休診日ではありましたが、乳房のトラブルがあって来院されましたお母さんが、「開業の仕事って大変でしょう」といわれました。
ん?大変なこと? 訊ねられましたが大変なことってないなー。と答えました。本当にそう思っています。
だってね。飽きることがないから。
商売という言葉でたとえるのは変だけど、昔から商い(あきない)と読むぐらいに、飽きないから続けることができているのかもしれません。飽きっぽい私がです。
出会うお母さんたちと笑ったり時には一緒に涙を出したり、日々そう過ごしているので仕事というよりも、生きがいにつながっているのかな。
だから大変というより、感謝という言葉が真っ先に浮かびます。心からそう思っています。
ありがとう。
平成22年4月30日