昨年から、楽しみにしていた神代桜(山梨県武川町)。天気に恵まれて、そして満開の日に神代桜に出会えて最高でした。推定樹齢2000年です。根回り11.8メートル.エドヒガンザクラです。
日本の桜の古い3本の指に入ります。天然記念物でもあります。
見てください。木の幹がボコボコこぶのようになっていて、本当に年寄り桜だなと感じますが、しかしそれでも尚しっかりときれいな桜を咲かそうと頑張っている姿に思わず手を合わせてしまいました。そうですねー。自然体に木を拝んでしまいました。もしかして初めての経験かも。そんな気持ちになったのは。
木の中心部の幹は雪に折れたようです。
まだ東北では桜が咲いていないので、丁度満開の時に合わせていけたらなーと思っていましたが、友人との数回の電話のやりとりで、日程を決めました。決めた日から、寒い日が東北では続いたので、大丈夫かなーと心配もしましたが、良かったー。ビッタシカンカンでした。
この桜の木は韮崎市にある、300年の桜です。ワニ塚の一本桜です。すっきりと立っております。神代桜の木と違って、若さを感じる木ですね。まあー、そうはいっても300年は経っているのですが。でもこぶこぶがないので、やっぱり若いなー。
遠くの山は、八ヶ岳です。朝早く起きて(6時ごろですが)、桜の周辺にはあまり人がおりませんでした。駐車場には車がいっぱいなのになー。おかしいなーと思ったら。
静かにシャッターチャンスを狙っている人たちが反対側にいっぱいおりました。思わず笑ってしまいました。誰ひとりおしゃべりする声も聞こえなかったのでそんなに人がいるとは思わなかったのです。
朝日に当たった部分の桜の木が、黄色く見えました。
こんな朝早くに桜を見に来たのも初めてでした。一緒にいったみんな一本桜のとりこになりました。
若い時には一本桜には興味がありませんでしたが、今回の旅で更に桜が好きになりました。
桜が好きだった母親を、桜を通して母親の姿を思い出します。私が生きている間は、桜をいっぱい見ようと思っています。
私の目を通して母も桜を見てくれるような感じが致します。
東京の狛江市の桜並木です。都内でこんなにきれいな桜並木があるなんて知らなかったな。ずっと街道沿いにさくらが満開でした。
大満足、大満足。